前回の日記で少しふれたが、加島屋酒店の息子さんから日本酒の話を聞いている時に、お猪口を見せて頂いた。
当方、酔っているため、どのような話から息子さんがお猪口を取りに行ったのかイマイチ覚えていない・・・申し訳ないっす。そのお猪口がこれ↓。(ケータイで)
上原浩さんの至言とのこと。改めてWebでカチャッてみた。(以下、Wikiより抜粋)
~上原 浩(うえはら ひろし、1924年 - 2006年5月1日)は、日本の酒造技術者、元財務局課税物件鑑定官、元鳥取県工業試験場技官、鳥取県酒造組合連合会技術顧問、蔵元交流会常任顧問、日本酒サービス研究会(SSI)最高技術顧問、ここに美酒あり選考会審査委員長。
代表作『夏子の酒』で知られる漫画家・尾瀬あきら氏は、上原氏が顧問を務める「蔵元交流会」の特別会員であり、上原氏が指導のため九州へ行く時でも、東北を回る時でもペンとカメラを持って付いて行った。漫画のネタを仕込むためとの理由であり、漫画のネタ元になっている。そして作品中に上原自身をモデルにした元広島国税局鑑定官の「上田久」という人物も登場している。~
そうそう、加島屋酒店の息子さんがいくつかの酒蔵で酒造りを体験したのも、神亀酒造をはじめ純米酒をつくる酒蔵といっていた。
『全量純米蔵を目指す会』というWebサイトに、上原さんの著書からの引用が紹介されている。
~私は純米酒に割り水をかけて、ぬる燗にして飲む。こうして飲めば口当たりが軟らかくなり、ふんわりとした旨みが広がり、酒に合う料理の幅もうんと広がる。燗酒は胃壁からの吸収が早く、心地よく酔っていくから、飲み過ぎることも少ない。~という。
“純米酒に割り水をかけて”というのはどういうことだろう?水を加えるということか。水を加えて単に薄くなるのでは美味しくはないだろう。水を加えても味やコクはそのまま残る、そのような純米酒を選んで飲むということなのかな。今度、息子さんに聞いてみよう。
また、同ページには~造り手(蔵)と米農家と小売店・料飲店とともに運命共同体としてのパートナーシップに基づいて、消費者に美味しいお酒を飲んでもらうこと。~との記載がある。お猪口の流れで息子さんが言いたかったことは、このことなのだろう。
個人的には、日本酒は昔から庶民の飲み物と思っている。日本酒も進化するだろうし嗜好も変わるだろうけど、手軽に美味しく飲める日本酒は本醸造だと思う。
純米酒(純米吟醸、純米大吟醸を含む)は、美味しくとも割高だ。でも、純米酒のぬる燗。是非、試してみたい飲み方ではある。
上原氏はこう言っている「問題なのは、お金を出してでも飲みたいと思う酒が少ないことだ」。今は増えていることでしょう。
米の種類とかもあって、酒造りっていろいろとポイントがあることがわかりました。
神戸までコンサートを聴きにいったのですが、日本酒造りとコーヒーの勉強もして帰ってきました。
私は「夏子の酒」で改めて日本酒っていいなぁ~と思いましたし、
勉強になりました。あれっ?あのコミックはどこに?