シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

国際映画祭っつうのは

2009-09-12 | 豆知識的な…

前の日記で、映画『ACACIA』の事を書きましたが・・・東京国際映画祭って?そもそも国際映画祭って…よく解らん!という無知具合だったでのカチャってみた。

世界には2,600余りの国際映画祭があるようだ。その中で、世界24カ国が加盟する「国際映画製作者連盟」(世界の映画産業、映画祭の諸問題を改善、検討する国際機関。本部:パリ)が公認する長編映画祭が権威がある。

その中で、映画祭の規模やマーケットとしての重要度から、次の映画祭を「世界三大映画祭」ちゅうわけだ。

カンヌ国際映画祭(フランス)
 1946年~。世界で最も権威のある国際映画祭。最高賞はパルム・ドール。
 日本作品では「うなぎ」、古くは「楢山節考」「影武者」。

ベルリン国際映画祭(ドイツ)
 1951年~。社会派の作品が集まる傾向がある。最高賞は金熊賞。
 熊はベルリン市の紋章。「千と千尋の神隠し」が金熊賞。

ヴェネツィア国際映画祭(イタリア)
 1932年~、中断期間がある。世界最古だが現在は規模縮小権威失墜中。
 最高賞は金獅子賞。日本では、HANA-BI、座頭市、ハウル等でお馴染み(?)

さらに、「世界12大国際映画祭」というのもある。世界三大映画祭プラス次の9つの映画祭が含まれる。ここに東京国際映画祭が入るわけだ。
 
○マール デル プラタ国際映画祭(アルゼンチン)
○上海国際映画祭(中国)
○モスクワ国際映画祭(ロシア)
○カルロヴィ ヴァリ国際映画祭(チェコ)
○ロカルノ国際映画祭(スイス)
○モントリオール世界映画祭(カナダ)
○サン セバスティアン国際映画祭(スペイン)
○東京国際映画祭(日本)
○カイロ国際映画祭(エジプト)

東京国際映画祭は1985年より開催、世界三大映画祭に比肩し、世界四大映画祭と評価される国際映画祭を目指しているそうだ。まぁ、それはどこの映画祭でも一緒か。
とはいえ、12大に入るこの映画祭で上映できるってことは、けっこうエライことなんだな。


ところで、この中に開催国アメリカの映画祭は無いんだな~と思ったけど、アカデミー賞があったね。アメリカ映画を対象(基本)とした映画祭。だから、国際映画祭じゃないし、連盟公認の映画祭にも含まれてない。

んでもそこは映画大国アメリカ。その知名度故にマーケットへの影響力は国際映画祭の各賞以上に大きく、興行成績に多大な影響を与える。このため日本をはじめ各国では、あたかも世界一の映画賞のように報道する傾向にあるわけだ。

アメリカって得意分野では他と群れない!というようなケースは他にもあるよな~。アメリカって国は面倒だな~。

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『ACACIA』観たいな~

2009-09-12 | 映画・TV・ヒーロー

初夏の港町の片隅、さびれた団地の用心棒を務める初老の元プロレスラー。その家に転がり込んだ孤独な少年。温かな住人仲間たちと海とアカシアに見守られ、束の間、親子のように暮らす日々。
互いの存在に励まされたふたりは、それぞれが本当の家族と再会し、現実を受け止めて過去の痛みを乗り越える勇気を手にする……嘘のない絆と愛情がそこにはあった。

第22回東京国際映画祭 コンペティション部門の上映作品に、辻仁成監督・脚本、アントニオ猪木主演の『ACACIA』が決定したという。

先日、テレビでもこの映画が紹介されていたが、猪木さんの役者としての評価は高く、数々の名作を生み出している辻さんとのタッグで…良い映画だと。
また、オフィシャルブログ(http://ameblo.jp/scandi/)によると、「心の隙間が“ホッ”・・・と暖かくなる作品です。」

観てみたいな~と思う。

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