ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和18年-佐保神社で入隊・入団兵の奉告祭

2016年05月28日 05時30分28秒 | Weblog
 朝のウォーキングでは、佐保神社に参拝します。この頃は、境内の大ケヤキの緑が濃くなり、営巣しているアオサギの鳴き声が賑やかになっています。

 戦時中、佐保神社では、多くの郷土兵が出発の祈りを捧げ、また、帰還の報告を行いました。また、銃後の人々は皇国の戦勝、兵士の武運長久を祈りました。このブログでもそうした祭について紹介してきました。
 参拝するとき、そうした過去について思いを馳せ、今の平和な時代の礎となられた英霊の御霊への感謝を捧げます。

 昭和18年当時の地区の文書綴に、そうした奉告祭の案内通知が綴じられています。


 昭和十八年七月二十二日
                 社 町 役 場
区  長
     殿
各学校長

   入隊(団)兵奉告祭挙行ノ件

来ル七月二十九日午前八時ヨリ佐保神社前ニ於テ左記入隊(団)兵ノ奉告祭ヲ挙行可致候条御参列相成度
 尚御部内一般並ニ各種団体ヘモ御伝言被下度

      記

入隊兵  藤原晃一(社)  明野増夫(山国)   松井 清(家原)
入団兵  臼井 孝(社)  向 安幸(社)    藤井輝男(田中)

出発  七月三十被・・・・向
    八月一日・・・・・藤原、明野、松井
    八月九日・・・・・臼井、藤井

                  
コメント
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