ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

三草山から朝日が昇る

2016年05月01日 04時21分32秒 | Weblog




 4月30日(土)の朝はよく冷えました。午前5時20分頃に家を出て、もうすぐ日の出で赤みを帯びた東の空につられて三草山がよく見える百旗(ひゃくはた)の方へ歩き始めました。
 加東市役所から北へ国道372号を下り、視界が大きく広がる交差点まで来ると、前方の三草山の峰の南の方からまばゆい光りが射しました。日の出です。思わず池の堤に駆け上がって日の出を拝みました。池面は冷えた空気に湯気が立ち、風に流されて揺らいでいます。
 北播磨城郭研究会で三草山城の調査報告を聞いてからは山頂の稜線の形が妙に気になるようになりました。雲一つ無い透明な空にくっきりと見える三草山の山上に戦国時代の砦のような影が幻のように見えてきます。
 千鳥川への道を下り、桜堤公園の方へと歩きました。千鳥川の川面にも湯気が立ち、その中を一羽の鴨が舞い降りました。しばらく流れに逆らって泳ぎ、勢いよく羽ばたいて水面すれすれに飛び去っていきました。
 
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