スタンフォードの「自分を変える教室」を書いた心理学者のケリー・マクゴニガルさんをふとまた思い出した。
自分がやろうと思ってもなかなか出来なかったり、物事を先延ばしにしたり、やる気が出なかったり、出来ない言い訳ばかりを述べたりして困った経験のある方々が多くおられるのではないでしょうか。
心理学・脳科学などの最新の科学的成果を盛り込んだ、この自分を変える教室を振り返り、自分を変えるには、自分を知ること。
グループのリーダーやコーチがすぐに答えを導き出すのではなく、全員でブレーンストーミング(相手の意見を決して否定してはいけないのが原則)を行い、前向きな意見を全員が出し合うことや考えさすことが重要だと思われる。
やる気を増すには、不公平感を無くすことです。出来る人が幾つもの業務を掛け持ち担当するのは、人数が少ないとは言え避けるべきです。
出来る、出来ないは自分が判断することではなく、トップやリーダーさん、コーチが決めることで、徐々に経験を重ねて育む業務の一環だと考えます。
やるべきことを先延ばしにしたり、挫折するのは、ダメな人だからとか、能力が無いとかではなく、もともと人間が持っている甘えの性質だからです。
挫折しそうなとき、罪悪感や自分への失望や不安など負の感情を感じてしまう、それが変化や目標達成の過程だと気付かせて上げること、目標を思い出して自分のレールにリーダーさんが戻して上げることではないでしょうか。