One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

ピンチをチャンスに。

2013-06-11 11:59:52 | インポート

ロンドン五輪で女子バドミントンダブルス、藤井・垣岩ペアが日本初の銀メダルを獲得した陰に2004年に韓国からやってきた日本代表ヘッドコーチに就任したパク・ジュボン氏の貢献があった。

パク氏は、現役時代は国際大会の優勝が67回、シングルス103連勝という前人未到の記録の持ち主で、引退後は各国の監督を歴任し、アテネ五輪では、韓国の代表監督としてメダルを量産した。

しかし、パク代表監督は、始めの頃「名選手は、名監督にあらず」の諺に悩まされという。日本をメダルに導いたパクヘッドコーチの逆転の発想に勝利のカギがあった。

日本の選手は体が小さくてパワーが劣るため、パク日本代表ヘッドコーチは秘策を考えてロブショットを使ったロングレシーブを取り入れ、相手の攻撃をしのぐ作戦に出た。

これが功を奏し、相手の選手を疲れさすこの逆転の発想で初のメダル獲得に繋がった。

ピンチをチャンスに変える、パクヘッドコーチの采配が光る妙技かもしれませんが、しかし、ここまで来るのに色んな障壁(所属チームのコーチの意見が優先されたり、予選を通過しやすい国際試合を組んだり、ナショナルチームの合宿が無かったりと)それらを一つずつ解決するのに9年もかかったのです。

夢の勝利を信じてパクヘッドコーチのチャレンジは、今も続いています。

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