シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

厳寒期のマイボ釣り

2023年01月23日 15時41分31秒 | オフショアの釣り
1月22日(日)

1/20は二十四節季のひとつ「大寒」。つまり一年で一番寒さが厳しい時期という事です。
そんななか、風が無さそうだから出ましょうとリクエスト。
お題はマダイ。

少しでも暖かい時間帯にということで、遅めの9時出船。乗船は前回と同じH/HさんとMちゃんさん。
水温もだいぶ下がりマリーナ前で12℃。まあそんなものでしょう。11℃台まで下がることもあるかな。

近場のマダイはさすがに厳しいだろうと、目星をつけた久里浜沖を目指す。
落ちるはずの北風は落ち切らず、6~7m/s吹いてて走りずらい。

観音崎を回ると水温が14℃に跳ね上がる。
やはり沖からの潮が入ってるな。これが吉と出るか凶と出るか。。。

目指す久里浜沖に着くと、なんとまぁ水温16.8℃!
透明度の高い暖かい潮に満たされている。この辺だと今の時期は13℃台が普通だよね。

タイラバ投入。巻き巻き開始。。。

水深50m~70mあたりを探る。
潮止まりが近くあまり流れは有りません。
魚探反応は悪くないが、パッと当たるでもなく。。。
この辺の地形、ポイントは知悉してるので、ひと流しごとにポイント移動を繰り返す。



本命ポイントエリアに着くと、何艘かのタイラバ船が居た。
ああ、何十年も前からやっぱりここなんだなぁ。
粘りますが、アタリ出ず。。。



完全に潮が止まったので、普段あまりやらないどてら流しで広く探ってみるも、イマイチ。
潮の動きに敏感な岸側の様子を見に行くと、こっちは水温14℃で薄濁り。
僅かの移動でこれだけ水温、水色が変わる。この変化は魚にはきついだろうなぁ。。。

僕の経験上、魚は水温が低くても安定してれば、それなりに索餌行動をとるが、水温の上下が激しいとなかなか口を使わないような気がします。
久里浜沖は潮汐流が激しいので、外洋の潮と内湾の潮が6時間ごとに入れ替わる状況のようだ。
面白いが難しいエリアだね。



じっくり粘ればアタリも出せそうだったが、H/Hさんからタチウオに移動しましょうよ~と。
そう、手ぶらで帰るのは絶対に嫌な人なので、朝来る途中のタチウオの大船団に希望を見出したようです(笑)

まあそれもアリですね。
向かい風の中、エッチラオッチラ走水沖に戻ります。
朝からのタチウオ大船団はず~と同じ所に居ました。
場に着くと、魚探反応は底の方にバッチリ。

H/Hさんはジグ、Mちゃんさんは前回と同じイワシエサのテンヤを投入。
なんと、1投目でH/Hさんヒット!

ややあって、ドラゴン級も出た。デカッ!!!



回りの船はあんまり上がってません。たまに上がっるのは殆どジギングですね。今日はエサは厳しそう。
色んな日があるなぁ。。。

我が船も、フォールで微妙なアタリが出るもののなかなかフックアップできない。

14時で遊漁船が帰ってポイントが空いたので、魚探でしっかり群れを捉え攻め込む。
ポツポツヒット、たまに連発も!



うーん、タチウオも今日は結構難しいかも。
風はやっと止んできたけど、やっぱり寒いですね。

16時半、終了。
厳寒期の厳しい釣りでボーズだけは勘弁と、ボーズ逃れの釣りにシフトしたけど、それが正解だったかは不明。
あのまま久里浜沖でマダイをやり続けても面白かったように思います。

季節外れの黒潮分流の東京湾流入。クジラも来るわけだと納得。
これでイワシ系ベイトがたっぷり入れば、サワラが跳ね出すかもしれません。
もう少しすれば日も長くなり、どこかに春の気配も混じりだす事でしょう。

結局、一年中楽しみは尽きない訳ですな。。。

コメント
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