シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

七色・池原ダム遠征(後編)

2019年04月30日 11時25分19秒 | バス
4月27日(土)

今日は池原ダムでレンタルボートを借りて、ガイドなしで我々自力でバスを追います。
池原は-28mの大減水でスロープが使えないため、外部からのマイボートは降ろせません。(ゆえに前日の山岡ガイドのボートも降ろせず七色に変更になった訳です)

昨年も利用した”ドリーム”でレンボお世話になりました。レンタルボートは桟橋に繋げてあるので使えるのです。

早朝5時集合。まだ薄暗い。
霧雨&強風が吹いてます。そして寒い。たぶん10℃ぐらいかと。。。
この時点で、今日は天候との勝負だなぁと覚悟を決めました。

ボートは12f、15馬力2スト船外機。昨日の爆走バスボートとは全く趣が違いますが、じっくり釣るには十分なボートと思います。
ちなみに池原ダムは馬力制限があって、高出力のバスボートは乗り入れられないそうです。



昨年池原は経験してるとはいえ、大減水してるし、今のバスの状況は分からない。
取り敢えず風裏になりそうな北ワンドで開始。ここは昨年もメインとなったポイントだ。



今どういう釣りが嵌るか分からないので、やはり昨年良かったスーパーシャッドテールのノーシンカーで表層をテロテロ引いてみる。

水色は昨年の超クリアとは違い、透明度1mぐらいかな。ステインってな感じ。
昨年あれほど魚がチェイスして来たが、今年は忘れた頃にたまーに付いてくる程度。
活性が悪いのか、魚が少ないのか・・・?早くも謎にぶち当たる。

それでも、この釣り方で25と40をキャッチ。
取り敢えず攻め方としてはひどく間違ってはないようだ。



雨は上がったが風が俄然強くなってきた。
それにしても、池原の景色は別格ですね。こんな所で釣りができるだけでも幸せです。



我々は風を避けるべく備後筋に移動。
バスの姿はパラパラ見えるが、ノーシンカー系は昨日同様見切られる感じが多い。



そして、さらに風が強まり、ボートはあっちへフラフラ、こっちへフラフラでかなり厳しい。
備後筋は厳しそうなので、前鬼筋に大移動。この辺の地形はmm17さんが詳しいので助かります。

が、そちらへ行ってみると水色は白濁し、さらに暴風が吹き下ろしてくる。
何投かしただけで、再び北ワンドに逃げ戻った。

昼前にはさらにさらに風が増し、常に10m/s以上の風があらゆる方向から吹き込んで来て、繊細な釣りはほぼ困難。
それに、水面に魚があまり出てこない。
この状況を打破するにはどうしたらよいか・・・???

これを自分で考え、試行錯誤するのがバス釣りの一番面白いところだと僕は思ってる。

タックルボックスをガサゴソして、、、いつか買って殆ど使ってなかったシャットテールの付いたストレートワームをチョイス。
こいつに7gのテキサスを組んだ。
これならボトム付近を泳がすことができるだろう。
これを強めのベイトタックルにセットし、岩盤際に投げ込み、ボトムというか水中の段差を落とし込んでゆく。ボートが流されちゃうので細かな操作は不可能ゆえ、むしろ派手目なリフト&フォール。

ドン!と来て40ちょいキャッチ!



自分で考えた釣り方で釣れると、かなり楽しいですわ。

さらに風が強まり、もう風が巻いちゃってどっちから吹いてくるかわからないクレイジーな状況になって来た。
こうなるとボトム取ることも不可能なので、次はジグヘッドにグラスミノー付けて風の風向に合わせて立ち木や岩盤に投げる。
5秒ぐらいカウントダウンしてからテロテロ引いて来る戦法に切り替える。
やや沈んでいるバスにスイッチを入れさせようという考えだ。
これならボートが流れてもラインを張り続けることは可能。

で、、、これでも40がらみが釣れた!



これも狙い通りの釣り方で撮れた、嬉しい一本です。

これがテキサス+ストレートワームと、ジグヘッド+グラスミノー



しかし、さらに風は強まり、水面から激しい水煙が上がるようになってきた。
風速は15m/sはコンスタントに吹き、瞬間的には20m/s近いと思う。
もう釣りどころではない。エレキ全開にしても太刀打ちできない。ロッドも飛んで行きそうだ。

激しい突風が来ると、デッキ上に身を伏せないと立ってられない状況となった。
これ以上は危険と判断し桟橋へ戻ることにする。走る際にボートの下に風が入ると転覆する可能性があるので、mm17さんにはデッキ前方に伏せるように寝てもらい、バウが水面から離れないような措置を取りながら桟橋へゆっくりと戻りました。

13:30 無事桟橋に帰着。
12fアルミではギリギリの状況でした。中止の判断は正しかったと思います。

こうして二日間の釣りは終了。


みどり豊、魚も豊富でテクニカルな七色。
景色も魚もワイルドな池原。
この性格の異なる二つのフィールドに共通するのは、ゴーマル、ロクマルがマジで狙えるスゲー所ということ。
こんな場所で、いろいろ考え、悩み、試行錯誤しつつ、巨大バスを狙うなんて最高じゃないですか。

今回は憧れの50upキャッチという記念すべき最高の遠征釣行となりました。

また行きたいですね!


[タックル忘備録]
メガバスX7sF2.5 セルテート2500 PE0.8. リーダー10lb(6〜8lbが良いかも)ノーシンカー
メガバスOrochi X4 F2 カルディア2000 フロロ4lb ネコ
メガバスX7F2 アルデバランmg. フロロ8lb テキサス


コメント (2)
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