シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

そして渓流へ

2015年03月16日 20時24分33秒 | 淡水の釣り
3月15日(日)

管釣りの余韻で、久々に渓流ヤマメを釣りたくなった。
僕の趣味である「釣り」+「山」=「渓流」という流れは至極当然ですね。

渓流釣りも何年(20年ぐらい)もやってないので、情報やら仕掛けやらが一切無い。
近所の上州屋で糸と針とオモリと目印を購入。千円ちょっと。川釣りって安上がりで良いね。

最近の川事情も全然分からないので、取り敢えず昔よく行った桧原村の北秋川を目指す。


現地に着いて違和感が。昔のようなひなびた山村の風景じゃないんです。
観光客相手の蕎麦屋やキャンプ場がやたら出来てる。川沿いの一本道は全て駐禁となり、昔はいたる所にあった駐車スペースがまったく無い。
川はあれども車を停める場所が無く、釣りが出来ないという状況。 時代が進んだという事だろうが、何だかなぁ。


仕方ないので北秋川上流部を諦め、下方の十里木の駐車場に車を入れる。
ここは釣り人の車でほぼ満車。皆さん渓流装備の身支度をしている。話を聞くと、今日ここで漁協の放流があるそうだ。
橋の上から見ると、放流前から場所取り合戦が始まっており、さらに釣り人が続々と川に降りて行く。


釣堀じゃあるまいし、人と並んで「渓流釣り」するという文化は僕には無い。
取り敢えず車はここに置くとして、僕は十里木から上流へ釣り上ることにした。
放流場所をちょっと離れると、もう誰ひとり居ません。皆さん放流魚狙いのようです・・・

一時間ほど釣り上るが、全体的に川底は砂利と砂ばかり。川がここまで荒れているとは。。。
魚が隠れる場所が無く、魚がまったく居ないのが良く見える・・・



一旦道路に上がり川を覗きながら上流に移動。数キロ先でいくらか渓相が良くなってきたので再び川に降りてみた。
下降ルートを探しながら急崖を下る。滑落したらヤバいけど、、、楽しいねぇ。
川もなかなか良いんじゃない。やっとヤマメ釣りしてる気分になってきました。


しかしね、、、ここでも魚影が一切見えないんですよ。
ふつう、釣れないまでもピュっと逃げる姿とかは見えるんだけど、何にも居ない感じです。

そのまま釣り上るが、唯一一回だけショートバイトして反転してゆくチビヤマメを見ただけ。
あとは何にも無し・・・

支流の合流部で暫らく粘るもだめ、ここで終了にした。
スタート地点にテクテク戻り14時、車にに帰着。ウェーダー脱いでお湯を沸かしカップラーメンタイムです。


放流ポイントの釣り人たちを橋の上から眺めてたら、それなりに釣れてますね。
一人5、6匹ってところかな。
みんな一所にじっと立って、自分の前だけで釣りをしてる。まるでアユ釣りのような光景だ。
この川で20年釣りしてると言うベテラン氏の話では、やはり砂の堆積で自然魚は殆ど居ないそうで、放流魚も数日で釣り切られてお終い、とのことでした。

これでは管理釣り場と何が違うんだろう・・・
今日僕は10キロ近く歩いてます。たぶん秋川で一番歩いた釣り師かもしれない。(笑)

やはり僕は源流だな。


コメント
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