6月19日(日)
早朝5時、シーブレインのキャビンで目を覚ます。
外を見るまでもなく土砂降りの雨。2度寝しました。。。
幾分小降りになったので、マリーナを出発し県内某所の野池へバス狙い。(最近マリーナの使用法を間違えているような・・・)
本日はライトリグ用のスピニングタックルと、重量系ルアー用のベイトタックルの2本持ち。
見た目はいっぱしのバサーです。
この野池は殆ど人が居ません。
シャロー、沖のバンク、岩など変化のある所にルアーを通す。基本は好きなトップ系を投げてました。
葦ぎわのドシャローをトップを曳いたとき、そいつは突然始まった。
ドバン、バシャン、バコッっ! 魚が体をくねらすように何度もアタックしてきた。
辛うじて冷静さを維持し、3回目のアタックでフックアップ成功!
ビッグサイズではないが、そこそこのトルクがある。
ヨシヨシ、慎重に寄せ、草叢にずり上げると、、、
ありゃりゃ、バスじゃない。。。
何これ・・・ ナマズ? ニシキヘビみたいな模様があるし。。。。。。
これってもしかして雷魚様!
オオオー、狙って釣ったわけじゃないが、雷魚初ゲット! 実測45cmでした。
クネクネのたうつ姿を写真に収め、早々にリリース。
【僕にとっての初雷魚。DOG-Xをがっちり咥えてます。怪魚だなぁ。】
興奮を抑え、再びバス狙い。
自分的にはやっぱりトップが面白いのだが、いろいろ試すべくスピナベなども投入。いまいちピンと来ません・・・
再び、先ほどの雷魚ポイントに戻る。
二匹目の雷魚を狙う気満々。 だけど、雷魚ってそんなに釣れるもんじゃないですよね。
さっきのヒットポイントにルアーを通す。
・・・何も起こらず。やはりそこは空き家でした。
周辺を丹念に観察し、同じような場所を探す。
あそこだ。
かなり遠いが、思いを込めてスピニング一発大遠投。完璧な弾道でルアーがラインを曳き出す。胸がすくキャストだ。
ヨシ、届いた。
Dog-Xを、ツーーー、ツーーー、ツーーーと、ごくゆっくりとドッグウォークさせる。フロッグをイメージするのだ。
まさに明鏡止水の状況と心境。
50m以上先で小さく動くルアーが、僕の視界の中でクローズアップされる。
ザッバン! 出た! ヒッーーート!!!
一発でフックアップ成功。
さっきよりトルクフルだ。 これ、雷魚っしょー!
結構泳ぎが速い。 PE0.8号に合わせたドラグが一瞬出る。 「霧雨」がうなる様な満月を描く。
やや強引なファイトで決着を付け、草叢にズリ上げ成功。
やりました、雷魚様キャッチ!
おまけにサイズアップの55cm。
【2匹目は55cm。狙って釣った、ひじょうに嬉しい一匹です!】
一匹目は偶然に釣れただけだけど、二匹目は完全に狙ってました。いやー、こういう一匹は嬉しいです。
サイズも数も全然OK。 もう超満足です。
雷魚ってカッコいいですね。国産怪魚系の勇です。
昨年、モンゴルで釣ったタイメンを彷彿とさせる面構えしてました。
これ以上何を望みましょうか。
本日はこれで終了としました。
雷魚の世界ではポイントは明かさないのがルールだと聞いた事があります。
なので、このポイントは静岡県の某野池とだけ記しておきます。
思いがけず、エキサイティングな釣りを堪能しちゃいました。
こういう感動があるから、釣りって面白いですね!