シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

モンゴル遠征記 4

2010年09月18日 19時52分47秒 | 海外遠征
9月9日夜 さよならパーティー
最後の釣りを終えてロッジに戻る。今晩はこのロッジに泊まり、明朝ウランバートルへ向けて出発する予定だ。
モンゴリアンチームから、「今晩はさよならパーティーをやりましょう」との申し入れ。

彼らは羊を一頭連れて来た。
可愛そうな気もするが、普段何も感じずに肉を食べている自分に対し、生き物を食べる事の重要な部分を知る良いチャンスと思い、あえて最初から最後まで見学した。

     
     【現地遊牧民の”彼”。ただものじゃぁありません。】

地元遊牧民がことも無げに、咥えタバコで始めた。
仰向けにして腹に10cm程の切れ込みを入れたと思ったら、そこにグイと手を突っ込み動脈を千切る。羊は失血死で事切れるのだが、血は体内に溜まり一滴たりとも外へは出ない。ほんの1分程度の見事な早業だ。
その後、綺麗に皮をはぎ、内臓の下に溜まった血液をひしゃくで掬い取りバケツに入れる。血液は腸詰にするのだ。

     
     【可愛い羊君も、数分でマトンに。】

”ヒツジ”から”マトン”に姿を変えたあとは、食べやすいサイズに切り分け、蒸し焼きとなりました。
命を戴く一部始終、良い経験でした。

     
     【ロッジから見る大モンゴルの壮大な夕暮れ。】

さて、夕食の準備も整い、ロッジの外にテーブルを並べ、みんな揃ってのサヨナラパーティーです。
ウォッカの乾杯で始まり、日蒙で歌の交換。シャイな日本チームも、全員で合唱しましたよ。

     
     【最後の夜はお別れパーティー。ウォッカが酌み交わされ、歌声が宵の草原に響く。】

羊はとっても美味しかった。
満天の星空の下、夜の更けるのも忘れ和やかな時間が過ぎました。



こんなものが!
ロッジの壁に何かがぶら下がっています。
オオカミの毛皮でした。

     
     【ロッジにオオカミの毛皮が干されていた。羊を襲った報いだそうだ。】 
    
数日前に羊を襲ったオオカミを、ロッジの管理をしている地元遊牧民の”彼”が仕留めたとの事。
キャンプ中も、何度もオオカミの遠吠えを聞きました。
オオカミは決して人を襲わないので、危険は無いそうです。

サヨナラパーティーの後、村越さんと遊牧民の”彼”が意気投合。友情の証としてオオカミの毛皮が進呈された。
一旦、有り難く頂戴はしましたが、生乾きのオオカミの毛皮を日本に持ち込める訳も無く、後でガイドさんに進呈しました。一昼夜ロッドケースの中でオオカミの毛皮で包まれたロッドは、今だに香ばしい香りが漂っています・・・



9月10日 再びウランバートルへ向けて
早朝4時半にロッジを出発。気温3度。さすがに寒い。
ランクル80、ランクル100、ロシアンバンの3台連ねてウランバートルまで一気に走ります。3台とも無事にエンジンは掛かりました。
5日前に来た道をひたすら戻ります。

     
     【3台連ねてウランバートルへ。帰るというより目指すという感じ。まだ旅は続いている。】

     
     【先ずはランクル80のパンクから。こんな事は日常茶飯事。みんな笑顔です。】

最初にランクル80がパンク。もうこんなのはトラブルのうちに入りません。
出発して4時間、最初の難所、オボー(石の山)のある峠で朝食弁当。脱落車は居ません。

     
     【峠の「オボー」。道祖神のようなものらしい。我々も石を積んで旅の安全を祈る。】

     
     【澄み渡る空。モンゴリアンブルー。】

峠を越えると、そこからウランバートルまではひたすら草原地帯が続きます。太陽が高くなるに従い、段々気温も高くなる。
草原のそこかしこに放牧されたヤギや羊達が、遠く近くに散らばっている。
時には、横断中の動物の群れを掻き分け車は進む。

     
     【峠を下るとその先は大モンゴル草原。ダートの道が延々と続く。】

     
     【放牧されたヤギの群れ。】

     
     【こちらは羊だ。サファリパークみたいなもの。】

出発して9時間、やっと舗装された国道に出た。これで凸凹道ともお別れです。
ここから先は車のスピードもグッと上がり距離が稼げます。

     
     【国道への合流点。ここで凸凹道から開放される。】

     
     【この辺から樹木が無くなるので「ゲル」が使われる。】

国道は、草原の中を東へ向けてひたすら一直線。
右側のシートの人は、ずっと日を浴び続けることに。
左側のシートは、、、窓が壊れて開きません。
外は草原砂漠、車内の温度はうなぎのぼり。でもどうにもならず、ただひたすら耐えるのみ。

     
     【何時間走ってもこんな風景が続きます。何かの群れが横切っていますね。意外と飽きません。】

ランクル80は快調に飛ばし先行する。
僕の乗っているランクル100は、何が悪いのかマックススピードが60kmぐらいしか出ない。それも徐々に悪化している感じ・・・
最後尾はロシアンバンで、これは元々スピードが出ない。
出発して10時間。国道脇の草原に集結して、遅い昼食を獲る。

ランクル100の調子がドンドン悪くなってゆき、走行中もエンジンストップを繰り返す。燃料系のようだ。
上り坂では時速10kmぐらいまで落ちてしまう。

     
     【ランクル100が脱落。ロシアンバンが牽引するが、チト無理があるかな。】

出発して12時間、ついにランクル100がストップ。暫らく待つと後続のロシアンバンが追いついたので、牽引で進むがチト無理がある。ウランバートルまで残り230km。

先行するランクル80が、後続が遅いので様子を見に戻ってくる。
このままでは埒が明かないとなり、バンから荷物をランクルに移し、日本チームは全員ロシアンバンに乗り込み単独出発。 ランクル100はランクル80で牽引しながら後を追うことにする。

     
     【ドラマは続くよどこまでも。ロシアンバンもパンク・・・】

14時間経過。残り120km地点でロシアンバンがパンク。
何かある度に、我々は道路脇に広がる草原に出て、伸びをしたり大の字になったり。もう何が起きても驚きもしないし、腹も立ちません。すべてをそのまま受け入れます。
我々は、1週間のうちに完全にモンゴルのペースに調和しています。

タイヤ交換も終わり、再出発。ロシアンバンはガタピシ言いながらも一定のペースで進む。
乗っている我々も、ただひたすら同じ姿勢で、寝たり起きたり・・・

16時間経過。ウランバートルまで残り24km。この旅も終わりが見えかけてきた頃、ロシアンバンがエンジンストップ。よく有ることなので、原っぱで直るのを待っていたが、今度ばかりはなかなか再始動しない。段々夕暮れが迫り、やがて暗くなってきた。あれほど日中暑かったのに、日が沈むとドンドン気温が下がる。

     
     【残り24km地点でバンも事切れた。暗くなってきたし、寒いし。お手上げ~ 】

ついに不屈のロシアンバンもここで事切れた。
幸いなことにここは携帯が通じる。旅行会社に連絡して、別の車をウランバートルから派遣してもらうことになった。
我々は、暗くなってゆく草原の中で、ただただ救援部隊の到着を待つだけだ。

この場で2時間近く滞留し、替えの車が到着。ようやっとウランバートルの町に到着しました。
ホテルに着いたのは22時30分。
ロッジを出たのが朝の4時半だから、実に18時間の、長~い、長~~い一日でした。

でも不思議ですね。少なくとも僕の中には、腹立たしさや、悪い気持ちが全く起きません。
すべての出来事は、モンゴルの大自然の摂理の一部と思えます。
これも「釣りの旅」の醍醐味です。
僕らを一生懸命ウランバートルまで運んでくれた、モンゴリアンチームに感謝です。

お疲れ様でした!


参考までに服装は
空気が綺麗なので陽射しは強烈だ。
紫外線はMAX。日焼け止めを忘れると、乾燥した空気も手伝って酷いことになります。
日中の気温は30度ぐらい。カラッとしてて爽快。半袖で充分です。
一転して夜は2度まで下がり、ダウンジャケットを着込むわけです。
モンゴルでは、一日のうちに四季が廻る。


使用したタックル
ロッド  カーペンター 80ULR (もう少し長い9Fぐらいが使いやすそうです。)
リール  NEWセルテート3000 (ベストサイズでした。)
ライン  PE2号 (1.5号でもOKかな。)
リーダー 30LB (40LB以下が良いと思います。)
ルアー(タイメンキャッチ)
     1匹目 タイドミノー スリム 12cm 銀クロ(レノックにも大人気)
     2匹目 ショアラインシャイナー MM13 黒キン(これがベストかな)
     3匹目 ショアラインシャイナー SL14 マイワシ


Special Thankus!
モンゴルスタッフの面々です。
モンゴル人の名前は変わっていて、半分は覚え切れなかった。
みんな働き者で、良い奴ばかりです。

    【ツアーリーダーで通訳の アマリさん】
    【フィッシングガイド兼ランクル80担当 バイラさん】
    【日本語達者の宴会部長。働き者でいい奴。 ナンザさん】
    【ロシアンバン担当 ナンザとの掛け合いは絶妙。】 
    【ランクル100担当 いつも車内をチラ見する不思議キャラ。】
    【料理担当。料理の腕もよく働き者の”お母さん”。】
    【何担当か分らないピーターアーツ似の謎の男。】

そして、今回のモンゴル遠征の企画・催行は、フィールドゲートの市ノ川さん。
僕の遠征をいつもサポートしてくれています。釣行記もあります。
 http://www.fieldgate.co.jp/fpo/

村越さんのブログにも今回のモンゴル釣行記があります。ご覧下さいね。
 http://blog.goo.ne.jp/murakoshism/e/33ea7e9b214efbcf0d484e0777419a3d


心にしみる、思い出深い大遠征でした。


  (完)

コメント (6)
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モンゴル遠征記 3

2010年09月18日 00時28分49秒 | 海外遠征
9月8日  釣り3日目

早朝、5時半にテントから這い出る。
気温2℃。
川面に靄が立ち込め、幻想的な風景だ。

早朝から鉄板ポイントでルアーを投げ続けていた高麗さんにビッグヒット!  タイメン!!!
ドデカイ魚体が何度も水面を飛び出し、暴れまわる。相当でかいぞ!
押しの強い流れ、走る大魚、岸を走るアングラー。 河の大物釣り最大の見せ場だ。

     
     【今ツアー最大の132cm 見事な面構えのタイメンです!】

一進一退の攻防の末、岸の浅瀬にズリ上げられ勝負あり。
このツアー最大魚となる、132cmのタイメンがキャッチされた!
いやいや、見事なタイメンです。 高麗さん大興奮。オメデトー!!!

初日、村越さんがタイメンを連発したポイントへ皆で小遠征する。川が大きくワンドした先だが、草むらを30分ぐらいガサガサと歩けばショートカットできる。草むら歩きも楽しいぞ。

     
     【草むら歩きも釣りのうち。】

     
     【ズームしてみると二人とも幸せそう。70年代のフォークデュオみたいです。(笑)】

なるほど、大物が潜んで居そうなポイントが連続している。
腰までウェーディングし、対岸の深みにキャストする。
50m程上流で投げていた伊藤さん、ヒット!  タイメンだ。
見事にキャッチ。

     
     【隣で投げていた伊藤さん待望のヒッート!】

前日よりも水位が上り流れの押しが強い。僕はこのポイントを止め、足場の良い所へ移動する。
と、オオ! 同じ考えで岸から投げていた金田さんのロッドが、大きく曲がっている!
赤い尻尾が水面を叩いているのが見えた。 タイメンだ!
無事キャッチ! オメデトウゴザイマス。
これで、参加者全員タイメンキャッチ。凄い事ですね!

     
     【金田さんも続けてタイメン! 全員キャッチです。素晴しいですね!】

一旦昼でキャンプサイトに引き上げる。
午後は、中休みモードです。
近場のポイントでゆったりと釣るが、昨日のようなレノックの釣れっぷりが無い。
他のメンバーも首をかしげつつ、三々五々テント場に戻ってくる。

今日は水量が増し、濁りが入っている。どうやら上流で雨が降ったようだ。これが原因なのだろうか? 
自然は本当に微妙な事象の組み合わせの中で、調和をもって揺らいでいるんだなぁ。

キャンプは一泊の予定だったが、予想以上に河原生活は快適。なにより朝夕も釣りが出来ると好評なためもう一泊しちゃおうとなった。みんな本当に釣が好きですねぇ・・・
食料やアルコールの補充が必要なため、午後のマッタリタイムを使って、近くに遊牧民の「店」があるとの事で、僕を含め4人が興味深々で買出し班として出掛ける。

装備運搬用のロシア製オンボロバンで出発。
凸凹道を、のたりくたりと走る。
何度もエンジンが止まり、もうダメかと思うと最後の最後で奇跡的に掛かる。
急坂の途中で力尽きてずり落ちたって、2度3度とトライしてよじ登る。
河を渡るときや、妙に調子づいてスピードが出ちゃった時は、もう祈るしかない。
もう、完全にマンガのような世界です。 最高だ! 愉快、愉快!!!

「ここが村です」
なるほど、何にも無かった広大な草原に中に、小屋がパラパラと建っている。確かに集落だ。
突然現われた来訪者に、牛も人も、不思議そうな顔でこっちを見ている。

     
     【草原の中の小さなお店。この1軒で70km四方をまかなっているそうだ。。。】

一軒の小屋の前にズザザッと砂煙を巻き上げて僕らのバンが止まる。 なんか西部劇みたい。
5m四方ぐらいの小さな小屋。 そのまた小さな入り口を入ると、土間の左側にダンボールが積まれ、タバコやお菓子と僅かの雑貨が雑然と積まれている。
オバサンが一人居た。
土間の右側には、ベッドとかまどと、ほんの僅かの身の回り品。
ここは「お店」であり、このオバサンの「住居」でもあるんですね。。。

     
     【お店の中はこんな感じ。タバコとお菓子が大半だった。】

聞くと、70キロ四方に「お店」はこの一軒だけだそうです。
何に対してかわからないが、もう感動するしかありません。

16時ごろキャンプ地へ戻る。
残留組もすっかり毒気が抜けたかのようにまったりしており、支流でグレイリング釣りなどのんびりムードが漂っている。
この日は全体に釣果はパッとせず。 僕はレノック2匹で終了。

モンゴリアンチームともすっかり打ち解けている。
ひょんな事から日蒙「指」相撲が始まり、日本代表市ノ川君が勝ってしまった。
これがいけなかった。

相撲好き、勝負好きのモンゴル男たちの闘争心に火を付けてしまい、指相撲は腕相撲へ発展、ついには草むらでモンゴル相撲が始まってしまった。
何やら自信あり気な市ノ川君(柔道初段)は、あっさり負け。(笑)
ドライバー、ガイド、通訳入り乱れてのモンゴル場所が始まり、やんやの大喝采。
いやマジでモンゴル人はみんな強いです。モンゴル人恐るべし・・・

     
     【モンゴル相撲が始まった。彼らは本当に強い。】

この日の、何故か日本チームが夕食当番に。 カレー汁が大評判。
殆ど我々の口には入りませんでした。(笑)

冷え込む夜も、焚き火があれば身も心も暖かい。
今夜も満天の星空。

アー 最高だ!


9月9日  釣り4日目
釣り最終日です。この日は撤収準備があるため昼過ぎでストップフィッシング。
村越さん、伊藤さん、僕の3人は対岸(右岸)へ渡り、4日間の集大成として、下流側の秘境ポイントを釣り下る。
このポイントは、左岸が断崖絶壁のため岸に立てない。右岸からウェーディングし、左岸の崖縁を狙う訳だ。
緩いトロ場が続き瀬音がしないため、静寂の中で釣りが出来る。

100m、200m先に居る二人を眺めると、キャストする度にスプールから沸き立つ飛沫が逆光に輝きとっても美しい。
人工物、人工音の一切無い完全無垢な大自然に、文字通りどっぷり浸かって釣りが出来る喜びを、胸いっぱいに感じる。 シアワセだなぁ。。。

     
     【釣り場点景。一眼レフが欲しくなります。】

最近の僕は、釣果やサイズは二の次、三の次。プロセスとかロケーションとか仲間など、質の高い釣りをしたいと思うようになっている。
その上で、狙いの魚が釣れれば言う事は無い。

     
     【村越さんヒット! 楽しそうにやり取りしている。】

静寂を破るように、村越さんがタイメンを掛けた!
水面で暴れるタイメンはなかなかのサイズ!
安心感のあるファイトの後、浅瀬に誘導されキャッチされたのは120cm。
このサイズになると、タイメンは怪魚の様相を呈してくる。この川の主だ。

     
     【タイメン120cm 嬉しそうですね。】

今日は水位が元に戻り良い感じ。よーし、頑張るぞ! 僕も一投一投丁寧にルアーを投げ込む。
ゴンと来た!
掛かった直後、グッと止まって動かないのがタイメン。バタバタ暴れるのはレノック。
こいつ、動かない。のたくるような引き。 タイメンだ!
慎重に寄せ、無事キャッチ。
幸いにも3匹目のタイメンを釣る事が出来ました。70cmぐらいかな。

     
     【僕も3匹目のタイメンをキャッチ。】

そろそろ戻る時間となった頃、足元の小場所で僕と話しながら投げていた伊藤さんヒット!
流れの中なのでなかなか手強い。
無事キャッチは104cm。見事なメーターオーバーです。

     
     【足元の小場所でヒット。なかなか寄らない強い奴でした。】

     
     【104cm ツアー最後を締めくくる一本でした。】

昼過ぎでストップフィッシング。
いやはや、3人ともタイメンが釣れました。やはり凄い所です。
最高に綺麗なロケーションの中、少人数で気持ちよく釣る事が出来ました。大満足です。

     
     【偉大な自然に大満足。素晴しい釣りを堪能しました。】

テントサイトまでは直線で約1km。膝下ぐらいのブッシュの中を一直線に横切って帰ります。
雄大な岩壁や優雅な山並みを遠望しつつ、ロッドを片手に歩く草原。
空は晴れ渡り、一点の翳りも無い モンゴリアンブルー。
実に爽快です。
今回の遠征を締めくくる最終日、最高の釣りを堪能しました。

キャンプサイトに戻るとすでにテントは撤去され、3日間過ごした河原もガランとした風景に戻っています。
ゆっくりと釣り装具を解除し、大満足でエギー河を後にしました。

また来れるといいな!


(最終章に続く)

    
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