悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

東日本大震災から半年

2011-09-09 21:07:16 | Weblog
 小学校近くに数本の高圧線鉄塔があるが、数日前から五番町ハイツ前の鉄塔に被いが掛かり、塗装作業が始まった。錆落としをしてからペンキを塗るため多いが必要なのだろう。ただ作業は暑くて大変だと思う。
 
 畑で一緒のハイツの住人Sさんによると、3月11日の地震のときも作業をしていたそうで、大きな揺れを鉄塔の上で感じたのだから怖かっただろう、という。幸い落ちて怪我をした人はいなかったらしい。余震を心配したのか工事は中断、被いのシートも取り払われていた。

 約半年経ってやっと再開となった。鉄塔はどのくらいの高さかなのだろう。40~50メートルくらいあるのではないだろうか。住宅地の作業は私たちの目につくが、水力や原子力で発電した電気は田や山の中を通って都会に運ばれてくる。高圧線に維持など陰で大変な仕事をしてくれているのだ。

 被災地の復旧、復興の作業も進んでいるのだろうが予算だけではなく、法律の壁で進まない作業もあるらしい。例えば学校を建て直すのは、旧校舎が建っていたところに建て直すのでないと国の補助金は出ないのだという。

 海岸の近くに立っていて津波の被害を受けた学校は高台に移転したいだろう。移転すべきだと思う。ところが法律のために計画が進まず、間借り授業をいつ解消できるか目処の立たない学校がある。

 被災地特例の立法がなぜ進まないのだろう。与野党とも異論はないはず。課題が多すぎるのだろうが、時限立法でも良いのだから、子どもたちを元気にするために早い対応をして欲しいと思う、

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする