2学期が始まった

　40日の夏休みが終わり、2学期が始まった。台風12号の影響で朝の見守りは雨を覚悟していたが、幸いに台風の速度が遅いために曇り。ただ異常に蒸し暑い。児童の登校はいつもより早く、始業の15分前にはほとんどが登校した。

　毎年のことだが長い休みを過ごすと、1年生の「おはようございます」の声は元気がなくなる。先生に言われて挨拶している児童も多いのではないだろうか、身についた習慣になっていない。そんなこともあって、新学期の1週間は先生も安全見守りに出てきて児童に声をかける。

　井野中学校の生徒も今日が始業式。まだ部活の早朝練習がないので小学生と同じ時間の登校だった。小学校のときは遅刻常習犯だった1年生のMさんが7時10分ごろに現れて、「Yさんは行きましたか？」「まだ見てないけど」。

　中学でテニスの部活をするようになって遅刻がなくなったMさん。話を聞くと15分に待ち合わせをしているという。ところが30分を過ぎてもYさんは現れない。Y宅の電話番号が分かるというので携帯電話を貸した。

　まだ起きたばかりで遅刻すると言っているらしい。見限って一人で登校したが待っていなくて良かった。私が帰る8時までにYさんと会うことはなかった。Mさんが一言「Yさんはまだ宿題ができていないらしい」。小学生も工作を持って登校する児童が多かった。

　私たちも毎朝のリズムを戻すのに時間がかかる。読売新聞朝刊に、やっと学校が始まってほっとしたがすぐに帰ってきた、という漫画が載っていた。小竹小学校の児童も今日の下校は11時半だった。