晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

「白州次郎と白州正子」展

2008-11-18 21:29:29 | Weblog
 『激動の時代を美しく生きる「白州次郎と白州正子」展』(大丸札幌店7階ホール)

 白州次郎なる人物を詳しく知らない。最近関係本など出版されて何かとクローズアップされているようだ。敗戦直後、日本国憲法成立を描いた映画「日本の青い空」(2年前のGWに取り上げた。)で、対GHQ相手に通訳のような人物が登場したのが白州である。

 敗戦でこの国の人々全員が打ちひしがれたような表情の中で、他人事のような顔をしていた人物であった。児玉誉士夫や笹川良一のような黒幕ではなく、表舞台、日の当たるところを歩いた人物のようである。

 生まれも育ちも良く、戦前のヨーロッパに留学し、身に付けるものは全て外国製の一流品、背が180センチもあり、非の打ち所の無い紳士。

 一方、妻の正子は、随筆家ということだが、こちらも育ちが良く、金に任せて骨董品を収集、今回そのコレクションの一部が展示されたいた。

 テレビの「なんでも鑑定団」でしか見たことに無かった、伊万里、古伊万里、友人である魯山人に焼かせたという焼き物・・・東西から集めた本物を見ることが出来たのがわずかな収穫か。「いい仕事」は、素人にもわかりました。

 
 なぜ、今、白州次郎が注目されるのか。この国が格差社会になり、今までは人知れず静かに過ごしていたセレブの代表見たいなのが、堂々と世の中に出てこれるようになったのか。それにしても、随分と遠いところにいる人たちと思った。

 


 連続テロ事件! 埼玉県、中野区で元厚生事務次官を狙ったテロが発生。社会保険庁長官経験者を狙っていのか。組織的背景は? 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする