日本獣医師会雑誌から紹介した「産業動物医療の現状と今後の展望」。
覚えやすいように牛の頭数を大胆に四捨五入すると、
・日本の乳牛は140万頭弱である
・その60%は北海道で飼養されている
・日本の肉牛は270万頭である
・北海道はその2割
・九州は全体の36%を占める。
・北海道は乳牛80万頭、肉牛60万頭。九州は乳牛10万頭、肉牛100万頭。
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飼養戸数のことを紹介しなかったので、あらためて整理しておきたい。
乳牛の飼養戸数、これは酪農家と言って良いのかな、1万3千戸。
北海道は5,400戸で全国の40%。(頭数では60%)
肉牛の飼養戸数は、全国で3万9千戸。
北海道はその6%で2,200戸。(頭数では20%)
九州は16,900戸で全国の44%(頭数では36.4%)
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九州の、肉牛100万頭、肉牛飼養戸数17,000戸(全国の44%)はすごい。
北海道は、「単独府県では・・・」なんて言っていられない。
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スズメは6年くらい生きられるが、多くは1年以上生きられないそうだ。
冬を越すのがたいへんらしい。
餌台が空になると、樹に停まってエサをくれるのを待っている。
肉牛地帯として生き残っていくのは北海道ではなく九州かもしれません。あるいは人造肉(植物タンパク)に押されてどちらも苦しくなるのかもしれないし、中国でワギュウ生産が増えれば押されるかもしれません。小規模、兼業は強いと思うのですよね。大規模、企業は変化に対応できないと潰れていきます。恐竜の如し。
北海道スタイルの少数大規模和牛繁殖になっていくとそこまでの高投入ができない和牛繁殖地帯は壊滅していくでしょう。
九州どうなるか。
いずれにしても九州は肉牛王国ですね。
スズメが減ってムクドリですか。巣を作りたいスズメと電線で暮らせるムクドリの差なんでしょうか。人が創った環境への適応ですね。
農業・畜産も多様性が必要だと思います。
宮崎は口蹄疫禍がありましたからね。過密になっているなら考えものです。
待たれているとね~ついつい与えてしまいます。
肉牛飼ってる人は全国で4万軒、九州では1万7千軒。九州では振興事業やら補助やら施策が多いのでしょうか・・・
亜寒帯に住むスズメは厳しいのでしょうね。今の家々は軒先や屋根裏に隙間があまりないでしょうし。
スズメは本州では急に減りました。まだツバメは結構いますがスズメはほとんど見ないですね…
ムクドリが増えてます。場所は決まっていますが群れが大きくヒッチコックの鳥?みたいな恐怖ですよ(笑)
山間で10頭そこそこの肉牛を飼っているところはご高齢な方が多いです。
やたら少ない飼育頭数で、肉牛と思っていた和牛の子牛がやたら大きくなっていて、闘牛だったことが2回ありました。
うち1頭とはいとこわんこが遊びたがっていましたがもう無理でしょう。
対象があるところでは獣医療も充実したものに。
待たれると可愛く思ったりするのでしょね。
モクレンのつぼみも春を待っているようですね。
冷静と情熱のあいだというか、そこのギャップ見極めるのが世渡りか。
スズメの越冬が難しいということは、北海道と九州で年齢構成が相当違いそうですね。
繁殖性も進化論がありそうですし、深掘りしたら面白そうです。