10.血腫や漿液腫を残さない。傷を閉じた後、血液が残っている創は乾いた創の倍の率で感染する。おおよそ1/3の術創感染は血腫の内在に関連して起こる。
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縫合創の中に血液があると感染が誘発される。
血液と言えども、死んだ細胞と蛋白を豊富に含んだ液に過ぎない。
・・・・・・・が、
血液中には、傷の修復や再生に必要なさまざまな物質が含まれていることがわかってきている。
骨折部分の骨癒合には骨折部に形成される血腫が大きな役割を果たしていることもわかってきた。
骨欠損部分には血液と骨髄液を踏んだ海綿骨を詰め込むことも行われる。
(Dr.Richardsonによれば感染があるときでさえ、海綿骨移植は行って良いそうだ)
血小板リッチ血漿を積極的に治療に利用しようとする試みも始まっている。
まあ、単純に癒合させたい傷の中には血液は貯まっていないほうが良いのは確かだろう。
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?赤や黄色の♪色さまざまに♪山の上にも織る錦~~?
本当にきれいです。
紅葉ってすごいですよね。赤や黄色に点描するのですから。