9日前に重度の下肢外傷を処置してキャスト装着した1歳馬。
キャストから泡立った膿性物が滲み出してきたので、外してみることになった。
キャストをしたまま歩けるし、痛みも強くない。
またキャストを巻くことにした
内側の欠損創はハイドロサイトを当てて、背側の傷にはモイストプラスを当てた。
ホワイトネットで覆い、球節とキャストトップはエバウールシートで保護した。
グラスファイバーキャスト材を巻いて、ヒールブロックを着けた。
蹄尖部はスーパーファーストで保護する。
今度は、3-4週間巻いておきたい。
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脳外科医マーシュの告白 | |
栗木 さつき | |
NHK出版 |
なぜジュニア・ドクターたちの面倒をみなくちゃならんのだ?
彼らに手術をまかせられるかどうかを判断する重荷を背負うのは、このわたしなのだ。
今後はいっさい若手の指導などするものか。
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知ったことか。なにもかも。もう、うんざりだ。
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気持ちはわかるよ。マーシュ先生。
だけど、あんただって先達に教えてもらって失敗しながら脳外科医になったんだ。
後進を育てることは、あなたが良い手術をするのと同じくらい、あるいはそれ以上にたいせつなことだ。
マットレス縫合でしょか?もう抜糸もしたのですか?
画像は臭わないのがいいところ。くさいですか?Agの効き目で臭わないとか?
3週間、最長貼付期間になりそうですが、交換の適期は染み出すまでわからないですよね。
以前から気になっていたのですが、肉芽の過増殖にはステロイドですか?何かの粉末を使っている獣医さんもいたように思いますが。
hig先生、大事だろうけど、向き不向きってあるように思う。ヒトでは指導医はおべんきょして認定を受けるわけで、きっとそういうふうに説得されたりもするのかな?とニヤリ。
臭かったです。
肉芽増勢を抑えるのにステロイドを使う獣医師もいます。ただ、そもそも清潔にしておけば贅性肉芽は抑えられると感じています。
研究発表、症例報告、後進の指導、は専門医の義務だ。と読んだことがあります。できない人は専門医になるべきではない、と思います。
この老脳外科医の悪態は、悪態としてそのまま記載されています。その後、本当に”指導”をしなかったのかどうかわかりません。
写真2枚目の背側に見える部分がステントを使った縫合部位でしょうか?
また、スーパーファーストというのは歯科で使う硬化剤ですか?摩耗や亀裂を防ぐという目的でしょうか。牛でもびっくりするほど擦り減っていることがあるので参考にしたいです。
自分自身、まだ10年程度のキャリアですが、後進の育成は本当に大事ですし、獣医師不足の中ではこれまで以上に力を注ぐべきと思います。一人でも二人でもちゃんと育ってくれれば自分ひとりの2倍3倍の仕事が消化できるようになるわけですし。
それこそ時には煙たがられ、目に見える見返りの少ない仕事ですから、人によっては全く無駄なことかもしれません。ただ、そういう人は若手の頃に冷たくあしらわれた暗い過去とかが影響しているのかも?しれませんね。
スーパーファーストとは、馬の蹄の修理剤で、一番速く固まり、一番固くなります。
equithane superfast で検索してみてください。日本で扱っている業者があります。
マーシュ先生が本当に若手の指導を辞めてしまったのかどうかわかりません。たぶん、うんざりだと言いながら、最後まで後進を指導されたのだと思います。