ときどき小雨が降るぐずついた天気だったが、先日の寒さは和らいだ。
今日は当歳馬の飛節のOCD離断性骨軟骨症の関節鏡手術。
今年度も7ヶ月を経て関節鏡手術頭数100頭を超えた。
手術器具がオートクレーブ(高圧蒸気滅菌)できるようになったので、1日に2頭こなせるようになったのも大きい。
EOG(エチレンオキサイドガス)滅菌していた頃は、せいぜい1日1頭しかできなかった。
今週は予定一杯、来週も予定一杯、再来週にはなんとか・・・・
などということはなくなった。
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関節鏡手術の最中に、眼瞼裂創の1歳馬が来院。
鎮静剤、鎮痛剤を投与して、眼窩上神経、耳介眼瞼神経、流涙神経をブロックして、立位で縫合する。
馬は大人しいが・・・・3-0の糸が見えない。
眼鏡をはずして縫合する。
そのうち老眼鏡をかけないと縫合できなくなるんだろうな。
メガネ屋さんが言っていた。
「女性には老眼鏡とは決して言わないでください。読書専用メガネとおっしゃってください。」
私のも、「縫合専用メガネ」と呼ぶようにするか。
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頻回疝痛する齰癖;さくへき(いわゆるグイ)馬の検査。
ひどい胃潰瘍があった。
いつも空気で胃が膨満していると胃潰瘍になるのだろうか・・・・・
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午後も関節鏡手術。
競走馬の球節の剥離骨折。
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終わって、繁殖雌馬の疝痛。
それから競走馬のスクリュー固定した球節の術後4ヶ月のx線検査。
ただ今、診療室の床工事中。
で、x線室を診察室として使っている。
この季節だとなんとかこなせるが、
春の忙しい時季だと診察室ひとつ、倒馬室・覚醒室兼用では急患がこなせない。
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写真がグロイと言われるこのブログ。
中でもこの写真は載せるのを躊躇しましたが、あえて載せます。
血圧の高い方、心臓の弱い方は決してクリックして見ないでください(笑)。
ホラー映画ファンの方はぜひどうぞ。
越冬の為に土にもぐって集団サナギでしょうか?
ここまで沢山いると、疑問の方が先立って、気持ち悪いとは思えませんでした(笑) きっとガの仲間なのでしょうが、鳥達に狙われないのかしら?
バイキング状態ですね(^^;;
サラのあの細っちい脛が折れるほうがアブよりホラー。
関節鏡手術は、魔法!
もし、競走馬でないならば。。。。
むしろ治療の選択肢があるという場合もあるのでは?と、足やヒズメのことを拝見して、素人ながら考えたりする、秋の夜なのでした。
平気・・なんですね?!卵から孵ったばかりとも思えない幼虫ですし、森の中ではなく、ただの道端でした。何やってんだか・・・
アブの幼虫ですか!アブは診療所の敵なので、殺虫剤撒けば良かったですかね。でもこれだけまとまっていると大量殺戮のようで抵抗があります。まして、踏み潰したりはできませんね。
ほんとう、彼らは気持ち悪いと言われようと、ただ生きることのみめざしていると思うと。。。
私って変でしょうか?(大笑)
”でもこれだけまとまっていると大量殺戮のようで抵抗があります。まして、踏み潰したりはできませんね。”
!!だから先生のファンなんですよ~~!!
ミルワームの缶詰があって、最初に開ける時は勇気が要りました(^^ゞ
修学旅行で岡山の鷲羽山の頂上の公衆トイレでこれに似た姿を見て以来、ちょっと公衆トイレには入れないトラウマが出来ましたけど(^_^;)
うちにも、います!!
先日、落ち葉やら雑草やら片付けようとかき集めていたら
あっちにも、こっちにも…
ようやく駆虫薬手には入ったので、この週末にでも思っていた矢先にこの写真
大丈夫ですよね?
馬のじゃないですよね?
もちろんパドックにはいませんでしたけど…
いや、踏み潰せないのは単に気持ち悪いからだけで・・・・(笑)
公衆トイレですか・・・・たしかに。