真夜中のドロップアウトカウボーイズ@別館
ピンク映画は観ただけ全部感想を書く、ひたすらに虚空を撃ち続ける無為。
CALENDAR
2018年1月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
前月
翌月
ENTRY ARCHIVE
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月
2023年07月
2023年06月
2023年05月
2023年04月
2023年03月
2023年02月
2023年01月
2022年12月
2022年11月
2022年10月
2022年09月
2022年08月
2022年07月
2022年06月
2022年05月
2022年04月
2022年03月
2022年02月
2022年01月
2021年12月
2021年11月
2021年10月
2021年09月
2021年08月
2021年07月
2021年06月
2021年05月
2021年04月
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
RECENT ENTRY
むちや振り開花中 浮気つ娘と火照り妻
宇能鴻一郎の伊豆の踊り子/ex.DMM戦
堕ちてゆく人妻 覗かれた情事/Vシネ
セックスドキュメント 連続婦女暴行魔/楽天TV戦
快感メモリー 私が、い~っパイ
快楽温泉郷 女体風呂/ex.DMM戦
美姉妹肉奴隷
新妻・乱れ姿/楽天TV戦
美乳若妻と巨乳女将 蕩けるお宿
スワップ診察室 蜜しぶき/ex.DMM戦
RECENT COMMENT
ドロップアウト@管理人/
本番熟女 急所責め
通りすがり/
本番熟女 急所責め
ドロップアウト@管理人/
い・ん・び/ex.DMM戦
はる/
い・ん・び/ex.DMM戦
ドロップアウト@管理人/
実録ソープ嬢スキャンダル 裂く!
植木等/
実録ソープ嬢スキャンダル 裂く!
ドロップアウト@管理人/
実録ソープ嬢スキャンダル 裂く!
植木等/
実録ソープ嬢スキャンダル 裂く!
ドロップアウト@管理人/
三十路家政婦 いかせ上手
通りすがり/
三十路家政婦 いかせ上手
RECENT TRACKBACK
CATEGORY
あ行
(131)
荒木太郎
(74)
池島ゆたか
(113)
小川欽也
(80)
か行
(310)
加藤義一
(68)
小林悟
(69)
さ行
(303)
関良平
(3)
関根和美
(101)
た行
(113)
竹洞哲也
(77)
友松直之
(23)
な行
(60)
中村和愛
(6)
新田栄
(127)
は行
(105)
浜野佐知(的場ちせ)
(133)
深町章
(129)
ま行
(28)
松岡邦彦
(32)
森山茂雄
(11)
や行
(117)
山﨑邦紀
(62)
主に渡邊元嗣と、わ行
(138)
一般映画、雑記
(89)
索引
(20)
BOOKMARK
m@stervision
説明無用、日本最強のピンクス。但し、もう建物をお出になられた
新約ピソポソ
2007年九月で消滅した旧本館より継続して使用中の掲示板です
エクセスフィルム
全面刷新したエクセス公式サイト
駄楽ひまなときブログ
行きつけのお店のブログ、下戸なのに。しかも閉めたんだけどね
ツイッタ
戯れに呟いてみたりもする
友松直之のブログ
友松直之監督のブログ、激しくエモーショナル
影への隠遁Blog
山﨑邦紀監督のブログ
To Live and Die in Tokyo
歴戦のピンクス、キルゴア二等兵氏のブログ
こびりつき映画記
サイボク氏のブログ、ピンク映画に関するエントリー多し
BATTLE BABES HC
SHIN氏のブログ、ピンク映画啓蒙運動も展開中
横浜のロマンポルノファンのブログ
そのまんまです
MY PROFILE
goo ID
dropoutcowboys
性別
都道府県
自己紹介
福岡市在住のピンクス。ピンクスとは、ピンク映画愛好の士、を意味する造語である。
仮名遣ひは正仮名を使用。
SEARCH
このブログ内で
ウェブ全て
URLをメールで送信する
(for PC & MOBILE)
ビニール本の女 密写全裸/DMM戦
は行
/
2018年01月29日
「
ビニール本の女 密写全裸
」(昭和56/企画・製作:若松プロダクション/配給:新東宝映画/監督:福岡芳穂/脚本:西岡琢也/撮影:長田勇市/照明:磯貝一/音楽:坂口博樹/編集:中島照雄/助監督:米田彰・周防正行・高木淳彦/撮影助手:斉藤幸一・滝影志/照明助手:大宮浩一/製作主任:磯村一路/効果:ムービーエイジ/録音:ニューメグロスタジオ/タイトル:ハセガワタイトル/現像:東映化学《株》/出演:香川留美・豪田路世留・杉佳代子・沢田多絵・下元史郎・三津久・上野淳・三上克也・西城省二・丸米正念・ちぶあきら・田宮友子/友情出演:宮田諭)。出演者中、下元史郎がポスターには下元史朗、西城省二から田宮友子までは本篇クレジットのみ。宮田諭の正確なビリングは、上野淳の次に入る。それとスタッフにあと
水谷俊之
が入れば、ユニット5が揃ふのに。
女二人の合唱で歌ふ「ティンクル・ティンクル・リトル・スター」にフェード・インした結構齢の離れた姉妹のスナップが、画面右に少し譲つてタイトル・イン。左太股に大きく醜い傷痕のあるタエコ(香川)と、翌年ホテルニュージャパンで死亡する沢田多絵が絡むビニ本撮影風景。便意を訴へ音を上げたタエコを、カメラマン(下元)とビニ本編集者かダクションのマネージャー(宮田)は、「あの足で」、「あの齢で」とテンポよく揶揄する。上野淳がカメアシ兼、タエコの情夫・タキモト。タエコが退避した手洗ひでティンクルティンクル歌ふ一方、もう一人のティンクル、タエコの妹・ヒトミ(豪田)が、ガソリンスタンド店員の三津久―後述する杉佳代子から“リョウちやん”と呼ばれるゆゑ、以下仮名でリョウ―を遠目に眺める。眺めながらヒトミは、ドライブに誘はれたリョウの車で、三人組(三上克也と西城省二に丸米正念かなあ)に輪姦“マワ”された過去を想起する。帰宅したヒトミを、二人暮らしのタエコが連れ込んだタキモトが出迎へる。タエコの傷は、経緯は語られないがヒトミがつけたものだつた。
配役残り不完全消去法でちぶあきらは、ヒトミがスナックにて事実上ハントするナンパ氏。杉佳代子は、継続的にリョウを買ふ推定有閑マダム。田宮友子は宮田諭に接触したヒトミが目撃する、リョウに声をかけられる女。
「Viva Pinks!」殲滅戦第六戦にして初めて深町章(a.k.a.稲尾実)とも弟子のナベからも離れた、かと思へば、グッと急旋回して福岡芳穂単独デビュー作。最初に水谷俊之も加はつてゐたならユニット5が揃ふのに、と戯れに筆を滑らせてはみたけれど、ユニット5が正式に結成されるのは昭和57年。当然、面識なり親交はとうにあらうが。福岡芳穂の軌跡を超絶大雑把に掻い摘むと、矢張り若松プロ作の「レープゾーン 犯しの履歴書」(昭和54)で磯村一路・鈴木敬晴と三人共同デビュー後、今作でズームアップ映画祭新人監督賞を受賞。裸映画の通算戦績は新東宝―か国映―五本と買取系ロマポ一本に、エクセスで朝倉大介が絡む謎の一本の計七作。以降はVシネを概ね主戦場にしつつ、2010年京都造形芸術大学映画学科教授に上手いこと就任する。となると、今や完全に消息不明の鈴木敬晴が、明暗を分かつた趣も一見なくはない。
足の傷の恨みを根に持つ姉と、輪姦された心の傷の癒えぬやさぐれた生活を送る少女が、輪姦の手引きをした男と偶さか心を通はせる。ある意味ありがちな真相が明かされ、輪をかけて無体なラストは綺麗に纏まつてはあれ然程の決定力を、この期に漲らせるものでは別にない。所詮粒の小さな物語はいつそさて措き、出番は少ないが下元史郎は飄々としたビートで軽やかに疾走し、上野淳がやゝもすると日本一なのかも知れない呆気ない死に様を披露する。それなり以上に今でも見応へのある男優部と比して、時代を超え損ねた薹のたちぶりが否めない女優部の中でも、寧ろ最も特筆すべきは、本クレが何故二番手に置いてゐるのか輝かしく解せない豪田路世留。パッと見は華を欠いた仏頂面の下膨れに過ぎず、少女の名残を残すどころか、未だ成熟の過程に入つてゐまいとさへ映る肢体は個人的な琴線に触れは全くしないものの、散発的に如何とも形容し難い、且つ弩級のサムシングを轟然と撃ち込んで来る。「悪かつた」と侘びるリョウに対し、脊髄で折り返す速度で「何もしなかつた」と放つ鮮烈なクロスカウンターに最初に度肝を抜かれ、タエコから一旦放逐される件に於いては妹にはファッション誌のモデルと偽つてゐた姉の、ビニ本の残骸を完ッ璧なタイミングで投下。何もかんも失つた絶対的な喪失感が、グルッと一周した清々しさに震へる。リョウに投げた別れの台詞には一線跨いだ凄味を滲ませ、タエコに捨てた独白に際しては、何某かの境地にをも達した風情を漂はせる。役の大小を問はず、豪田路世留の映画を見るのは初めてにつき、今回受けた強い印象が演出部の勝利なのか、当人の手柄なのかはよく判らないが。今となつてはヌルくしかない電子音づいた劇伴は流石に厳しい反面、シネスコの画面は真正面からの単純なロングであつても威力を激増する。液晶モニターでちまちま視聴するのも見られるだけマシとはいへ、素敵に小屋映えしさうな一作である。
コメント (
0
)
|
Trackback ( 0 )
goo ブログ
編集画面にログイン
ブログの作成・編集
gooおすすめリンク
おすすめブログ
【コメント募集中】スタッフの気になったニュース
@goo_blog
【お知らせ】
ブログを読むだけ。毎月の訪問日数に応じてポイント進呈
【コメント募集中】goo blogスタッフの気になったニュース
gooブロガーの今日のひとこと
訪問者数に応じてdポイント最大1,000pt当たる!