チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

近々閉館の観音崎京急ホテルに泊まってみる

2022-09-03 11:30:04 | 湘南・鎌倉・三浦ぶらり
9月3日(土)

 7月の中頃だったでしょうか、妻君から観音崎の横須賀美術館で開かれている「運慶展」に誘われて、「お盆休みが終わったら行こうか」と返答していたのですが、そのあと、「観音崎の京急ホテル、9月いっぱいで閉館」という話を耳にしまして、「それじゃ、運慶展に合わせて一度泊まっておこうかな」と9月1日泊の予約をしておきました。

 「9月に入って、秋らしい日和になってくれたらうれしいな」と思っていたのですが、当日の一昨日は暑さぶり返しの強い南風。それに沖縄で猛威をふるっている台風の影響か、朝方から突然強い雨が見舞ってきたりする不安定な天気となりました。

 昼を済ませて午後1時過ぎ、観音崎の
  横須賀美術館に
  

 美術館の前庭。蒸し暑い南風が吹いていなければ、とても気持ちの良い雰囲気なのですが、まあ、中に入れば涼しいでしょう。

  「いざ、運慶展」
  
  

 「鎌倉殿の十三人」ですか、大河ドラマの威力ってすごいですね。もともと横須賀市には三浦氏一族ゆかりのお寺や史跡が多いということは聞いていましたし、秋谷の浄楽寺で運慶の仏像を拝観したこともありましたが、近隣のお寺などに、今まであまり表に出なかった仏像や収蔵品がこんなにもあったのかと少々驚きました。


   館外の雷鳴聞くや毘沙門天  弁人


 今回の「運慶展」、10月からは金沢文庫で開催されるようですが、この横須賀美術館は天井も高く広々としている上に、ガラス越しからの海の眺めも気分爽快。展覧会々場としては申し分ありません。

  こんな雰囲気
    

 ということで、鎌倉時代の写実的な仏像を堪能。

 屋外に出れば、目の前にこの日のお目当ての
  京急ホテル
   
 
  さっそく、チェックイン
  

  アロハシャツに袖を通して
  

  しばし「浦賀水道、船景色」を
  

 明石海峡を思い出します。海と船の眺めはいつまでも飽きません。

  気がつけば夕暮れ時
  

 夕飯のレストランもオーシャンビューで、なかなかいい雰囲気。
三崎マグロの
  会席料理に舌鼓
  

 部屋に戻って、千葉の海岸の明かりを眺めながら寝床に就き、朝を迎えると、

 どんよりとした雲の下に
  パレット貨物船かな?
  

 チェックアウトは12時と遅めで、併設の入浴施設「SPASSO」でリラックスした後も、

  ひとしきり海と船の眺めを
  


   野分雲ものともせずに貨物船  弁人


 なお、表題に「ホテル近々閉館」と記しましたが、フロントで聞いたところ、リニューアルによる一時閉館だそうで、来年には営業を再開するとか。
 城ヶ島の京急ホテルが無くなってしまったので、「観音崎も同様なのかな」と思ったのですが、取り越し苦労だったようで、ほっとしました。



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