1月27日(木)
「寒い、寒い」とつぶやいていても、すぐに春が来るわけではありません。いっそのこと「冬を楽しんじゃおう」ということで、雪の山陰で温泉に浸かって来ました。
明石から山陰へは、なんと言ってもKAZU君お気に入りの「スーパーはくと」が便利なのです。でも、せっかくなら、大雪と伝えられている伯耆大山の麓を通る伯備線に乗ってみたいと岡山へ向かいました。
明石に来てから、姫路の先へはいつも新幹線でしたが、今回は、新快速で相生へ、在来線に乗り換えて、明石から約2時間かけて岡山に着きました。
岡山から、出雲行きの特急「やくも」で米子へ
大山の麓の辺りなのですが、やはり雄姿は雲の中でした
山隠れ只々車窓の雪景色 弁人
目的の温泉は、米子駅からバスで15分の皆生温泉。シーサイドホテルにシングルルームがあるというので予約しました。
着きました。厳冬の山陰海岸
まさしくシーサイドホテル
一人旅にはお勧めの宿です。温泉のある棟はシティホテルのようなシングルルームが中心で、もちろん、この時期はカニもうまいし、それに部屋も廊下も風呂も、とにかくきれいで快適でした。
日本海出で湯の浜の空重く 弁人
さて、帰途です。
米子からは、まず特急「スーパーまつかぜ」で鳥取へ
「スーパー」と冠しているので少しワクワクしましたが、やって来たのは2輌編成のこぢんまりとした列車でした。
先頭の座席が空いていました
米子を出てすぐ電化されている伯備線と別れて、その先の山陰本線はディーゼルで単線です。
折れし幹鉛の雲を指しにけり 弁人
倉吉を過ぎて数分ですれ違い。「来た、スーパーはくと!」
鳥取からは、因美線、智頭急行線を通る「スーパーはくと」に乗るほうが早いのですが、今回は、ちょっと遠回りでも、浜坂発、姫路・神戸経由、大阪行きの特急「はまかぜ」に乗りたかったので、普通列車で浜坂へ向かいました。
ワンマンの1輌編成。じゃあ、「列車」とは言えない?
整理券を取って、料金表もあって、バスと同じです
浜坂駅。いよいよお目当ての特急「はまかぜ」
「はまかぜ」は、ドラマ「夢千代日記」で、吉永小百合扮する夢千代が神戸の病院へ通う時に利用していた列車で、なんとも懐かしい。実は、去年の11月に新型のステンレス製のディーゼル車に車輌交換、明石も通っているので、機会があったら乗ってみたいと思っていたのです。
新しくなった余部鉄橋通過
地酒「香住鶴」で雪見酒
腹ごしらえはカニちらし
寒風に人を招くや松葉蟹 弁人
浜坂から3時間で冬晴れの明石に戻りましたが、待っていたのは、高熱と下痢でダウンのKAZU君でした。奈良から妻君もやって来ていて、しばらく看病の日々になりそうです。
「寒い、寒い」とつぶやいていても、すぐに春が来るわけではありません。いっそのこと「冬を楽しんじゃおう」ということで、雪の山陰で温泉に浸かって来ました。
明石から山陰へは、なんと言ってもKAZU君お気に入りの「スーパーはくと」が便利なのです。でも、せっかくなら、大雪と伝えられている伯耆大山の麓を通る伯備線に乗ってみたいと岡山へ向かいました。
明石に来てから、姫路の先へはいつも新幹線でしたが、今回は、新快速で相生へ、在来線に乗り換えて、明石から約2時間かけて岡山に着きました。
岡山から、出雲行きの特急「やくも」で米子へ
大山の麓の辺りなのですが、やはり雄姿は雲の中でした
山隠れ只々車窓の雪景色 弁人
目的の温泉は、米子駅からバスで15分の皆生温泉。シーサイドホテルにシングルルームがあるというので予約しました。
着きました。厳冬の山陰海岸
まさしくシーサイドホテル
一人旅にはお勧めの宿です。温泉のある棟はシティホテルのようなシングルルームが中心で、もちろん、この時期はカニもうまいし、それに部屋も廊下も風呂も、とにかくきれいで快適でした。
日本海出で湯の浜の空重く 弁人
さて、帰途です。
米子からは、まず特急「スーパーまつかぜ」で鳥取へ
「スーパー」と冠しているので少しワクワクしましたが、やって来たのは2輌編成のこぢんまりとした列車でした。
先頭の座席が空いていました
米子を出てすぐ電化されている伯備線と別れて、その先の山陰本線はディーゼルで単線です。
折れし幹鉛の雲を指しにけり 弁人
倉吉を過ぎて数分ですれ違い。「来た、スーパーはくと!」
鳥取からは、因美線、智頭急行線を通る「スーパーはくと」に乗るほうが早いのですが、今回は、ちょっと遠回りでも、浜坂発、姫路・神戸経由、大阪行きの特急「はまかぜ」に乗りたかったので、普通列車で浜坂へ向かいました。
ワンマンの1輌編成。じゃあ、「列車」とは言えない?
整理券を取って、料金表もあって、バスと同じです
浜坂駅。いよいよお目当ての特急「はまかぜ」
「はまかぜ」は、ドラマ「夢千代日記」で、吉永小百合扮する夢千代が神戸の病院へ通う時に利用していた列車で、なんとも懐かしい。実は、去年の11月に新型のステンレス製のディーゼル車に車輌交換、明石も通っているので、機会があったら乗ってみたいと思っていたのです。
新しくなった余部鉄橋通過
地酒「香住鶴」で雪見酒
腹ごしらえはカニちらし
寒風に人を招くや松葉蟹 弁人
浜坂から3時間で冬晴れの明石に戻りましたが、待っていたのは、高熱と下痢でダウンのKAZU君でした。奈良から妻君もやって来ていて、しばらく看病の日々になりそうです。