12月24日(日)
「今年はけっこう冷え込む日が多いな」と感じながらも、師走を迎える頃までは、周期的ではありますが、穏やかな小春日もやって来てくれました。
11月の末、箱根峠の南から見た
初冬の富士山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/04/a6d99f1f46cbafdd326d0da674a75492.jpg)
こんな感じで冬を越せたら素晴らしいと思ったりもしましたが、そんな甘い話はありません。
師走に入ってからは、大陸から冷たい寒気が流れ込む強い冬型の気圧配置の日が多くなり、まあ寒いこと。
黒潮の蛇行とか、北極の温暖化とか、ラニーニャ現象とか、うれしくない理由ばかり耳に入って来て少々不愉快ですが、冬らしいと言えばそれまで。寒いのは仕方ありませんね。
でも、そのぶん富士山も冬らしい装いになっているはずと、逗子の山の上から、北西の風の吹く中カメラを向けてみると、
11月より筋状の黒い部分が目立ち、
雪が少なくなっている感じです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bd/5f467817c4b723dc0d98635bd09608e3.jpg)
もともと、富士山がすそ野のほうまで真っ白に雪をかぶるのは春三月ごろという認識はありましたが、この時期は毎年こんな感じだったかなと、ちょっと気になって、アルバムにある年末に撮った写真を探してみました。
三年前の2014年
12月23日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/fb/f2c11118a630e541f03a493dec576b51.jpg)
さらに二年前、2012年
12月11日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/38/23a9c0427dfe502aad01ca7a9298556a.jpg)
2012年のほうは黒い地肌も見えて雪が少ないように見えますが、いちおう真っ白な雪を被って、今年ほどではありません。
ところで、先ほどの今年の写真、望遠の加減で斑模様がはっきり見えませんので、ネットで最新の写真を検索してみました。
昨日23日、
足柄峠付近からの写真です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/25/5c782bd39a88dbe236d1cb89552484b2.jpg)
やっぱり、冬の富士には見えないのですが、如何でしょう。
理由としては、冬の初めのまだ根雪の少ない時期に強い寒波に見舞われると、激しい吹雪もようとなって、雪はそのまま風に吹き飛ばされてしまうということが挙げられるようです。また、それまでに降った雪が凍っていたりすると、なおさら吹き飛ばされやすく、なかなか積もることができないという話もあります。
それだけこの師走の寒波は厳しいということで納得しておきましょうか。
でも、私のように科学的知識に乏しい素人は、「温暖化が進んでいるせいじゃないか」とか、「富士山の中の温度が高くなっているんじゃないか」、「活火山なんだし、天変地異の前兆だったらたいへん」とか、つい大げさな心配も。
とはいえ、なんといっても火山列島日本の中でも最大の山。当然、その火山活動については気象庁をはじめとする関係機関がきちんと観察していて、異常があればすぐわかるはずですから、ここは杞憂ということにしておきましょう。
大富士もしかめっ面の寒波かな 弁人
やっぱり、冬の富士山は真っ白が似合います。せっかくなので、年末の富士山の写真を探したついでに、過去の年初めの霊峰の写真も二枚。
2010年1月7日。
羽田空港から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/5b/52f2a461025e3cd056d091bb18c33f1d.jpg)
2008年1月4日。
御殿場高原から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/25/49692c8d2abe1d2fd65fcc30ebfc4fcf.jpg)
今年もあと僅かになりました。
本当に寒気が緩めば雪が積もるのかどうか、本当に温暖化や火山活動とは無関係なのかどうか気にかけながら、年明けには、真っ白に雪をかぶった富士山にお目にかかれることを期待して年を越すことにします。
「今年はけっこう冷え込む日が多いな」と感じながらも、師走を迎える頃までは、周期的ではありますが、穏やかな小春日もやって来てくれました。
11月の末、箱根峠の南から見た
初冬の富士山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/04/a6d99f1f46cbafdd326d0da674a75492.jpg)
こんな感じで冬を越せたら素晴らしいと思ったりもしましたが、そんな甘い話はありません。
師走に入ってからは、大陸から冷たい寒気が流れ込む強い冬型の気圧配置の日が多くなり、まあ寒いこと。
黒潮の蛇行とか、北極の温暖化とか、ラニーニャ現象とか、うれしくない理由ばかり耳に入って来て少々不愉快ですが、冬らしいと言えばそれまで。寒いのは仕方ありませんね。
でも、そのぶん富士山も冬らしい装いになっているはずと、逗子の山の上から、北西の風の吹く中カメラを向けてみると、
11月より筋状の黒い部分が目立ち、
雪が少なくなっている感じです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bd/5f467817c4b723dc0d98635bd09608e3.jpg)
もともと、富士山がすそ野のほうまで真っ白に雪をかぶるのは春三月ごろという認識はありましたが、この時期は毎年こんな感じだったかなと、ちょっと気になって、アルバムにある年末に撮った写真を探してみました。
三年前の2014年
12月23日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/fb/f2c11118a630e541f03a493dec576b51.jpg)
さらに二年前、2012年
12月11日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/38/23a9c0427dfe502aad01ca7a9298556a.jpg)
2012年のほうは黒い地肌も見えて雪が少ないように見えますが、いちおう真っ白な雪を被って、今年ほどではありません。
ところで、先ほどの今年の写真、望遠の加減で斑模様がはっきり見えませんので、ネットで最新の写真を検索してみました。
昨日23日、
足柄峠付近からの写真です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/25/5c782bd39a88dbe236d1cb89552484b2.jpg)
やっぱり、冬の富士には見えないのですが、如何でしょう。
理由としては、冬の初めのまだ根雪の少ない時期に強い寒波に見舞われると、激しい吹雪もようとなって、雪はそのまま風に吹き飛ばされてしまうということが挙げられるようです。また、それまでに降った雪が凍っていたりすると、なおさら吹き飛ばされやすく、なかなか積もることができないという話もあります。
それだけこの師走の寒波は厳しいということで納得しておきましょうか。
でも、私のように科学的知識に乏しい素人は、「温暖化が進んでいるせいじゃないか」とか、「富士山の中の温度が高くなっているんじゃないか」、「活火山なんだし、天変地異の前兆だったらたいへん」とか、つい大げさな心配も。
とはいえ、なんといっても火山列島日本の中でも最大の山。当然、その火山活動については気象庁をはじめとする関係機関がきちんと観察していて、異常があればすぐわかるはずですから、ここは杞憂ということにしておきましょう。
大富士もしかめっ面の寒波かな 弁人
やっぱり、冬の富士山は真っ白が似合います。せっかくなので、年末の富士山の写真を探したついでに、過去の年初めの霊峰の写真も二枚。
2010年1月7日。
羽田空港から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/5b/52f2a461025e3cd056d091bb18c33f1d.jpg)
2008年1月4日。
御殿場高原から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/25/49692c8d2abe1d2fd65fcc30ebfc4fcf.jpg)
今年もあと僅かになりました。
本当に寒気が緩めば雪が積もるのかどうか、本当に温暖化や火山活動とは無関係なのかどうか気にかけながら、年明けには、真っ白に雪をかぶった富士山にお目にかかれることを期待して年を越すことにします。