チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

やはりワクワクする「甲子園予選」

2012-07-30 11:38:41 | スポーツ観戦等
7月30日(月)

 男女ともジャパンのサッカーが初戦を快勝して、テレビはすっかりオリンピック一色となっています。

 でも、7月の猛暑の中、気になるのはやはり甲子園の予選です。すでに、昨日で甲子園の出場校はほぼ出そろい、今日の福井県の決勝で全ての代表校が決まります。

 束の間の明石から逗子に戻って、昨日の日曜日は、テレビで神奈川の決勝戦を見ていました。サッカーの中村俊介クンを輩出した桐光学園が、ジャイアンツの由伸やタイガースの平野等の出身校の桐蔭学園を見事に下しました。ただエースが二年生、甲子園で頂点まで上りつめるのは、少し厳しいかもしれません。

 毎年この時期は、炎天下で少々身体にこたえるものの、甲子園を目指す球児たちを生の姿を見るのが楽しみです。

 二週間前のことですが、東京通いの合間に急に野球が見たくなって、保土ヶ谷からバスに乗って神奈川大会のメイン球場に行ってみました。

  候補の一角、東海大相模シートノック
  
 伝統の縦縞のユニホーム。変に格好つけてないきちんとした帽子の被り方。果たして、甲子園で「どうだ、この洗練されたチームは」と誇れるかどうか。
 この時はまだ三回戦だったので快勝でした。

 神奈川など出場校の多いところは、五回戦を抜けないとベスト8に進めません。その頃からの試合なると、いよいよ目が離せなくなるのですが、梅雨が明けたばかりの頃まで頑張っている、ごく普通の学校の試合ぶりもなかなか面白いのです。

 保土ヶ谷球場へ足を運んだ翌日は東京へ行かなかったので、久しぶりに、懐かしい大和引地台球場に行ってみました。

  山田太郎のバットもしなるスイング
  
 高校野球と言えば「ドカベン」? ここには、今の球場を整備した時に、この像が誕生。すぐそばには、対になって里中投手のアンダースローの像もあるのです。

 さて、炎天下で始まった試合は、なかなかの好ゲームでしたが、夏の暑さのいたずらなのでしょうか、突然の激しい雷雨に見舞われてしまいました。

  天の気まぐれとはいえ、はたしてここで中止にできるか
  
 野球規則では、試合は5回終了で成立するのですが、トーナメントの高校野球には特別ルールがあって、7回を終了しないとノーゲームになってしまいます。
 「あとアウト2つだったのに」と雨雲を見上げる選手たち。負けている側の観客からも、「ここでノーゲームじゃ、さすがに相手はやりきれないだろう」というささやきが。


   雲俄か砂の匂ふや夏の雨   弁人


 雷鳴の轟く中、雲の動きを眺めて1時間余り、なんとか試合再開にこぎつけられて、ホッとしました。


 神奈川でそんな野球観戦をして、久しぶりに明石に戻りましたが、電車の窓から見える明石公園の野球場にも大会旗がたなびいていました。

 さっそく日程を調べると、今年明石ではいちばん強そうな明石商業が、球場は淡路島ですが、センバツに21世紀枠で出場した洲本高校と対戦することになっていました。
 たまには橋を渡ってみようかなと、さっそく車に乗り込みましたが、ひと月近くエンジンをかけなかったからか、なんかエンジンの調子が悪い。ディラーに寄ってみると、部品を取り寄せて直るのに数日。それまでは乗らないようにとのお達しで、結局、淡路島へは渡れませんでした。

 ところで、神奈川では、テレビ神奈川が連日高校野球中継をしていますが、神戸のテレビ局のサンテレビは準決勝にならないと中継してくれません。
 テレビで見られず、車もない。少しイライラしながら、明石球場なら駅から歩いて行けるけど、日陰がなくて暑そう。どうせ炎天下なら、行ったことのない球場へでもと、新快速に乗って、尼崎のベイコム球場へ行ってみました。

  ちょうど、報徳学園が市立尼崎を1-0で下したところでした
  

 第二試合は、関西学院高等部(関学)と篠山産業高の試合。容赦ない日差しの中、ネット裏に座りましたが、

  暑い上に、柱が邪魔で見えにくい
  

  ベンチ後方の屋根の下、席あいてないかなぁ
  

  関学側は満員で、一塁側に座れました
  

 やっぱり地方球場ですね。グランドとの親近感があって、雰囲気は好きなんですけどね、そのぶんファウルボールなんかが危ないのでしょう、ネットや金網がしっかりしていてなんとも視界が悪いのでした。


    炎天下地熱とともに沸く歓声   弁人


 準決勝になれば、プロ野球仕様の「ほっともっとフィールド」でゆっくり見られるかなと思いつつも、今年は叶わず、その準決勝の日に逗子に戻って来てしまいました。

 はたして、甲子園大会の時に明石に戻れるかどうか、今のところ予定が立っていないのです。

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夏本番、束の間の「KAZU君とのひととき」

2012-07-26 23:51:04 | KAZU君
7月26日(木)

 週末に、ひょっこり明石に戻りました。関西の暑さも格別です。

 あの忌まわしい震災から一年と数ヶ月。今は、関西のほうが「節電」が徹底されていて、電車内の灯りも消されることが多く、年配の者には新聞を読むのも難しい感じです。その暗い電車を降りると、

  百日紅の花が鮮やかに夏の訪れを告げていました
  

  夏の日照りの下、「子午線バス」が待機中
  
 懐かしい明石市営のラッピングバス。「時計バス」は「神姫バス」になっていましたが、先月22日付の「バスの記事」のコメントでご指摘のあったとおり、「子午線バス」には「山陽バス」の文字がペイントされていました。
 「山陽バス」と言えば、去年KAZU君と乗った「ちょいのりバス」。夏限定の運行で、今年も楽しみにしていましたが、やはり今年は動いてないようです。駅からの道すがら、海岸の道路を眺めてみましたが、バスの姿も停留所も見えませんでした。


   雲の無き空見上ぐれば百日紅  弁人


 さて、KAZU君の保育園のすぐそばにある「休(やすみ)天神」。今週、夏祭りでした。菅原道真が太宰府に向かう途中、ご休息なさったという言い伝えがあります。

  国道2号線沿いにあって、ちょっと覗いてみました
  

  小さなお社なので、出店も数件ほどでしたが、
  
 とりあえず、二人の孫が勉強の好きな子になるようにお祈りして、鳥居の外に戻ると、

  保育園帰りのKAZU君が歩道橋を下りて来ました
  

  KAZU君、さっそくヨーヨー釣りに興じて
  

  大きなディズニーのヨーヨー風船をゲット
  

  明石駅まで一駅、山陽電車に乗って
  

  ビルの屋上のビヤガーデンでご夕食
  

 陽は少し短くなりましたが、関東より日没が遅いので、絶好のロケーションを楽しむことができました。
 緑の木々に浮かぶ明石城の櫓、眼下には明石駅と次々と行き来するKAZU君の好きな電車、振り向けば、夕暮れの海峡と淡路島に架かる橋のアーチ。
 夕涼みにふさわしい風を感じながら、楽しいひとときを過ごしました。


   涼風やジュース飲む子の得意顔   弁人

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横浜で、カープを応援してみる

2012-07-16 11:36:34 | スポーツ観戦等
7月16日(月)

 ペナントレースは、前半戦のヤマ場、オールスター戦前の9連戦に突入しました。

 我がカープは、主砲の栗原とニックが戦線離脱したものの、二軍からなかなか這い上がれなかった若い選手がチャンスをものにした格好で、機動力あふれるチームに変身し、少しずつ白星が増えてきました。
 今月に入ってからは、昨日現在9勝2敗で、交流戦を終えた段階で7つあった負け越しも、あと1つとなりました。

 13日の金曜日の東京からの帰途。この時点でのカープの借金は4つでしが、この日からは、お得意様にしているベイスターズとの3連戦。試合開始の18時までに、なんとか家に帰ってテレビの前に陣取らなければと急いだものの、上野駅16時40分。東京駅を17時過ぎの横須賀線に乗っても、逗子までは電車だけでも1時間ちょっとかかり、とても間に合いそうにありませんでした。

 それではと、京浜東北線に乗ったまま関内へ向かいました。

  横浜スタジアム。試合開始前に着席
  

  カープのマスコット、スライリーも9連戦に帯同して応援
  

 ところで、球場へ向かう時に、ベイスターズのキャップをかぶった少年が「広島って、ピンポン打線だからね」とお父さんに話している声が聞こえました。「このガキンチョめ、生意気なことを言いおって。でもなかなか的を得て(正しくは「射て」)おるなぁ」と感心しきり。
 「大砲に竹ヤリ」とか「ピストル打線」とかは聞き慣れていましたが、「ピンポン玉」とは、なんとも打球の軽さが浮き彫りにされていて、思わず脱帽というところでした。

  どっこい、「ピンポン玉だって、飛んで行くんじゃけん!」
  
 なんと、石原の満塁ホームランと堂林の2ランで、前半で早々と勝負を決めてしまいました。

  こんなに強いカープを球場で見たことがあったでしょうか
  
   

 こういうカープの打撃を球場で見たのは、山本浩二、衣笠らが活躍した黄金期以来の感じがします。満足、満足。

 ということで、投手陣の揃わないベイスターズに、翌日の土曜日も、さらに日曜日も勝って、只今36勝37敗というところまで漕ぎ着けました。


   梅雨空に舞うピンポン玉の頼もしさ  弁人


 とはいっても、喜んでばかりではいられないのです。借金「1」と言っても、なにしろ、お得意さまのベイスターズに11勝1敗という「10」の勝ち越しがものを言っているだけで、先日のジャイアンツ戦は、マエケン以外の投手ではやっぱり歯が立たなかったし、今日からの相手のドラゴンズにも2勝7敗という分の悪さなのですから。

 それに、負け越し「16」で終わった昨年でも、実は、7月初めに「10」あった借金を、8月末には9つ減らして、一度は借金「1」にまで戻していたのです。
 しかし、その後3位確保に躍起になって、9月に少ない投手陣を中4日で回したのが裏目に出て、あっという間に5位に転落してしまいました。勝負事は「一寸先は闇」なのかもしれないのです。

 今年は、完投ペースでも100球を越えると先発を交代させる采配が続き、一部では疑念を呈する向きもありますが、これが、はたして、最後までローテーションを守るためなのか、ヤマ場での中4日を視野に置いてのことなのかわかりません。ただ今回の9連戦では中4日の起用はないようなので、少しホッとしています。長丁場に、昨年のようなあせりは禁物なのですから。

 いずれにしても、今の好調は、不振に陥ったタイガースと投手力の弱いベイスターズのおかげもありますが、シーズン当初は二軍スタートだった天谷・岩本の復活によって、小粒でも、ピンポン玉でもいい、とにかく機動力と小技のある、相手にとっていやらしい陣容になったことだと思います。
 金曜日の試合で言うと、ベイスターズのラミレスは3安打の活躍でしたが、塁に出ても「走れません」という看板をぶら下げているかのような様子。打球が外野の頭上を越えても二塁打にならないのです。その上、守っても守備範囲が狭い。タイガースの金本もそうですが、やはりカープの前田のように、代打専門で活躍するしかないと思います。なにしろ、打席以外では、相手に全くプレッシャーがかからないのですから。
 今回、カープが急遽補強したエルドレッドという外国人選手を見ていても、彼らは打つだけのためにメンバーに入っているようで、ランナーがいても、自分が塁に出てもサインなんか見ていないのです。少々打てるとは言っても、そういう選手を並べるだけでは野球になりません。
 主軸の坂本・長野・村田が機敏で、阿部・高橋由伸が必死に走るジャイアンツが強いのも肯いてしまうというわけです。

 さて、カープの投手陣ですが、今年はマエケン・新人の野村がずば抜けた成績で、さらに、復活した大竹・去年の勝ち頭バリントンも計算できる内容。中継ぎに今村・中田がいて、抑えのサファテ・ミコライオが磐石です。先発4人の負けた試合のほとんどは味方の援護がなかったものです。ただ、5人目の先発投手が、次々と二軍落ちする状態で、ちょっとイライラしていましたが、どうやら昨年8勝の福井が復活しそうな気配、後半戦で昨年のような失速はあまり考えなくても済みそうで、楽しみが増してきました。

 さあ、今日から地元のマツダスタジアムで、苦手ドラゴンズとの3連戦です。大竹・マエケンで2勝して5割復帰なるかどうか、目が離せません。

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梅雨明け前の、箱根の紫陽花

2012-07-12 09:47:40 | お出かけ・散策
7月12日(木)

 「梅雨明け間近?」かと思わせる日差しが何日か続きましたが、今日からいよいよ梅雨末期の雨模様になるそうで。

 実は、先週のことだったのですが、大船へ行く用事がありました。ちょうど、この日は東京には行かない日だったので、お昼前に大船駅に戻った時に、ふと反対方向へ行きたくなって、というよりは、本当はちょっと気になっていることがあって、東海道線に乗って小田原へ向かいました。

 駅前のそば屋で鴨せいろを食べながら、
---紫陽花も終わりに近づいているかもしれないが、「あじさい電車」はまだ走っている様子、標高の高い強羅あたりまで登れば、まだちゃんと咲いているかもしれない---
 と思っていたのです。そこで湯本駅へ行ってみると、

  平日なのに、この混雑
  

  ここまで来たのだからと、満員のあじさい電車に乗り込み
  

  早雲山目指すケーブルカーにも乗って
  

  強羅公園に到着しました
  

 「あじさい展」まだやってました。紫陽花も多種多彩です
  
   


    炎天の季節迫りて花静か   弁人


  ところで、温室で珍しいものを発見
  
 ミッキーマウスに見えませんか。「オクナセルラタ」という木の、花と実のようですが、やっぱり、別名「ミッキーマウスの木」という表示がありました。KAZU君に見せたかったなぁ。

  帰りの、湯本へ下りる「上り?電車」は3両編成で座れました
  

  途中、スイッチバックをする信号所で
  


    下界へと紫陽花電車徐ろに  弁人


 「太閤の湯」「楽遊壽林」「ひめしゃらの湯」「弘法の湯」「天山」・・・この辺りに来れば、どこかで温泉に浸かって、ビールでも一杯というのが定番ですが、夜に見たいテレビがあったので、暗くなる前に急いで帰って来たという半日ちょっとの旅でした。

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朝顔の花のようなKANA君の笑顔

2012-07-09 19:45:26 | KANA君と妹君
7月10日(月)

 お宮参りの記事以来のKANA君の登場です。

  お宮参りの10日後、6月13日の笑顔です。
  

 今月に入ってすぐに、身体測定で子ども支援センターに行きました。体重も5200グラムを越え、順調にすくすくと育っています。

  ちょうど同じ頃に生まれたKANAちゃんとお友達になりました
    
 初めてのガールフレンドです。


  そして、昨日の日曜日。久しぶりの抱っこです
  

  好々爺の顔を見つめて、嬉しそうに
  

  あやすと、満面の笑顔です
  


    朝顔がはにかむほどの笑顔かな  弁人


  おなかが満たされれば誰だって眠い
  
 でも、ちゃんと全部平らげます。

 生後二カ月半になりました。思えば4年前、ちょうどKAZU君が二カ月半の頃、明石での楽しい日々が始まったのでした。
 哺乳瓶をくわえたまま、目がトローンとなっていく様子。まったく4年前と同じで、感慨無量です。

 楽しそうに自転車に乗るKAZU君と、笑顔で哺乳瓶を待つKANA君。60代半ばを前に、幸せいっぱいです。


   あどけなき二人の男の子に夏来たり  弁人

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江戸下町の夏-入谷朝顔市-

2012-07-07 18:56:13 | お出かけ・散策
7月7日(土)

 今日は新暦の七夕です。三日前に4歳になったKAZU君も、保育園で七夕祭りを楽しんでいるのだろうと、明石の空模様を心配しながら、4年目にして初めて一緒に写真を撮れない寂しさを感じています。

 ところで、逗子の家からほぼ一日おきの東京通いの中、昨日は入谷鬼子母神の朝顔市に顔を出してみました。

 入谷は実家から歩いてもわずかの所なのですが、さすがに、学生時代には朝顔の鉢植えなんぞにはあまり関心がなく、仕事に就いて逗子に住むようになってからも、この時期は仕事柄、一学期末の成績処理や教育相談で多忙極まる上に、野球の夏の大会も直前ということで、下町の風物に親しむなどということは考えたことがありませんでした。

 ということで、朝顔の花に包まれた「おそれいりやの鬼子母神」様に、初のお参りということになりました。

  鴬谷駅から言問通りへ下りて行くと
  
 北側(写真左側)の歩道に祭りの出店、南側に朝顔を売る露店が、わずか200メートルに満たない距離ですが、地下鉄入谷駅のある昭和通りまでぎっしり並んでいます。

  朝顔らしく、彩りが豊か
  


    朝顔の鉢提げ駅へ向かふ人   弁人


 眺めているだけで楽しいのですが、売り子からどんどん声を掛けられてしまうので、足を止めるわけにはいきません。でも、歩道が狭くてなかなか進まないので大丈夫。

 実は、朝顔なので花の咲いている朝方に行くのが通なのかもしれない、いや、お祭りだから、夕方の暗くなる頃合いのほうが風情があるのではないかと、ちょっと迷ったのです。でも、三日間で数十万人も押し寄せると聞いて、結局は空いていそうな平日の初日、それもお昼頃という時間にしたのです。それでも、結構な人出でした。
 言問通りは幅の広い幹線道路とはいえ、これでは土日になったら通行止めにしないと収まりがつきそうにありません。

  50メートルほどで、鬼子母神の入口へ
  
 古い街並みとはいえ、大通りが交差する都会の真ん中。さすが雑司ヶ谷の鬼子母神に比べると、境内も団地サイズというか、猫の額ほどと言ったら大げさでしょうか。

  その狭い境内にも朝顔の鉢がいっぱい並んでいます
  
   

 値段は品種によっては高いのもあるようですが、どうも、一鉢2000円で統一されているようでした。宅配便で配送もできて、2800円出せば手ぶらで帰れそうです。

  私は、かわいい朝顔のお守りを授かりました
  


    朝顔に願い託すや鬼子母神   弁人


  そろそろ地下鉄に乗ろうかと、入谷駅へ行くとゲートがあって
  

 妻君から「『七夕まつり』もおもしろそうだね」と呟かれ、「そうだね」と答えて、国道4号線の昭和通りを突っ切って、言問通りを浅草方面に歩いて合羽橋の商店街へ向かいました。

  飲食店の道具類で有名な商店街ですが
  
 昔、都電が走っていた通りで懐かしい。でも、ふだんと全く変わりのない光景です。「七夕飾りはいったいどこじゃ」と歩いて行くと、きれいに飾られた道に出ました。

  スカイツリーも見事に調和しています
  
 この「合羽橋本通り商店街」というのは、南北に走る旧都電通りではなくて、もう少し狭い、東西に続く一方通行の道でした。

 雷門方面へ出る「めぐりんバス」の停留所を見つけて振り返ると、「なーんだ、以前に何回か来たことのある、どじょうの飯田屋さんの前じゃないか」ということに。
 この道はよく知っていたのに、七夕飾りに惑わされたのか、初めてのような感じで歩いていました。だいたい、今までこんな所からスカイツリーなんか見えていなかったし。


    彦星も新風景に迷い込み   弁人


【追記】
 一日置いた日曜日も東京へ出たので、ちょっと入谷で下車してみました。

  やはりすごい人出で、言問通りは歩行者天国になっていました
  


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11月は、伊勢に行く予定だったのですが

2012-07-02 15:23:07 | スポーツ観戦等
7月2日(月)

 KAZU君に自転車のプレゼントもできたことだし、今回の明石での滞在は一週間で切り上げて、先週、再び逗子に戻りました。

  久しぶりに、新幹線から富士山が見えました
  

 今年になって新幹線も5往復目になりますが、なぜか天気の良い日にかち合わず、前回の台風一過の時ですら、にわかに立ち上った雲に隠れて、秀麗なる姿を拝むことができませんでした。
 この日も、梅雨時らしく雲がいっぱいの空模様。浜松・静岡あたりではついウトウトしていたのですが、ふと車窓に目を向けると、曇り空を背景に富士の姿がくっきりと浮かび上がっておりました。


 さて、今日の話題に。

 一昨日の土曜日です。東京へ出かけたついでに、夕方、千駄ヶ谷の国立競技場に足を運びました。

  全日本大学駅伝(伊勢駅伝)の関東地区予選会です
  

 「出雲駅伝」と「伊勢駅伝」は全国から出場校が集まってきますが、上位は箱根駅伝を目指す関東地区の大学が独占してしまいます。
 11月の伊勢路へは、年によって多少の増減はありますが、関東からはこのところ12校の出場ということになっています。すでに、昨年の大会上位6校と、推薦枠として箱根駅伝3位の明治大が出場を決めているので、この日は残りの5校を決めるレースとなりました。
 レースは、1万メートルを4回。各レース20大学から2人ずつの40人が走ります。都合、各大学8人の合計タイムで競うことになります。

 国立競技場には、5月にも関東インカレのレースを見に来ましたが、1万メートルというのは、レース中の駆け引きも見応えがあって、なかなか面白いのです。

 ところで今回のレース。たしかに、東洋、駒沢、早稲田、明治、日大、中央、上武という強豪はいませんが、まだ、山梨、日体、東海、順天、大東文化、神奈川、法政、専修、青学、東農大、亜細亜、国士館、拓殖、帝京、城西、中央学院・・・と箱根常連校がひしめいているのです。この中で上位5枠に入るのがいかに難しいか、正直のところドキドキなのです。

 長距離では、1キロ3分ペース、1万メートル30分を切らないと、なかなか一人前の選手として評価されませんが、これだけ参加大学がひしめき合うと、そういう選手を10人近く揃えるのは難しいのかもしれません。
 国学院は、過去に2003年と2006年の二回出場していますが、予選のタイムは4時間3分台と4分台でした。したがって、いつも8人で4時間というのが一応の目標だったのですが、ここ数年のレベルアップはすさまじいものがあります。
 昨年、国学院は8人合計で3時間59分台という大学内新記録を出したにもかかわらず、わずか数秒の差で予選突破が叶いませんでした。明石暮らしを始めてから、この予選会にしばらく足を運んでいませんでしたが、今はもう、4時間を切っても通過できない時代になっているのです。
 つまり、29分台の選手が5人くらいいて、残りの30分台の選手のタイムロスをいかに少なくするかということが決め手で、ブレーキの選手が出ればもちろんダメですが、ちょっと調子が出ずに31分台の選手が出てしまうと、もう赤信号が灯ってしまうのです。

 でもですよ、我が国学院は二年連続で箱根のシード権(10位以内)を取っているんです。ふつうに走ってくれれば、関東で12位以内に入れないはずがないと期待もふくらみます。

  いよいよ始まりました。
  

 ペース、やや遅い。でも全体が遅いのだから、離されずについて行けばいいのです。


    我先と飛び散る汗や半夏生   弁人


 しかし、期待むなしく、最初の2人は4年生だったのに、ともにズルズルと後退して、30分55秒~58秒くらいでゴール。東海、神奈川、帝京、青学の4選手が30分を切り、あと8人が30分10秒以内でゴールした中で、この時点で約120秒のビハインドは、すでに赤信号に近いのです。残り6人全員が30分を切らないと、とてもとても・・・

  必死に応援していたのですが
  

 結局、次の2人が30分前半。残りの4人は29分台で走って、合計タイム4時間01分ちょっとで総合10位。予選5位通過の東海大のタイムが3時間59分36秒でしたから、やはり90秒ほど及びませんでした。

 本戦は11月4日。名古屋の熱田神宮がスタートですが、桑名、四日市、津、松阪と追っかけて伊勢神宮へ。伊勢路からは、近鉄特急に乗ると一直線で大阪に帰れるのです。
 いつまで明石にいるかわかりませんが、果たして、その間に駅伝の応援を兼ねてのお伊勢参りができるかどうか、取り敢えず来年に期待するしかありません。


    赤福を思ひ浮かぶる夏の夕   弁人

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