チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

「走って、踊って・・」KAZU君の運動会

2011-10-31 10:24:23 | KAZU君
10月31日(月)

 パソコンが故障して日々格闘中ですが、その間、秋日和の中でいろいろなことがありました。

 一時しのぎのパソコンを調達に奈良へ向かった時に、ちょっと京都を歩きました。
 KAZU君と山陽電車のフェスティバルや明石の住吉神社のお祭りにも出かけました。

 そんな話題も少しずつアップして行きたいと思っていますが、今日は一週間前の23日の日曜日に行われたKAZU君の運動会の画像です。

 今年の10月は秋らしい好天気に恵まれたのに、週末になるとぐずつき気味になるという天気が続きました。
 KAZU君の運動会も土曜日に組まれていましたが、雨天順延で日曜日に。

  雨上がりの空に薄日が差して来た中「開会式」
  
 3歳児とは言え、みんなまだ赤ちゃんっぽいところが残っているようで、ふだんとても元気でおしゃまな友達がぐずったり泣いていたりします。KAZU君もまだ眠いのか、少しご機嫌斜めで半ベソ状態でしたが、なんとか整列できました。

  お日様も高くなって元気回復。「さあ、出番や」
  

  コーナーでタンバリンを叩いてゴールに向かいます
  


   軽やかに土蹴り秋の運動会   弁人


  頑張って走ったKAZU君、満足げ
  

  次の競技。ぴょんぴょん跳んで、輪をくぐって、平均台に
  

  「カーくん、また一番やで」
  

  いちばん楽しかったのはお母さんと一緒のお遊戯でした
  

  年上のクラスの「エビカニ踊り」に特別参加
  


   運動会鎮守の庭に子等の声   弁人


 この時期にしては気温の高い、半袖でも暑い感じの日和になりましたが、運動会の後、大好きなおそばを食べておうちに帰ろうとする時に俄か雨に会ってしまいました。
 運動会の午前中が良いお天気だったので「よかったよかった」とほっとしました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛用のパソコン故障中につき

2011-10-28 11:04:09 | お知らせ
10月28日(金)

 いやぁー、参りました。

 実は、明石暮らしの大切な片腕・パートナー・秘書とも言える愛用のパソコンが故障して、ブログの更新も思うままにならない状態が続いていたのです。

 この記事は、修理期間中用として調達したノートパソコンで打ち込んでいますが、二世代前の機種ということで、なかなか思うように作業が進みません。実は、前回・前々回の二つの記事も、KAZU君のおうちのPCで文章を打ったり、ネットカフェで編集したりして、かろうじて載せてきました。よって、工夫すればブログの更新も可能なのですが、毎日イライラしながら、慣れない機械を前にして格闘をしている状態ではろくな記事にはなりません。


 それにしても、購入してまだ二年しか経っていないのです。気分的には新品という感じだったのに。ウイルスソフトもちゃんとしているし、乱暴な扱いなどするはずもなく、とにかく全く腑に落ちない故障で、かなりイライラしてしまいました。敢えて名前は出しませんが、日本の一流メーカーの機器だったのに。
 反省すべき点は、8月の末から少し調子が悪い時があって気にはなっていたのに、ついついリカバリーを怠っていたことです。不具合が徐々に大きくなって、必死にデーターのバックアップをしているうちに、とうとうリカバリーも不可能な状態に陥って、にっちもさっちも行かない状態になってしまいました。

 近くのショップの方に見てもらったところ、ハードデイスクの故障だと施しようがないとの診断で、今は販売店からメーカーに戻して修理中なのですが、おそらくハードデイスクの交換になりそうで、バックアップできなかったデーターも戻りそうにはなく落ち込んでいます。

 でも、ただカッカしていても何も解決しないのです。当面の問題は、パソコンが戻ってくるまでの数週間を如何に凌ぐかということでした。

 逗子の我が家にはノートパソコンが一台遊んでいます。でも、「安いPCなら、往復の旅費に少し足せば買えちゃいそう」とか思ったりするんですね。「いやいや、安物買いの銭失いということばもある。やっぱり戻るしかないかな」とぼやいていた時に、奈良にいる妻君のところにも退職する前に職場で使っていたものが一台あるということがわかり、さっそく車を飛ばして調達して来ました。でも、なにしろ機械オンチなもので設定に苦戦。やっとのことで、なんとか作業が出来るまでになりました。

 ということで、先週と今週は、パソコンと格闘の毎日でしたが、なんとかこれで2、3日中にはKAZU君の運動会の記事もアップできそうになりました。

 PC復活の最初に「ぼやき」の記事で恐縮ですが、とりあえずご報告ということで。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋日和に「京阪電車フェア」

2011-10-20 11:05:17 | KAZU君
10月20日(木)

 まだ紅葉の季節にはなっていませんが、まさに秋本番、爽やかな好天気が続いています。

  9月初めに少し黄色味ががって来た保育園の稲穂
  

  下旬にはすっかり稲穂が垂れて
  
 10月に入って稲刈りも終わりました。


 さて今日は、先日16日の日曜日に秋晴れの中お出かけした話題です。明石から大阪へ行くのはKAZU君にとってはちょっとした小旅行。
 「スーパーはくと」に乗って大阪に。環状線で京橋へ出て、京阪電車に乗り換えて寝屋川市駅へ向かいました。

  京阪電車「寝屋川車輛基地」です
  

 関西のラジオで盛んに宣伝されていた「京阪電車レールフェア」。けっこうな人気だろうなと思いながらやって来ました。

  キッズあふれる中で、まずはマスコットの車掌さんと握手
   

 京阪電車は、枚方市駅から私市(きさいち)駅を結ぶ支線の交野線に「トーマス列車」を走らせ、子どもたちの人気を博しています。

  まずはみんなここに殺到
   

  工場の中では、呼び物の「車輛持ち上げ運搬」のデモ
   

  「パンタグラフ」「ドア開閉」「運転レバー操作」の体験
  
   
    

  最後は、線路作業員になって「はい、ポーズ!」
     


   お仕事の夢の膨らむ秋日和   弁人


 KAZU君、目を見張るものばかりで大喜びでしたが、どこも長い行列で少々お疲れ気味の様子。「まだ帰らん!」と駄々をこねつつ目をこすりながらお父さんに抱かれて帰路に着きました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「KAZU君のお庭-稲爪神社」の秋祭り

2011-10-17 23:00:04 | 明石風物
10月17日(月)

 播州播磨は秋祭りたけなわの季節です。

 姫路のけんか祭りは毎年10月14日と15日に行われます。今年は(金)(土)の週末になり、大変な盛り上がりだったそうです。ただ、金曜日から天気が崩れ、その日の宵宮は予定通りだったのですが、翌日の本祭りは一日順延して16日に行われたとのことです。
 盛り上がれば盛り上がるほど、終わったあとの静けさもひとしおというところでしょうか、気が付けば10月も後半で、すっかり秋も深まり、それだけ祭りのあとの寂寥感も大きくなります。

 ところで、KAZU君の保育園のある稲爪神社の秋祭り、いつも楽しみにしていますが、今年はけんか祭りの一週間前の8日と9日に行われました。三連休の最終日に出雲駅伝があったので何かと慌ただしく、記事も一週間遅れになってしまいました。

  

 祭り本番の前夜の宵宮ですが、この時期はもうほんとうに暗くなるのが早くて、秋の夜長をじっくりと味わいながらの見物となり、まさに宵宮らしい時間が流れて行くような感じがします。

 宵宮の舞台は神社正面随神門前の参道です。まず囃口(はやくち)流しの民謡が披露され、

  続いて、天狗とおかめとひょっとこの三神がご登場
  
   
 滑稽な所作と演技を続けながら、時折見物の方へやって来て、子どもたちの頭をたたく真似をしたり髪を撫でたりして健やかな成長を期すのです。

  そして、上の動画にあったメインイベントの神楽獅子舞
  

  圧巻は「三人継ぎ獅子」です
    


   獅子頭秋深き夜の天に吠え   弁人


 翌日の本宮祭りも見せ場は夕方からです。今年も、稲爪神社の東数百メートルの所にある八幡神社から渡御の行列がありました。

 先頭に稚児行列となんともみやびな牛乗りの稚児。後方からは地元中学生の吹奏楽団のマーチが迫ってきます。さらに子どもたちが引く山車や献燈屋台が続き、しんがりを務めるのがなかなか前へ進まない威勢の良い神輿です。

  稚児たちのあと、楽団が神社へ到着
  
 全くもって立派な吹奏楽団ですが、地方の町の伝統的な祭りに漂う素朴な雰囲気に、どうしても「楽隊」というイメージが沸いてきてしまいます。

  稚児による口上の儀式
  
 去年はこの時期逗子の家に帰っていたので見物できませんでしたが、一昨年とその前の年は、行列のスタートの八幡神社の鳥居の前で「稚児の口上」が行われていました。今年は、十月に入って保育園の庭、つまり稲爪神社の境内に柱が組まれたので運動会の準備かとも思いましたが、秋祭りの儀式用でした。
 それにしてもこの儀式、まだ4、5才の幼児が、実にけなげに古式に則った所作で口上を披露します。まさに「あっぱれぃ!」

  行列を終えた「牛乗りの稚児」もしばらく儀式が続きます
  

 次第に夕闇が忍び寄ってきて、東の空には十三夜の月がくっきりと浮かんでいました。そして、参道に向かう旧街道からは「よーぃやさぁ!」というこの地方独特の掛け声が響いてきます。その掛け声が神社へ近づいて来る頃、あたりはすっかり夜の帳に包まれているのでした。

  「よーぃや、さぁじゃぁ」の大音声とともにやって来たお神輿
  


   掛け声の月に反射す十三夜   弁人

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出雲を後に-「山陰紀行」

2011-10-15 11:49:21 | 旅行
10月15日(土)

 振り返ってみると、前に島根県を訪れたのは昭和57年のことでした。約三十年ぶりということになります。

 懐かしい松江にも行ってみたい。ということで、駅伝観戦の日は玉造温泉に宿を取りました。

  部屋からは錦秋を迎える前の爽やかな風景が
  
 三十代の頃によく眺めていた温泉の写真集に、たしか「日本一の露天風呂」と銘打って、玉造温泉が載っていました。その頃、今度山陰へ行く時はここに泊まりたいと思っていた「長楽園」という宿です。

 今では、草津の西の河原など大きな露店風呂がいくつかありますが、旅館の中の一つの風呂としては、広さといい落ち着いた雰囲気といい申し分なしというところでした。


   湯けむりに紛るる身にも月の影   弁人


 さて、駅伝の追っかけの疲れを出で湯で癒して、翌日は松江散歩となりました。

  まずはのんびり、堀川めぐり遊覧船で
  


   青鷺も秋を味はふお掘り端   弁人


  松江城へ。お城見学はどこもいい運動になります
  

  秋晴れの快晴とはなりませんでしたが
  

 市街に戻ると、京橋商店街の北に「からころ広場」という新しい観光名所が出来ていて、堀川遊覧船の乗り場にもなっています。
 「からころ」と言うのは、その昔、すぐ南にある松江大橋を当時の人が下駄で歩いた足音の響きを小泉八雲が著書に記したというところから生まれた名称だそうです。

  船着場の川向こうに「からころ工房」という建物がありました
  
 建物の中に西洋風の香り漂うお洒落でリーズナブルなレストランがあって、レトロな雰囲気の中での昼食となりました。

  建物の地下には仰々しい金庫室が
  
 実は、ここは元日本銀行島根支店の建物だったということでした。

 午後は「ぐるっと松江ループバス」に乗って市内を一周して、電車で米子に向かいました。

  夕日のきれいな皆生温泉で一泊
  
 今回泊まった「皆生菊乃家」、今日の午後のテレビ「この秋泊まってみたい美人女将の宿」という番組に登場するようです。


 山陰旅行も三日目です。米子から鳥取へ出て、あまり観光客が向かわない所へ行きました。

  大伴家持が国司を勤めていた因幡国庁跡そばの「万葉歴史館」
  

  展望塔から望む国庁跡と因幡三山の一つの面影山
  

 鳥取駅に戻って「かにちらし」に舌鼓みを打ち、鳥取からは特急一本で明石に帰れるのですが、もう少し山陰の空気を味わおうと、そのまま山陰本線を東上しました。

  新装なった余部鉄橋
  
 コンクリート製の橋梁なので、もう「鉄橋」とは言えないのかもしれません。

  数十メートルだけ旧鉄橋が残されていました
  


   風雪に堪ゆる仕度や秋日映ゆ   弁人

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011「出雲駅伝」観戦記

2011-10-13 20:05:44 | スポーツ観戦等
10月13日(木)

 箱根駅伝で初めてシード権を得た国学院大学。今年の秋は15日に行われる立川での予選会には無関係。その代わり、念願の「出雲駅伝」初出場ということになりました。

 5年前のエース三島君が出雲工業高校出身だったので、彼が活躍している間になんとか出雲のレースにと願っていたのですが、その頃は箱根の本戦に出るのがやっとで、とうとう実現しませんでした。

 そんな悔しさもありましたが、今年はお正月から10月に出雲旅行が出来るとワクワクしていました。そして10日、いよいよその日がやってきました。

  スタート1時間半前。大鳥居前は準備万端
  

  まずは、出雲割子そばを掻っ込んで
  

  スタート直後、一畑電鉄大社前駅の辺り
  


   若き人参道駆け下る秋の昼   弁人


 本当はここからレンタサイクルで追っかけたかったのですが、出雲市内は坂道がそんなにきついとは思えないのに、自転車の台数がとても少ないのです。おそらく、ふだんの利用者があまりいないのでしょう。連休前に再三掛け合ったのですが、一般の予約はできないとのことで、私が出雲に着いた時には予想通り関係者が殺到したらしく一台もありませんでした。

 仕方なく13時05分スタートの後の13時16分に電車に乗りました。この電車は四つ先の川跡(かわと)駅止まりで本線に乗り換えます。出雲市駅方面に乗り換える人が多かったのですが、沿道に間に合うかどうか不安があったので松江方面の電車に乗り換えました。
 この電車にも応援の人がかなり乗っていて、私は一つ目の駅で降りようと思っていたのに、誰も降りる人がいないのでそのまま乗っていると、次の美談(みだみ)という駅で数人が降りる気配。あまり遠くには行きたくなかったのと、駅のすぐそばにコースの国道が走っていたので降りてみました。

 この地点の通過予想時間は14時20分。ところが、川跡方面に戻る次の電車は14時19分発なのです。仮に先頭がハイペースで来ても、国学院の選手が何分遅れて来るのか見当もつきません。

 「まいったなぁ」と溜め息をついて、のどかな田んぼ道を、市内へ戻るほうへ10分ほど歩いて行くと踏切があって、渡った所がコースになっていました。
 ちょうど電鉄会社の人が踏切の警備で立っていたので、挨拶がてらに愚痴をこぼすと、タクシー会社の電話番号を教えてくれました。さらに、「ここはあと10分ほどで通行止めになるので、すぐに呼んだほうがいい」とのアドバイスも。
 そこで、さっそくタクシーを呼んで、最終ランナーが通った後の車の渋滞がおさまるまで待ってもらうことになりました。

 案の定、先導のテレビ中継車を追い抜くように乗りたかった電車が
  

 東洋大と早稲田の激しいトップ争いが目の前を通過した後、1、2分の間に有力校が次々と通過。さらに1分弱遅れて、やっと国学院のユニホームが見えてきました。

  4区3年生中山君。
  
 「しまった、ストップウオッチ押してない」 トップから3分位か、順位はたぶん13位かと。


      出雲路の蜻蛉に追はれて秋の空   弁人


 とにもかくにも、6区間44.5キロという短い駅伝を、交通の便の良くないところで追っかけるのは「てぇへんなこっちゃ」と痛感しながらタクシーに乗り込みました。

  到着25分前。ゴールの出雲ドーム前
  

  初優勝の東洋大が通過して30秒ほど、2位争いの二人
  
    駒沢が直前に早稲田を交わしたもよう。

 次々とやって来るラストスパートの選手に声援を送りながら、実は、交通規制のない所へ出てタクシーを呼ばなくてはならないので、コース沿いに歩いて行くと。

  やっと来てくれました。アンカーの寺田君
  
 今年の箱根のアンカーで、大手町ゴール前の最後の直線でコースを間違え肝を冷やした例の1年生です。いや、今は2年生。さらにたくましくなっていて、箱根の楽しみが膨らんできます。
 寺田君は11位でゴールしたもようでしたが、アメリカの選抜チームを除くと、関東の10校が上位を占め、その中で最下位とは言え、京都産業大や第一工大に負けなかったのでほっとした次第です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋空の下で思いっきり遊びました

2011-10-09 13:17:33 | KAZU君
10月9日(日)

 またまたやって来た三連休。一日目の土曜日、KAZU君と三田にあるフルーツフラワーパークに行ってきました。

  なかなか立派な入り口の建物
  

  遊園地もあります
  
 「カーくん、観覧車乗りたい!」「遊園地はあとでね」

  カッコいいスポーツカー。見本なので動きません
  

  噴水を中心としたお庭を進んで行くと
  

  大好きな滑り台を見つけました
  


   秋空に吸い込まれ行く広場かな   弁人


 ところで、この日なぜ三田まで足を延ばしたかというと、実は、お父さんとお母さんの会社の鉄道好きの人たちによるミニ列車が走るからでした。

 メリケンパークの時より人が少なくて、ほとんど並ばずに乗れます。

  「江ノ電みたいだね」「おじいちゃん、蒸気機関車だよ」
  

  ゆっくりでも、早く感じる新幹線
  

  お昼はバーベキューを楽しんで
  

  ちょっと眠くても、遊園地は素通りできません
  

  「おじいちゃん、観覧車、高いねえ」
  


   天高し孫も私も天高く   弁人


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「山陽大動脈-列車風景」⑥ 山電特急のワッペン

2011-10-06 07:41:21 | 鉄道
10月6日(木)

 やっと秋らしくなったと思ったのはつい先日のことだったのに、昨夜の天気予報で「明日の朝は9月下旬の温かさに戻るでしょう」というコメントが流れました。
 たしかに、今朝は掛けふとんを半分はね除けていた感じでしたが、考えてみれば、もう10月、今度の日曜日は十三夜なんですね。


 さてと、今日は私の住まいのすぐ下を通っている山陽電車の話題です。

 昨年の8月18日の記事で、山電特急の「明石に行こう」ワッペンについて載せたのですが、

  私が明石に来てから、ずっとこのワッペンが付いていました
  

 7月に二週間ほど逗子に帰っていましたが、真夏の暑さの中明石に戻って来た後、通り過ぎる電車にふと目をやると、

  あれ、ワッペンが赤い。変わったのかな
  

  ズームアップすると
  
 これも8月初めの記事に載せましたが、KAZU君も大喜びだった夏季限定の「ちょいのりバス」の宣伝でした。

  後部には青いワッペンが付けられていました
  

 ありがたいことです。山電特急は梅田と姫路を結んでいて、本社は神戸にあるのにいつも明石の宣伝をしてくれているのです。
 でも「ちょいのりバス」は8月いっぱいで終了なので、きっと一定期間だけ換えていて、運行が終わったらまた元に戻るのだろうと思っていました。

 たしかに9月に入ってからはワッペンが付いてない電車をよく見かけたので、元に戻す作業中なのかなと思っていましたが、先日明石駅に行くと、またまた赤いワッペンの電車が目に入ってきました。

  えっ、まだ「ちょいのりバス」なの?
  

  そんなはずは・・、あるわけがありません
  

 今回は姫路の宣伝でした。そうなんです、「グルメB1グランプリ」、今年は姫路で開かれるのです。

 ということは、この大イベントが終わった11月の中旬には、また次のワッペンに変わるのでしょうか。
 今月はあの勇壮な「けんか祭り」をはじめ、山陽電鉄沿線の播磨一帯では秋祭り本番の季節です。そんなこともあって山陽電鉄の乗客も増えているのかもしれません。不況下とは言え、ずっと同じだったワッペンを付け替える余裕ができたようで。もちろんスポンサーが付いてのことでしょうが。


   窓の外播磨の空に秋満ちぬ   弁人


 ところで、B級グルメのグランプリ大会、会場は姫路城前の広場でしょうか。秋晴れのもと、ビール片手に・・・なぁんて考えると楽しみになりますが、押し寄せる人の波を考えると、やはりたじろいでしまいそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「フェルメール展」-京都ぶらり

2011-10-02 14:34:36 | お出かけ・散策
10月2日(日)

 おとといの金曜日、ぶらっと京都へ向かいました。今回は京阪電車に乗りたかったので、淀屋橋から特急電車で。

 祇園で下りて、おなじみの場所からそぞろ歩きとなりました。

  巽橋脇の辰巳神社。今回は背後から
  

 白川沿いを歩いて、東大路を渡り北西に向かうと三条通りに出ます。

  三条通りを越えた石泉院町の白川の流れ
  

  古都街中の彼岸花は、やはり目立たないところに
  


   水音を聞きて見上ぐる曼珠沙華   弁人


  平安神宮に向かう神宮通りに出ると
  

  目の前が今日の目的地京都市美術館です
  

  実は、フェルメールの絵を見に来たのでした
  
 彼の絵は「ラブレター展」と銘打っているとおり、《手紙を書く女》《手紙を読む青衣の女》《手紙を書く女と召使い》という手紙に関わる三点の絵のみで、多くは同時期の17世紀オランダの画家の風俗画の展示でしたが、どの絵もとても写実的で、私のような絵心の乏しい輩にも興味がそそられました。
 大変な人気だと聞いていたので平日に来たのですが、それでも会場に入るには10分待ちの混雑ぶり。特に《手紙を書く女》はとても小さい絵なので、近くに行くのが大変でした。


   秋の香の漂ふ古都の絵画展   弁人


 美術館を出ると、ぱらぱらと雨粒が落ちてきました。京都はこういうしっとりとした雰囲気も格別と信号に向かっていると。

  美術館の脇、疎水のほとりに、ここにもひっそりと
  


 さて、おそば屋さんで小腹を満たした後、雨が少し強くなったので、地下鉄の入り口に逃げ込みました。

 烏丸御池で下りて三条通りを西に入ると、とてもしゃれた喫茶店があります。
  「IYEMON.SALON」
  
 自動販売機の「伊右衛門」というのはサントリーが出しているのでしょうか、その伊右衛門のお茶の元締めが直営するお店のようで。

  「水出し玉露」なるものを注文しました
  


   秋雨を眺めて一服玉露かな   弁人


 もちろん食事もできますが、飲み物は日本茶しかないようです。ちょっと喉が渇いていたので冷たい玉露を頼んだところ、さすが高級茶、小さいガラスの器に一番茶から三番茶まで、それぞれ5分ほど待って、ほんの少しずつ三回に分けて味わうことになりました。その都度「お味はいかがでしょうか」と声をかけられますが、返答に窮します。一気に飲んでいいのやら、お菓子をいつ口にすればいいのやらと考えたりしていましたので。まあ、酒蔵で試飲する時の要領でいいかなということで、グラム4000円とかいう玉露の冷茶を味わった次第です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする