9月27日(木)
お彼岸も過ぎて、さすがに朝晩はめっきり涼しくなり、ちょっと油断があったのか、数日間、喉の痛みと微熱に悩まされていました。
気がつくと、9月ももう僅かになっています。たしか昨年、彼岸花のきれいな飛鳥を歩いたのは秋分の日の連休だったと思い出して、どこかに車を走らせてみたくなりました。
明石近辺では、少し郊外の田園や溜め池に行っても、あまり彼岸花を見ることはありません。花の性質や言われもあって、兵庫の辺りではあまり好まれないのでしょうか。
明石から40キロほど北に西脇市があって、その奥に多可町という長閑な山里があります。加古川の支流の杉原川が流れる静かな所ですが、その杉原川のさらに支流の思出川というロマンチックな名前の流れに沿って、彼岸花がきれいに咲いているという情報を耳にしました。
姫路からの播但線と加古川から西脇市へ向かう加古川線の間に挟まれた交通の不便な所です。たぶん、西脇からバスがあるのでしょうが、加古川線自体、西脇へは1時間に一本ほどしか走っていません。
西脇市の、東経135度北緯35度の地点の「日本のへそ」と言われている所には、「日本へそ公園」があって、同名の駅もあるのですが、西脇の先の加古川線は2時間に一本ぐらいしかないのです。ローカル線に乗ってみたい気もあるのですが、この地域へはどうしても車でということになってしまいます。
ということで、昨日の26日、車で多可町へ向かいました。距離は50キロほどなのですが、高速の山陽道や中国道は東西に走っているので、それを横切って北上する一般国道のルートしかありません。途中、三木市や小野市、社(やしろ)町のある加東市、そして西脇市と、いくつもの町を通過するので、なかなか着かず、2時間近くかかってしまいました。
西脇市街から杉原川の川沿いを北上すると、所々で、彼岸花の赤い色が目に入ってきました。田んぼの脇に車を止めてみましたが、
まだつぼみが多いようで、満開ではありません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ab/c57addc05121e28dc1857841bc3f00a0.jpg)
この辺りは、明石に比べると朝夕はかなり冷え込んでいるはずなのですが、今年はまだ例年より暑さが残っているのかもしれません。秋らしい爽やかな風が吹いているとはいえ、昼間の日射しは尋常ではなく、この日も最高気温は30度を越すほど、大阪の豊中の小学校では、「熱中症で児童38人搬送」といニュースも流れました。
杉原川沿いに木造の古い学び舎がありました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/27/948ce17bdd6e31f4a7bcbc44af209f78.jpg)
中町中学という学校が隣接しているので、その学校の昔の校舎でしょうか。今は「生きがいセンター」という看板が玄関に付けられていました。
目の前は水田になっていて、
彼岸花が秋の陽を浴びていました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/24/12c51e160caa3d16ead6a01662745ab7.jpg)
杉原川を渡って、思出川の近くの農道に車を止めて、歩いて行くと、
道の辻のお地蔵さんが迎えてくれました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/f4/3c9ddbd55f0284fc9d86e71cbd8c78bd.jpg)
この辺りの水田の脇も彼岸花がきれいです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/90/f40da485b8c0cdc6b4f9dd6a51b0294e.jpg)
思出川に着きました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/ce/7e8d17c82f3a36f6e728cfa799a039a2.jpg)
川の土手の脇に小川が流れていて、
珍しい黄色の彼岸花も
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/80/a2346d42ec6abc5f9c4582227f931efe.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/a1/88046a65515f53bbafef7dcfa32e784f.jpg)
点々と咲きほこる彼岸花と水車の音。まさに日本の原風景、思わず「ふるさと」の歌を口ずさみたくなります。
秋の日にふるさとの唄光りたり 弁人
白い彼岸花は飛鳥でも見ましたが、
黄色の花は珍しい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/33/e9fddbcfee1973c3fba66bbe92dd560d.jpg)
秋の空に映えて、なんとも凛とした美しさ。実はこの花、聞くところによると「ショウキズイセン」という花で、彼岸花とは別種のものということです。
もちろん、白い彼岸花も凛々しく咲いていて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/37/44cf55d93bbb5696e002831e982395c1.jpg)
こちらではコスモスの花に囲まれています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/bd/da966565d4cd5649ddd399a6439eab4b.jpg)
秋空を見上ぐる花の四重奏 弁人
お彼岸も過ぎて、さすがに朝晩はめっきり涼しくなり、ちょっと油断があったのか、数日間、喉の痛みと微熱に悩まされていました。
気がつくと、9月ももう僅かになっています。たしか昨年、彼岸花のきれいな飛鳥を歩いたのは秋分の日の連休だったと思い出して、どこかに車を走らせてみたくなりました。
明石近辺では、少し郊外の田園や溜め池に行っても、あまり彼岸花を見ることはありません。花の性質や言われもあって、兵庫の辺りではあまり好まれないのでしょうか。
明石から40キロほど北に西脇市があって、その奥に多可町という長閑な山里があります。加古川の支流の杉原川が流れる静かな所ですが、その杉原川のさらに支流の思出川というロマンチックな名前の流れに沿って、彼岸花がきれいに咲いているという情報を耳にしました。
姫路からの播但線と加古川から西脇市へ向かう加古川線の間に挟まれた交通の不便な所です。たぶん、西脇からバスがあるのでしょうが、加古川線自体、西脇へは1時間に一本ほどしか走っていません。
西脇市の、東経135度北緯35度の地点の「日本のへそ」と言われている所には、「日本へそ公園」があって、同名の駅もあるのですが、西脇の先の加古川線は2時間に一本ぐらいしかないのです。ローカル線に乗ってみたい気もあるのですが、この地域へはどうしても車でということになってしまいます。
ということで、昨日の26日、車で多可町へ向かいました。距離は50キロほどなのですが、高速の山陽道や中国道は東西に走っているので、それを横切って北上する一般国道のルートしかありません。途中、三木市や小野市、社(やしろ)町のある加東市、そして西脇市と、いくつもの町を通過するので、なかなか着かず、2時間近くかかってしまいました。
西脇市街から杉原川の川沿いを北上すると、所々で、彼岸花の赤い色が目に入ってきました。田んぼの脇に車を止めてみましたが、
まだつぼみが多いようで、満開ではありません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ab/c57addc05121e28dc1857841bc3f00a0.jpg)
この辺りは、明石に比べると朝夕はかなり冷え込んでいるはずなのですが、今年はまだ例年より暑さが残っているのかもしれません。秋らしい爽やかな風が吹いているとはいえ、昼間の日射しは尋常ではなく、この日も最高気温は30度を越すほど、大阪の豊中の小学校では、「熱中症で児童38人搬送」といニュースも流れました。
杉原川沿いに木造の古い学び舎がありました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/27/948ce17bdd6e31f4a7bcbc44af209f78.jpg)
中町中学という学校が隣接しているので、その学校の昔の校舎でしょうか。今は「生きがいセンター」という看板が玄関に付けられていました。
目の前は水田になっていて、
彼岸花が秋の陽を浴びていました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/24/12c51e160caa3d16ead6a01662745ab7.jpg)
杉原川を渡って、思出川の近くの農道に車を止めて、歩いて行くと、
道の辻のお地蔵さんが迎えてくれました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/f4/3c9ddbd55f0284fc9d86e71cbd8c78bd.jpg)
この辺りの水田の脇も彼岸花がきれいです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/90/f40da485b8c0cdc6b4f9dd6a51b0294e.jpg)
思出川に着きました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/ce/7e8d17c82f3a36f6e728cfa799a039a2.jpg)
川の土手の脇に小川が流れていて、
珍しい黄色の彼岸花も
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/80/a2346d42ec6abc5f9c4582227f931efe.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/a1/88046a65515f53bbafef7dcfa32e784f.jpg)
点々と咲きほこる彼岸花と水車の音。まさに日本の原風景、思わず「ふるさと」の歌を口ずさみたくなります。
秋の日にふるさとの唄光りたり 弁人
白い彼岸花は飛鳥でも見ましたが、
黄色の花は珍しい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/33/e9fddbcfee1973c3fba66bbe92dd560d.jpg)
秋の空に映えて、なんとも凛とした美しさ。実はこの花、聞くところによると「ショウキズイセン」という花で、彼岸花とは別種のものということです。
もちろん、白い彼岸花も凛々しく咲いていて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/37/44cf55d93bbb5696e002831e982395c1.jpg)
こちらではコスモスの花に囲まれています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/bd/da966565d4cd5649ddd399a6439eab4b.jpg)
秋空を見上ぐる花の四重奏 弁人