チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

夏の風の中、箱根仙石原の湿生花園を歩く

2013-07-30 11:25:21 | お出かけ・散策
7月30日(火)

 「暑中お見舞い」の時期ですが、今年は天候不順のせいもあって、真夏らしい猛暑に見舞われなくて少々助かっています。
 そうは言っても、トシのせいか、さすがにジョキングで大汗を掻くのがきつくなり、最近は早朝のウオーキングで運動不足を解消するのが精一杯というところです。

 でもそのぶん、ふと庭先に咲いているカンナやルリマツリ、サルスベリやノウゼンカズラの花に季節感を味わう余裕も生まれます。

 先日、KAZU君へのお土産に「江の電もなか」をと、車で藤沢へ向かった時に、そのまま引き返す気にならず、梅干しの調達にと小田原へ向かい、ここまで来たのだからと、さらに仙石原の湿生花園まで足を延ばしました。

 日射しはあったものの、やはり高原、夏の箱根らしいそよ風も流れ、木陰づたいに花を眺めて歩くのも一興というところです。

 ギボウシ。
  薄紫がなかなか涼しげです
  

 赤いナデシコ?
  エンビセンノウと書かれていました
  

 キキョウは紫ですが、
  白い花も咲いていました
  

 シシウドの花。
  日射しに負けない健気な姿
  

 葉がスイレンではない?
  黄色が眩しいコウホネです
  

 水辺に群生するのは
  ポンテデリア
  

 やはり、紫の花に惹かれます。
  リアトリス
  

 ひっそりと可憐に。
  シソ科のジャコウソウ
  


   涼しげに咲きてしたたか夏の花   弁人


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二人の孫と「母の一回忌」&「横浜での一日」

2013-07-24 11:03:13 | 身辺雑記
7月24日(水)

 20日の土曜日、昨年の7月末に旅立った母の一回忌を済ませました。

 午後、新幹線に乗って、
  KAZU君東京駅に到着
  

 根岸にあるお墓にお参りして、実家で一年祭を行いました。

 もちろん、もう一人の孫の
  KANA君も参列
  

 久しぶりに、
  KAZU君とKANA君「ご対面」
  


   曾孫ゐて母も笑顔にや夏の夕   弁人


 夕方、浅草の料理屋でお清めをした後、二人の孫と一緒に、浅草寺まで仲見世をお散歩となりましたが、

 KAZU君、大きな提灯に
  目を丸くしていました
  


 逗子の家にお泊まりしたKAZU君、「KANA君ともっと遊びたい」ということで、翌日曜日、東京からKANA君一行が横浜にやって来ました。

  再び、「ご対面」
  

 まずは、駅近くの
  「原模型博物館」でジオラマを拝見
  

 隣のビルに日産自動車のギャラリーがあり、入ってみると、幼児のスペースがあって、

  二人で仲良く遊べました
  


   良き兄と良き弟に夏盛り   弁人


  バイキングレストランでお昼を食べて
  

  シーバスにも乗りました
  

 最後のお楽しみは、やっぱりここです。

  横浜アンパンマンミュージアム
  
   

 真夏の休日に、よく歩きよく遊び、二人の孫の元気パワーに圧倒された一日になりました。


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逗子に帰って、大船で夏の花を愛でる

2013-07-18 10:42:29 | 湘南・鎌倉・三浦ぶらり
7月18日(木)

 13日の土曜日に逗子に帰って来ました。新しい車で。

 ちょっと苦労しましたが、
  玄関脇になんとか入りました
  

 明石暮らしも5年近くになりますが、その間約40往復、ほとんど新幹線での移動で、「たまには車で」という思いを初めて実現させました。

 明石を明け方に出て、6時に名古屋を通過。朝食休憩をゆっくり取っても、11時前には横浜で東名を出て、昼前には余裕で逗子にたどり着ける状況でしたが、御殿場の先で事故渋滞にはまって、1時間以上遅くなってしまいました。

 まあ、9時間ほどかけてやって来たので、カーポートに納まった車を前に、「しばらくはこれで良し」と思っていたのですが、さっそく戸塚方面に用事があって、それではと、車で出たついでに大船のホームセンターで買い物をしました。
 同乗の妻君から、「兵庫のフラワーセンターへ行ったんだから、ここへ来て、大船のフラワーセンターへ寄らない手はないよね」と言われ、

 真夏の暑さの中ということで、閑散とした
  神奈川県立のフラワーセンターでしたが
  

 入ったすぐ目の前に、
  ハスがきれいに咲いていました
  
   


   夏雲を見上げて静か蓮一輪   弁人


 温室には、
  さまざまなスイレンが花開いています
  
       


   睡蓮の花浮く水のやはらかさ  弁人


  アガパンサスの時期も過ぎたようで
  


   夏の陽に薄紫の色褪せぬ   弁人


  これはキスゲでしょうか
  

 百日紅も夏らしいのですが、
  ムクゲも負けていません
  
   


   それぞれに暑さ愉しむ木槿かな  弁人

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明石の夏祭りに、越中おわらの「風の盆」ご登場

2013-07-10 19:27:35 | 明石風物
7月10日(水)

 KAZU君の保育園のある稲爪神社。お祭りといえば10月の秋祭りが盛り上がりますが、7月の初めの時期は、夏越の大祓えの「茅の輪くぐり」と夏祭りが行われます。

 今年は、その夏祭りの6日の土曜日に「風の盆」がやって来るという案内がありました。

 毎年9月の初めに富山は越中八尾で催される、「おわら節」に合わせて踊る「盆踊り」。私の実家は、代々江戸・東京で生計を営んで来ましたが、父方の祖母と母方の祖父母が富山の出身ということもあって、子どもの頃から「おわら節」や「風の盆」の話を耳にしていたのだと思います。
 実は、私も3、4才の頃まで富山に疎開していたのです。ただ、周囲のことに無頓着な幼児だったのでしょうか、その頃の記憶が全くなくて、大人になってから一度富山へ行ってみたい、「風の盆」を見ておきたいと思うようになったのですが、9月初めに八尾を訪れる機会には恵まれませんでした。

 それはともかく、明石で「風の盆」が見られるというのですから見逃すわけには行きません。

 梅雨明け前の蒸し暑い夕方でした。
  まもなく始まります
  

  まずは、動画で


 胡弓と三味線が奏でる幻想的で哀愁を帯びた音色。編笠で顔を隠した踊り子の爽やかな浴衣姿と優美で上品な身振り手振り。
 八尾では三日三晩踊り明かすのだそうで、その三日間に、この踊りの雰囲気に魅せられた人が全国から何十万人も押し寄せるとか。よくわかります。

  踊りは、まもなく茅の輪をくぐって、
  

  拝殿前でのお披露目となりました
  

  やはり、ここも動画ですね




   海峡に響く胡弓や夏の夕   弁人



 「風の"盆"」と言うのですから、一般的には盆踊りの一つとして扱われているようですが、9月の初めの行事ということは、旧7月15日の、いわゆる「お盆」の時に行われる踊りでもないようです。
 稲の実りを迎える秋頃は台風のシーズンです。せっかく実った稲が風になぎ倒されることのないよう、二百十日を迎える頃に豊作を祈願し、野分風から作物を守る踊りとして始まったとも言われています。

 でも、こういう雰囲気の「盆踊り」、他にもありそうだと思いますが、如何でしょうか。

 例えば、その昔、柳田国男が「清光館哀史」の中で紹介した、岩手の北部の海岸線の地で出会った「盆踊り」。
 柳田国男は、女性が手拭いで顔を隠して一晩中踊り明かす姿に、日本の盆踊りの一つの典型を見ています。そして、歌詞を含めてその背景が語られていて、そこから、日本の社会を底辺から支える庶民の姿、彼らが持っている前向きに生きるエネルギーと、その裏にある現実の厳しさや哀しさを浮き彫りにしています。

 「風の盆」の踊りも同様とは言いませんが、限りなく哀調を帯びた音色としっかりとした手振りや足取りを見ていると、気分はすっかり柳田国男の世界に入り込んでしまいます。


   俯きて身振りしたたか夏の舞   弁人


 ところで、女性が編笠で顔を隠して踊るというと、「佐渡おけさ」が浮かんで来ますが、「佐渡おけさ」は九州から伝わった「ハイヤ節」とかを元にした民謡に、酒席で芸妓が踊ったもので、昔から伝わる「盆踊り」ではないと学生時代に聞いた覚えがあります。

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梅雨明けの気配の中で、KAZU君5才になりました

2013-07-08 17:30:13 | KAZU君
7月8日(月)

 昨日の日曜日。
  伊丹空港のスカイパークです
  

 梅雨明け? この日の大阪の最高気温は33.5度。でも、関西ではまだ気象庁から梅雨明けの発表がありません。
 たしかに、前日土曜日の宵には雷も鳴りましたが、私もまだじゃないかと思っています。滑走路に沿うように生温い南風が吹いています。しかし、真夏のギラギラと輝く太陽の下を吹く風とはちょっと違って、かなり湿った感じがします。それに、梅雨明け直後はもっと空が青々としていて、そんなイメージで夏を前にしていると、まだまだ梅雨っぽく、じめじめとした湿った空気が肌にまとわりついてくる感じなのです。


   湿り気を暑く掻き分くジェット行き  弁人


 さて、先週初めて万博公園に行ったKAZU君、すっかり自転車遊びが気に入って、「また行きたーい、おじいちゃんの車でな」とせがんでいました。

 来週の土日になると、おじいちゃんは逗子に帰ってしまうので、その前にもう一回行こうかということになって、この日も、大阪でも特に暑そうな、吹田・豊中・伊丹方面へ車を走らせました。

 まずは、万博記念公園。駐車場から太陽の塔に向かって歩いて行くと、

 「あれ、おじいちゃんの好きな花やな、
   カーくんはピンクが好きや」
   

 さっそく、
  「おもしろ自転車」の乗り場へ
  

 私は背が高いので、こういうのは足回りが狭くて四苦八苦。すぐに汗だくになりました。「やっぱり午後はスカイパークで水浴びかな」ということで、冒頭の写真になったのです。


 ところで、KAZU君、この日は5才になってから三日目。誕生日が平日だったので、前日の土曜日に、

  二日遅れでお祝いをしました
  

 待ちに待った
  「ロープウエイのおもちゃ」
  

  夢中になって遊ぶKAZU君



 5月の連休に箱根ロープウエイの駅で目にして、「サンタさんに頼んどいてな」と私に言った時に、駅員さんから「それはちょっと先過ぎますね」と苦笑されました。
 そんなやりとりがあって、この日のためにそっと買っておきましたが、KAZU君、この二カ月間誕生日が来るのをずっと待ち続けていたのです。


   孫5才笑顔の口にさくらんぼ   弁人


 来年は年長組になるKAZU君、ランドセルを背負う日もそんなに遠くはありません。短かったなという思いがよぎりますが、振り返るといろいろなことがあって、思い出が鮮明に蘇って来ます。なにしろ、この9月で私の明石暮らしも5年になるのですから。
 いつの日か「孫離れ」をしなければならない時がやって来るのかもしれません。でも、今のところ、そんなことは棚上げにしておくことにして、今年も明石で暑い夏を味わう気分になっています。


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KAZU君、初めて「太陽の塔」を見る

2013-07-02 11:56:35 | KAZU君
7月2日(火)

 2013年も、あっという間に半分を過ぎ、今日は七十二候の「半夏生」。KAZU君の保育園でも、今週「茅の輪くぐり」が行われることになっていて、七夕が過ぎれば、もう梅雨明けも間近、今から真夏の暑さが思いやられます。

 そんな季節の中で、一昨日の30日、今年前半最後の日曜日に、みんなで万博記念公園に遊びに行きました。

 「わーぃ、おじいちゃんの新しい車でお出かけやで」
  

 「やっぱり、あれ、おばけちゃう?」
  

 駐車場から公園に入ると、太陽の塔の後ろのお祭り広場に出ます。実は、KAZU君、大阪へ行くことは何回もありましたが、万博記念公園は初めてでした。
 太陽の塔が最初に車の中から見えた時、「なんか変やなぁ」と思っているKAZU君に、「あれはお日さまの絵で、バクハツしとるとこなんや」と話しても、どうもチンプンカンプンだったようです。


   万博の語り部となる五月晴れ   弁人


  海賊船をかたどった大きな遊具で遊んで
  
   

 さらに南のほうに、
  もう一つ大きな滑り台がありました
  

  いっぱい遊んでからお弁当です
  

 ところで、さっきの滑り台からは、眼下に「面白自転車」の遊び場が見下ろせるのです。もちろん、興味津々、「今度は自転車で遊びたい」と一目散。

 最初はお父さんと一緒に。
  「それじゃ、お父さんが大変やで」  
    

  「やっぱり、一人でがんばらなきゃ」
    

  大汗をかいて、いろんな自転車に乗りました  
  
   

 火照った身体を冷ましたいKAZU君、次はどうしても水浴びがしたいのです。ところが、目の前に池とボートは見えているのですが、なにせ万博記念公園は広すぎて、水遊びができる所があるのかどうかわかりませんでした。そこで、

 帰りに伊丹スカイパークに寄って、
  ほてった身体を冷まし
  

 夏の定番。締めに
  喉の渇きを満たして帰って来ました
  


   童心に帰り我もまたかき氷  弁人


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