チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

「コロナ第7波」と「猛暑」で、ダルマさん状態の中

2022-08-11 10:46:07 | 逗子風物
8月11日(金)

 8月に入って、三日間ほど涼しい日がありましたが、今年の夏の暑さ、覚悟はしていたものの、やはり半端ありませんな。

 それに加えて「オミクロン株BA.5」とかによるコロナの第7波の襲来。逗子市の感染者数もこのひと月余りの間はウナギのぼり。感染者総数も6000人を越え、人口の10パーセントを優に上回ってしまいました。

 まったく、糖尿病で通院している70過ぎのジイさんには手も足も出ない状況です。

 スマホに入っている「COCOA」のアプリからは、毎日のように「陽性者との接触は確認されませんでした」という通知が来ますが、当たり前ですよ。昼間は甲子園、夜はカープのナイターと、一日中エアコンの効いた室内で、テレビを前にしてごろごろしているだけなのですから。

 と、愚痴をこぼしていても身体は衰えるばかり。暑さで気が向かない中でしたが、仕方ないですね。カメラを手に外に出てみました。

 東逗子の先、いつもの道を歩いていると、

 足もと、側溝の上に
  栗の実が落ちていました
  

 見上げると、頭上に栗の木があって、そういえば、初夏には白い花を咲かせていましたが、
  今は、青い実がいくつも
  

 「そうなんだ、これ、栗の木なんだ」と、少々気分良くなったのには訳がありまして。

 実は、5月の末に、横横道路逗子インター入口近くを歩いている時に、この木と同様の
  白い花に目を留めまして
  

 新緑の頃は、草花もいいのですが、木の葉の上に咲く白い花も清々しく見えて好きなのです。でも、植物には疎いものですから、「これは何の木だろう」と思って調べても、判明することは少なく、そのままわからずに終わってしまうことが多いのです。

 「そうか、あれも栗の木だったんだ」と、上の写真の所まで行くことに。

 「おお、」たしかに、
  栗の実がなっている
  

 毬(イガ)の色がまだ青々としていて、とても「秋を感じる」という状態ではありませんが、もう立秋を迎えていますからね、ちょっとうれしくなりますね。

 「さて、帰ろう」と、田越川沿いへ入ると、
  見事なヒマワリ
  

 「やっぱりまだ夏だ。暑い!」と思わされ、汗を拭き拭き、紅いサルスベリの花には目を向けないようにして歩いていると、

 足もとに、葉が朱に色づいた
  ショウジョウソウ
  

 調べると、「花期は7~10月」と言いますから、葉の色づきも小さな白い花も夏のものなのかもしれませんが、初めて目にしてカメラに納めたのが一昨年の秋だったので、私の中では秋の風物。心なしか「秋」を感じて帰って来ました。


   秋立つや地蔵菩薩の眼の細き  弁人


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暑さピークの中、根岸・谷中で墓参り

2022-08-01 14:51:25 | お出かけ・散策
8月1日(月)

 コロナ第7波が猛威を振るう中での、「これぞ、2022年の夏」といった感じの猛暑です。

 この暑さにお似合いの花
  モミジアオイ
  

 暑さの中、家の中で少々怠惰な日々を過ごしていましたが、昨日の7月31日は母の命日。「暑い!」とぼやいてごろごろしている場合でもありません。

 日曜日なら都内への道路もすいているだろうと、エアコンの効いた車で東京へひとっ走り、墓参りを済ませて来ました。

 私の実家のお墓、鴬谷から金杉通りを少し北へ向かった根岸のお寺にあります。

  真言宗「世尊寺」
  

 「一族の墓」で、祖父母、曾祖父母、伯父伯母をはじめ、母より50年余りも前に他界した
  父も眠っています
  

 「葬儀の日も暑かったなぁ」と10年前の夏空を思い出しながら、汗をぬぐって車に戻り、次に向かったのは、

  谷中の墓地
  

 実は、5月の初めに義兄(妻君の長兄)がお亡くなりになりまして、時節柄ということで、私は葬儀にはご遠慮させていただいたので、一度墓参りをと気になっていたのです。

 妻君の実家のお墓は谷中の墓地にありまして、通路を隔てたすぐそばに、
  きれいに整備された一画が
  

 昨年の大河ドラマの主人公。そして新1万円札の肖像にということで、一躍注目を集めている渋沢栄一とその一族のお墓なのでした。
 妻君と一緒になってから50年近く、谷中に来たのは5回や10回ではありません。最近では一昨年の暮れだったと思いますが、その時もまだ、この一画は囲いに囲まれていたような気がします。一般の人も訪れるようになって整備されたのでしょうか。

 向こうから二柱目、三本の墓塔の真ん中が
  渋沢栄一のお墓のようです
  


   花供ふ木陰の墓に蝉時雨  弁人


 とまあ、墓参りを終えまして、車ですから、入谷・上野辺りから首都高速に入ってしまえば、昼を外食で済ませなくてもなんとかなりそうとも思ったのですが、第7波がピークを迎えて、さすがに人出はそう多くないんじゃないかとファミレスなんかに注目しながら、車を明治通りの亀戸から砂町方面に走らせていると回転寿司のチェーン店がありました。
 でも日曜日。庶民的な食事どころはやっぱり混んでいるんですね。「カウンター席でも可」にしたところ、幸い5分ほどで席に着けましたが。

 ところで、車で砂町のほうに向かったのは、「今度、車で東京へ行ったら、ゲートブリッジを通ってみたい」と思っていたからです。

 というわけで、昼食の後、砂町から夢の島・新木場を抜けて若洲臨海公園に。

 それにしても
  すごい日射し
  

 炎天下、温風のような強い南風。妻君の日傘役に立ちません。このゲートブリッジ、間近に見るのは初めてでした。残暑の頃の夕涼みに良さそうですな。

  次々と航空機が
  


   夏空を鳶の如くに着陸機  弁人


 ゲートブリッジを渡った後、羽田から高速に入るつもりでしたが、ついでなので、環八に入って、春にできたばかりのスカイブリッジを渡って、川崎から高速に入って帰って来ました。


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