チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

世の中窮する中、不安を一時でも忘れんと花を眺める

2020-02-28 15:38:40 | 湘南・鎌倉・三浦ぶらり
2月28日(金)

 不気味なウイルス、異様な気候変動、支離滅裂な為政者の言動、まったくもって、八方塞がりの感の日本社会。
 糖尿と高血圧という基礎疾患を抱える70才の老人ということで、家の中でおとなしくしていても、テレビが伝える暗い話題には飽き飽き、ストレスがたまるばかりです。

 そんな中、昨日、ポストに「今年のお墓の管理料未納ですよ」という霊園からの通知が入っていました。
 「北風が強いけれど、そのぶん富士山もきれいかもしれない」と、戸塚の霊園へ行ってみました。

 富士は左半分が雲にかかっていましたが、
  河津桜がほぼ満開でした
  

 花粉症の季節とはいえ、この時期に咲いてくれる桜は本当に目を楽しませてくれます。
 河津桜といえば、ピンクの濃さがまことに鮮やかですが、桜はやはりソメイヨシノ。あの淡い色あいのほうが少々勝っているような気がします。

 淡い色あいの早咲きの桜と言えば、やはり「玉縄桜」。「そうか、買い物もあるし、玉縄へ行ってみようか」と大船フラワーセンターの奥のショッピングモールへ。

  そうそう、この色あいですよ、桜は
  
   

  青空に映えて、ちょうど見頃でした
  


   ウイルスは無縁とばかり咲く桜  弁人
   

 ここは一年前まで通院していた病院の近くで、正面のマンションの前の公園に白木蓮の木がありました。「まだ2月だけど、つぼみは少し膨らんできているんだろうか」と行ってみると、

  なんとまあ、もう咲き始めておりました
  
   

 木によって違いはありますが、白木蓮は紫木蓮より少し早く3月中旬頃に咲き、それから一・二週間待つとソメイヨシノが開花するというのが私の経験則なんですけどね、まだ2月ですよ。

 やはり、春の到来の早さも今年は異常ですね。

 ところで、コロナウイルスの影響で心配されている東京五輪、水をさすようですが、ほんとうにやるんでしょうか。このぶんだと今夏は異常な猛暑になりそうな気もして、秋に延期なんて無理なんでしょうかね。まあ、チケットも全くダメだったし、私が心配してもしょうがないか。
 それよりも、桜の開花がが早くなると、不要不急の外出自粛とか言われたりして、お花見を楽しめなくなったらと、そのほうが心配です。


   温暖化進み急かさる春の花  弁人


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春の陽に生き生き。「福寿草」と「喇叭水仙」

2020-02-23 15:21:48 | 身辺雑記
2月23日(日)

 昨年より飛散量は少ないと言われていますが、来てます来てます「スギ花粉」。
 世の中、得体の知れないウイルスとやらで、おちおち風邪も引けない状況になってしまいましたが、そんな中、マスクをして出かけても、クシャミなんぞをしようものなら、いったいどういう視線を浴びることになるのか、まったくやりきれません。

 所在なく家でじっとしている時間が多くなる中で、気を紛らわせてくれるのは、今のところ順調に仕上がっているカープの様子をテレビで見ることと、ガラス戸の外で春の日射しを浴びて気持ち良さそうに咲いている黄色の花でしょうか。

 前の記事から一週間余り、
  福寿草、しっかりと咲いています
  

 前回は一輪半でしたが、
  今は、都合七つにもなりました
  


    今こそが幸いなれと福寿草  弁人


  そして、もう一つの黄色の花
  

 名札には「ミニスイセン・テタテッタ」とありますが、さながら、小型の「ラッパ水仙」といったところ


  一本の茎に一輪ずつ
  


    無心なれど気合ひとすじ黄水仙  弁人


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やっと咲きました「福寿草」

2020-02-13 11:45:52 | 身辺雑記
2月13日(木)

 これも地球温暖化のせいだとしたらかなり不気味ですが、今年は暖冬で過ごしやすい上に、今のところ花粉の飛散も少なくて助かっています。
 そうはいっても、立春の日あたりからは冬型の気圧配置が強まり、風邪を引かないように気をつけていますが、一昨日、11日の休日は雲ひとつない快晴で、冬空とはいえ、ふだんはお昼を過ぎるとかすんでしまう富士山も一日中くっきりと見えていました。

  坂道を上って、この日の一枚
  

 帰宅して、ふとガラス越しの植木鉢に目を遣ると、カニバサボテンの隣の福寿草、

  「やったー、咲いたー」
  

 昨年、正月の飾り物という気分で室内に置いていたのがいけなかったのか、咲かないまま終わってしまったので、今年は外気の中でと、デッキに置いて様子を伺っていたのですが、つぼみは大きく膨らんではいたものの、小正月を過ぎても立春を迎えても花が開いてくれず、半ばあきらめかけていたのです。

 福寿草はですね、冬の日射しを浴びると花を開くんですね。

  気温は低いのですが、気持ちよさそう
  

 夕方になると、眠るようにまた花を閉じるんです。
  昨日、12日の夕方
  

 今度、日に当たったら三輪揃って眼を覚ましそうな気配です。


   満を持し春を謳歌す黄花かな   弁人


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春を探しに、鎌倉の源氏山を歩いてみる

2020-02-06 17:18:37 | 湘南・鎌倉・三浦ぶらり
2月6日(木)

 テレビを点ければ「コロナウイルス」とかの話題で持ちきり。私も、いちおう血圧と血糖値を下げる薬を処方され、肺炎になれば危険因子となる要素を抱える身。なんとなく、人の多いところへ出かけるのが控えめになって、せっかくの暖冬なのに行動エリアも狭まり、もっぱら、ウオーキングと称して逗子や葉山の近隣を歩き回る日々。

 そんな中、昨日は、私も時々通る逗子市内の歩道で高校生が崖崩れに巻き込まれて命を落とすという傷ましい事故が起きました。本人やご家族の無念は如何ばかりか、とてもことばにならず、ただただご冥福を祈るしかありません。

 まったく、「臆病者は家でじっとしていろ」ということなのでしょうか、やりきれませんが、人間、外に出ないわけにはまいりません。

 「立春」を過ぎてから、やっと冬らしい本格的な寒さがやって来た感じですが、今年も「医療費控除の還付申告」の時期になり、昨日、いつものように鎌倉税務署に出向きました。
 「さあ、今日はどこを歩こうか、北鎌倉のほうかな」と、税務署の前の信号を右に入って行けば、そうそう、

 坂の中腹のトンネルは
  「銭洗弁天」宇賀福神社の入口です
  

 谷間いに佇むお社。日当たりが少なく暖気が入りにくいのでしょうか、
  紅梅も白梅もまだつぼみのままでした
  

 遠足の中学生が
  真剣にお金を洗っていました
  


   居合わせし若き人にも春の夢  弁人


 再び坂を上ると源氏山公園。
  メインは日野俊基を祀る葛原岡神社
  

 思わず笑ってしまう「お煎餅の販売」
  猫がお金を受け取ります



 この辺り、日当たりは至極良いのですが、あいにくここでも梅の花にはお目にかかれませんでした。

  社務所の前に、あでやかな椿
  

 日野俊基のお墓の脇から北鎌倉方面へ下りようとすると咲き始めの桜が。
  色あいは「河津桜」というより「玉縄桜」?
  

  これはほぼ満開。「寒桜」とのことです
  

 そして、可憐な
  水仙三種
 
  
   

 水仙の香りからふと振り向くと、
  藤沢方面が望めて、「真白き富士の嶺」
  


   日溜まりに富士と対峙す水仙花  弁人


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