チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

CHUMUちゃんの初節句を祝う

2017-02-27 11:05:20 | KANA君と妹君
2月27日(月)

 10日前に「春一番」が吹いた後、三日に一度の周期で雨交じりの強い南風が吹き荒れましたが、その日以外は肌寒い北風が吹いて、春らしくなったという実感があまりありませんでした。

 それでも、雛人形の脇に飾った桃の枝の花が開いて、気がつかないうちに春の気配が漂っているのかもしれません。
 そう、桃の節句まであと数日なのですから。
 その雛祭り、今年は、三人目にして初めての女の子の孫のCHUMUちゃんの初節句です。

 どうしたものかと気にしているうちに三月が近づいて来て、とりあえず、昨年は慌ただしくて飾れなかった雛人形を出してみました。
 その雛人形、KAZU君のお母さんが生まれた年に用意したもので、その頃も狭い家に暮らしていたのできちんとした段飾りではありませんが、上野にある真多呂人形店製作のふっくらとして気品のある顔立ちがなんとも愛らしい。

 さっそくCHUMUちゃんのパパママに連絡したところ、一昨日の土曜日に家族4人でやって来て、我が家で楽しい初節句のお祝いとなりました。

 みんな笑顔で
  華やかな気分に
    

 「さあ、これから
  パーティですよ」
  


   桃笑ひ姫の見つめるちらし寿司   弁人


 ところで、桃の花というと、ほんとうは時期的にまだ早くて、ふつうは3月中旬にならないと咲きません。明石公園の「源平桃」なんかも、ソメイヨシノが散った後、花ミズキが開くころまで楽しめましたから。

 先日、大船のフラワーセンターに行った時に、

 たしかに、
  桃の花もきれいに咲いていましたが、
  
 実は、この花、しばらく暖かい場所で育てたあと地植えにし、新暦3月3日の桃の節句に間に合うように咲かせたそうで、花屋さんにある桃の花も同じように早く咲くように育てたものだそうです。

 考えてみれば、その昔年中行事は旧暦で行われていたのですから、「桃の節句」だって、本来なら今の3月下旬、もっと暖かくなっている文字どおり桃の花の開くころの行事だったわけです。そんなことを考えると、「雛人形は、お節句の後早く片付けないとお嫁に行けない」などという言い伝えもありますが、もうしばらく旧暦の3月3日ころまでは飾っておいてもかまわないような気がしてきます。

 昨今は、新暦でも2月末に花屋へ行けば桃の花が用意できるようになっているとはいえ、本来の季節感を味わいながらということになると、やはり、伝統行事というのは旧暦の日に行なったほうがいいに決まっているのです。
 以前の記事に記したこともありますが、行事をひと月遅れで行うというのも味気ない。15日の行事なのに十五夜にならなかったりするのですから。

 それはさておき、

 雛人形のようにかわいい
  CHUMUちゃん
  

 翌日の、風もなく穏やかな日曜日は、兄のKANA君に誘われて公園でひなったぼっことなりました。
 東京へ帰るまでのわずかな時間でしたが、

 お兄ちゃんが遊んでいるのを
  じっと眺めていました
  
  


   遊ぶ児も浮きたつ春や日の溜まり   弁人


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「KAZU君もシーパラ行きたいよ」ということで

2017-02-20 17:47:23 | KAZU君
2月20日(月)

 春一番が吹き荒れた金曜日の夜、KAZU君がお母さんと一緒に逗子に家にやって来ました。

 実は、4回前のブログ(1月下旬にKANA君とシーパラヘ行った記事)を見たKAZU君、「僕だって・・・」という思いが募っていて、2月初めに大宮へ出向いた時に「今度逗子に行くからね、シーパラに行こうね」と言っていました。

 KAZU君とKANA君一緒に行ければよかったのですが、逗子の家、新しくなったとはいうものの、部屋数が一つ減って二家族同時に泊まるのが難しく、別々ということになりました。

 小さい時から暗い所と大きな音が少々苦手だったKAZU君、映画館はもちろん、プラネタリュウムや水族館もあまり行きたがらなかったのですが、明石では、校外学習で天文科学館や須磨の水族園にも行ったりしていたわけで、今回、KANA君の楽しそうな様子を写真から察知した上は、もうそんな気配は見られません。

 ペンギン、そして、
  サメのいる大水槽
    
  

 真っ赤な
  高脚ガニ
  

 小学生になって、文字もだいぶ読めるようになったこともあって、おのずと知識欲や好奇心が高まったのか、実物を見ながら脇にある説明文や写真をじっくりと見入ったりしていました。

 それでも大音量は・・・、
  イルカショーは覗き見程度で、
  

 やっぱり、
  水槽で観察するほうが
  

 どうかな、
  イルカの肌触りは
  

 セイウチのショー。ここは
  大音量ではありませんでした
  


   春寒の水に生き活き児と魚と  弁人


 今日はここまでかなという時、「シーラカンス見たかったんだけど、どこにもいなかったね」と、ちょっと残念そうだったKAZU君、ショップでシーラカンスのペーパークラフトを発見。

 帰宅後、一生懸命がんばって
  「完成!」
  

 実は、私、今月初めに上野の科学博物館での「ラスコー洞窟壁画展」を見に行ったのですが、
   
           (ラスコー展の写真)

「あの時、一般展示室に、たしかシーラカンスの展示があったと思うよ」という話になって、翌日の日曜日はKAZU君と上野駅で降りて、

  国立科学博物館に行きました
  

 私が子どものころの思い出では、飛行機の形をした本館だけだったような気がします。そして、建物の前には巨大な恐竜の骨。

 ずいぶん長いこと中に入りませんでしたが、今はすっかり様変わり、恐竜の骨はシロナガスクジラに変わり、本館の奥には広い新館ができて、子どもたちも時間をかけてじっくりと楽しめる施設になっていました。
 KAZU君、シーラカンスだけでなく恐竜の骨や動物の剥製の展示などもいっぱい見て回り、満足感いっぱいの顔で大宮へ帰って行きました。


   早春のざわめき仄か博物館   弁人


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寒さしぶとくとも春は春。「三浦の河津桜」

2017-02-15 18:14:34 | 湘南・鎌倉・三浦ぶらり
2月15日(水)

 今年の冬将軍、なかなかしぶとい。テレビ画面ではありますが、先日の西日本日本海側の大雪もけっこう大変だったようでびっくりしました。
 明石にいる時、この時期毎年のように、カニを食べに鳥取や香住に行っていましたが、KAZU君が思いっきり雪遊びができたのは一回だけでしたし、2011年にかなりの積雪と聞いて雪見の温泉に出かけた時も、鳥取の積雪は10センチには満たないくらいでしたから。

 おかげさまで、そのぶん南関東は晴天続きですが、立春が過ぎても暖かい日はわずかで、首をすくめがちの毎日。
 それでもやっぱり三浦半島は気候温暖なのでしょう、京浜急行の駅や車内には「三浦の河津桜」の案内が並び、もう満開に近いという情報も。

 「河津桜」といえば南伊豆の河津なのでしょうが、早咲きの桜ということで、近年はいろいろな所でもてはやされているようです。
 たとえば、小田原の奥、松田町の丘の上の公園。黄色い菜の花とのコントラストもさることながら、その向こうに鎮座する富士が背景となっているのも見事でした。

 そして、今回の三浦の河津桜。
 「京浜急行の車窓からのピンクの桜が映えて、行く行く観光名所になっていくらしい」ということを耳にしたのは10年くらい前でしょうか、ここも歴史はそんなに古くはないのです。でも、私が明石に行っている間に木々も年々成長し、宣伝も行き届いたのでしょう、今はけっこうな賑わいとか。

 ということで、春を探しに三浦海岸の駅へ。改札を出ると、

 駅前広場に満開の
  河津桜がお出迎え
  
  

 海へ向かってすぐの所にある
  「南下浦市民センター」
  

 先日、テレビ画面にこの桜がチラッと映っていたのが気になって、お目当ての場所へ行く前に寄ってみました。

 ところで、そのお目当ての場所というのは一つ先の三崎口駅へ向かう線路脇なのですが、もしこの駅に戻って来ないで三崎口まで歩いてしまうとすれば、おそらく向こうの駅のほうが標高が上。だとすれば、そっちから歩いて来たほうがいいかなと、再び電車で、こちらも駅前は河津桜がいっぱいの三崎口駅へ行きました。

 その花の下、
  長い坂道を下りて、
  

 途中、まだ蕾もかたい
  桜並木の下も通ります
  

 正面から冷たい風が吹き上がってきてけっこう寒い。このソメイヨシノらしき桜の木もそうですが、実際はまだまだ冬の風情なのです。そんな寒々しい道なのに、ふと現れる鮮やかなピンク色。

 線路の
  高架下に来ました
  

 歩き始めた三崎口の駅舎は架線の上、ホームから上った階上にあり、その改札口を出て坂道を下りて来ましたが、初め見下ろしていた線路があんなに高い所に見えるということは、ずいぶんと下ってしまったもよう。
 でも、そんなに都合よく下り坂ばかりなんてことはありません。ここからは上り坂で、小鳥の囀りと時折通過する電車の音を耳にしながら歩いて行くと、

 小松ヶ池公園の
  池の上に
  

 左へ行くと池に下りる道。右はそのまま電車を見下ろす陸橋の上に行きます。ということは、線路の勾配がどれほどか知りませんが、ほぼ元の高さまで上ってきたのかもしれません。
 そしてこの陸橋、実は、カメラマンがいっぱいの人気スポットなのです。でもここは吹きっさらしで、電車を待つには少々寒くてつらい。

 我慢した結果の被写体は
  こんな具合です
  
      


   せめぎ合ふ眼下の春と北風と   弁人


 線路端へは白梅も満開の
  小道を下ります
  

 線路の向こうに
  小松ヶ池の畔が見えました
  

 小松ヶ池の桜は10日くらい遅いと聞いていましたが、すでにうっすらと色づいていて、お花見の人の姿も見えました。

 やはり少々寒くても文句は言えませんね。2月の中旬にしてこれだけの春の色なのですから、湘南はまだまだ暖かいほうなのです。ちなみに、明石にいた時のアルバムをひもとくと、KAZU君が通っていた保育園の庭の河津桜は、どんなに早くても3月の初旬、だいたいは10日過ぎくらいにならないと咲き始めてくれなかったことを思い出しました。

 さて、いよいよお目当ての線路端を歩きます。

 頭上に桜。足許は菜の花。そして突然やって来る
  赤い京浜急行
  

 「もう一枚撮ろうかな」と、電車の音に耳をそばだてていると、

 現れたのは、「ブルースカイトレイン」
  600形でした
  


   車窓にも春を映して走り去り   弁人


 
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大宮のKAZU君、寒い中元気にしているのかな

2017-02-06 07:32:57 | KAZU君
2月6日(月)

 立春が過ぎて、湘南では時折暖かな日もあって、梅も咲き始めまています。
 そんな中、最低気温がこちらより数度ほど低くて明け方は氷点下続きの大宮で、二年生のKAZU君、元気に学校へ行っているのかどうか気になっていました。

 風邪を引いたとか寝込んだとかいう知らせはないので、たぶん大丈夫なのでしょうが、一昨日の土曜日、天気も良さそうだったので、ちょっと顔を見に電車で大宮へ向かいました。

 通常は大宮からニューシャトルに乗って行くのですが、乗った電車が宇都宮行き。大宮での乗り換えをやめて、そのまま東大宮まで行って、2キロちょっと歩いてみました。
 穏やかな日射しの中、朝の空気を吸いながらと思っていたものの、やはり内陸はかなりひんやりとしていて風も強く、襟を立てて気合を入れて歩いて行きました。

 途中、人と自転車だけが通れる
  長い跨線橋を渡ります
  
 東北本線の車輛が待機する引き込み線があって、特急の車輛なんかも並んでいる上を渡って行きます。

 橋の向こうは大宮工業高校。グランドの向こうに
  真っ白な富士
  


   純白の雄姿や冬の置き土産   弁人


 高校のグランド脇を歩いて校舎の前の正門を過ぎると、すぐ向こうに、校区の中学校とKAZU君が通っている小学校が並んでいて、その小学校の正門から5~6分の所にKAZU君の家があります。


 さてと、とりあえず元気な顔を見たかったとはいえ、家でお茶を飲んでいても意味がありません。
 近くの上尾に「埼玉アイスアリーナ」があって、1月は何回かスケートを楽しんだようですが、この日はせっかくの好天気、屋内で遊ぶこともないかと、
 「電車に乗って、公園かどこか気持ちの良い所に行ってみようか」と誘って、

 着いたのは、
 「武蔵丘陵自然公園」です
  

 行き帰り同じルートというのも芸がないと、行きは熊谷駅から1時間に1本しかない立正大学経由のバスで向かいました。

 この公園、私にとっては4つ目の国営公園ですが、ここもとにかく広い。それも全体的に縦長に広がる緑地で、北口と南口は地図上でもおよそ3キロほど離れていて歩き回るのはしんどそう。

 「自転車乗れるんだから、
  レンタサイクルだね」と、
  

 颯爽とペダルを踏みましたが、まあ、走り甲斐のあること、適度に上り坂もあって、半周もしないのにヘトヘトになりました。
 それに、サイクリングロードが公園の片側に沿うように整備されていて、遊び場がなかなか目に入ってきません。

 「一度下りて休憩、少し散策もしてみようか」と、展望レストラン近くの駐輪場に停めて、階段と坂を上ってやっと休憩所に着くと、「遊び場まで600メートル」という看板があり、その道は自転車では行けそうにありません。

 「ここからは歩きや」  「どこへ行くの?」  「遊ぶ所さ」  「またここまで戻って来るんやろ。カーくん、もう二年生だし、遊ばなくても、サイクリングだけで楽しいよ、おじいちゃん」

 こんな、その時の私にとっては少しほっとしたやり取りがあって、また自転車のペダル漕ぎに専念。結局サイクリングを楽しんだだけで終わりました。


   春浅き空に響きし「先行くよ」   弁人


 帰りはバスで東武東上線の森林公園駅へ。池袋行きの電車で川越に出て、JR川越線に乗り換えて大宮へ戻って来ました。

 東上線川越駅で
  KAZU君がシャッターを
  

 かつて、東武線の西新井あたりで「中央林間行き」の電車を見て「へえー」っと思ったことがありましたが、今は、私鉄・JR・地下鉄入り乱れて相互乗り入れをしている時代。鉄道網も複雑になって、路線名くらい知っていてもどうにもなりませんね。
 東武東上線なのに、辰巳・新木場方面があったり、みなとみらい・元町中華街方面があったりします。一方、川越線には八王子行きの電車が停まっていて、どうも八高線に繋がっているようですし、反対方向は、埼京線赤羽池袋方面とか、りんかい線直通の、ここにも新木場行きの電車が走っています。
 まったく、埼玉の真ん中あたりにいるというのに、そういう感覚がなくなってしまうような感じになりました。

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「船景色」を求めて

2017-02-01 23:19:15 | 船景色
2月1日(水)

 先日、妙に暖かくなった日が一日ありましたが、今年の1月は、かなり強烈な寒波が居すわったりして、寒い日が多かったように感じます。
 冬型の気圧配置になると、こちら南関東では明石と違ってよく晴れわたってくれるので、この冬は富士山の雄姿を眺める機会も多かったということになります。

 そんなわけで、快晴の日に自転車で買い物に出ると、つい海岸まで足を伸ばしたくなりします。

 大海原の向こうに富士と箱根連山。天城山の左に伊豆半島が伸びていて、その沖合に伊豆大島。足元に打ち寄せる波もそうですが、瀬戸内海の入り口の明石海峡の海岸とはかなり趣が異なります。
 ヨットの帆、ウインドサーフィンの影、それはまったく長閑で湘南らしい素晴らしい光景なのですが、その動きからたしかに風は見えているものの、明石の海で目のあたりにした潮の流れは視界に入ってきません。
 時折、釣り舟が魚影を探しているのでしょうか、エンジンをふかして走ったりしますが、波やうねり以外の水の動きが見えてこないのは、やっぱり船影が少ないからなのでしょうか。

 明石海峡の光景を懐かしく思い出しながら、たまには船を眺めたいなと思う日々。
 ところが、年頭の記事で触れたとおり、東京湾側には海を眺めるスポットがなかなかありません。船を見るならやっぱり浦賀水道、観音崎に行けばいいのは承知の上で、どこかにプラっと行ける船の見える所はないかという気分を拭いきれずにいました。

 やっと見つけたのは、
  こんな感じの場所
  

 大きな円形状の芝生の先に東京湾が広がっています。工場地帯なので、ガスか石油かのタンクの跡地ではないでしょうか。海に向かって階段は数段ですが、展望スペースもあります。
 10月から11月頃、何回か八景シーパラダイスのそばにある大きなゴルフ練習場に出向いていました。正月明けに一度行った帰りに、練習場の北へ向かい、福浦・幸浦辺りの工業団地の海岸線を車でうろちょろして見つけました。

 豪華客船。
  横浜を出港したのでしょうか
  

 左端に自動車運搬船。
  望遠使わないとだめですね
  

 対岸の房総の工業地帯はよく見えますが、如何せん船は遠くて小さい。浦賀水道から内海に入ると水域が広がり、千葉とか横浜とかに航路が分かれているのかもしれません。

 南に見える猿島の手前に
  自衛艦が入ってきました
  

 真冬の午後、季節風が吹きっさらしでとにかく寒い。でも春になったら気持ち良く海を眺めていられそうで、時間潰しにもってこいの所かもしれません。


   空っ風船にも獲物か鳶行く   弁人


 そしてもう一ヶ所。
 先日、買い物で横須賀平成町のショッピングモールに入ったところ、なんと階上の駐車場の隅に「展望フロア」なるものがありました。

 こんな感じ。目の前が猿島で、
  その向こうに船が通ります
  
  

 室内というのが格別。この時期に暖かいということは空調完備でしょうから冬と夏は絶好です。観音崎もすぐ先に見えていて、船の姿もそんなに小さくはありません。

 コンテナ満載の船を見ていたら、
  猿島の陰からも大きな船が
  

 その大きな船、明石でもよく見ました。「○○ハイウエイ」という名の自動車運搬船です。

 次の船、小さくてよく見えませんが、
  お馴染みの船でした
  

 上が白で下が緑。「ワレニウス・ウィルヘルムセン」、北欧の海運会社の自動車運搬船です。

 これも懐かしい。白球4つの
  LNGタンカー
  

 左はタンカー。右から来るのは
  メンブレン型LNGタンカーか?
  


   春を待つ猿島の先に船景色   弁人


 遠くばかり眺めていましたが、気がつけば、左(北側)足下は横須賀の港だったのです。

 貨物船が
  入港して来ました
  

 目を上げると、右上の空には、羽田に着陸する飛行機が次々と現れます。カメラに収めようと思いましたが、東京湾入り口付近で右に旋回してしまいます。たぶん、米軍横須賀基地を避けて房総半島上空から降下するのでしょう。
 私も何回か羽田発着の便に乗り窓下を見ていましたが、あの忌まわしいニューヨークのテロ事件以来、旅客機は米軍基地のある三浦半島上空を飛ばなくなっているようようです。

 ところで、羽田発伊丹行きの日航機が御巣鷹山に墜落したのは、もう30年以上も前のことですが、あの当時は羽田離発着の旅客機が次々と東京湾の上空を飛んでいました。
 当時、職場が横須賀だったのですが、ある夏の夕方、その光景を眺めながら、友人に「あんなにたくさん飛行機が飛んでいるのを見ると・・・・・、大丈夫なのかな」と話しかけてしまったのです。あの事故はその数日後のことで背筋が寒くなり、今でも忌まわしい思い出になっています。


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