チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

ぶらっと鎌倉、お昼は生しらす丼で

2013-03-31 23:49:45 | 湘南・鎌倉・三浦ぶらり
3月31日(日)

 弥生三月になっても、明石はなかなか暖かくなりませんでした。

 天気予報を見ながら、「関東のほうは天気もいいし、今日も暖かそうなのに」とか思ったりしていましたが、いざ、逗子の家に戻ってくると、あまりいい天気にならず、なかなかすっきりとした青空に恵まれません。
 「なんだ、甲子園は陽が差しているよ」とあきれていると、妻君は「ふだんの行いが・・・」などと笑っています。

 そんな冗談を言っているうちに、いよいよ新年度の四月が目の前に迫ってきました。テレビで野球ばかり見ていてもしょうがないので、買い物がてら鎌倉駅に降りてみました。

 散りはじめですが、
  段葛は花見客で賑わっています
  

 桜並木を歩いた後、花の寺、おんめ様の大巧寺を覗いてみました。

 この時期は、
  多種多様なツバキの花でいっぱいでした
  

  足元には、これもスイセンのようで
  
 花の輪郭がしっかりしていて、真ん中の花冠というのでしょうか、ラッパの部分も真っ白で、よりいっそう清楚な感じで咲いていました。


   山門を入りてなほ沁む花ぐもり  弁人


 さて、どこでお昼にしようかなと若宮大路を歩いていると、路地の中に「生しらす丼」という文字を見つけました。

 「本当に食事処なの?」
  と思うような店構えですが
  

 店内は、看板どおり
  映画のポスターや雑誌がいっぱいです
  
 実はこの食堂、映画好きのご主人が古書店をカフェにしたお店で、裕次郎をはじめとする往年の日活のスターや大島渚や小津安次郎の映画のポスターが所狭しと飾ってあり、高倉健や美空ひばりの顔も並んでいます。
 バックミュージックの裕次郎の美声を聴きながら待っていると、

  好物の「生しらす丼」の登場と相成りました
  


   湘南の匂ひの中に弥生尽く  弁人


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甲子園を切り上げて、なんとか間に合った東京の桜

2013-03-30 15:20:37 | お出かけ・散策
3月30日(土)

 27日の水曜日は三回目の甲子園観戦となりました。大会はまだ序盤で、三期連続優勝を目指す大阪桐蔭がまだ登場していません。その上、平安、履正社、大和広陵などの関西勢が早々と姿を消してしまったためか、例年より空いていて、ゆっくりと観戦できるような気がします。

 この日も、地元の報徳学園が
  初戦で敗退しました
  

  球場前の桜。やっと咲き始めました
  

 「もう満開だよ」というメールが逗子の家から届いています。ということは、首都圏より一週間ほど遅い感じです。

 甲子園、これからが面白いのですが、東京の桜も捨てがたい。まったく春というのは気が急く季節だと嘆息しながら、とりあえず新幹線に乗り込みました。

 さて、逗子の家に戻った翌日、さっそく東京へ向かってみました。

 「そういえば、千鳥ヶ淵って、学生時代以来歩いてないなあ」とつぶやきながら、地下鉄を九段下で降りて地上に出ると

 期待通り、
  桜の園の中に入り込みました
  

 田安門の交差点に立つ
  「常燈明台」を眺め
  

 靖国神社にある、
  気象庁指定の「標本木」を見学してから
  

 千鳥ヶ淵の
  ボート乗り場へ向かいました
  

  土日は2、3時間待ちだったとか
  

  この日は待ち時間40分ほどで乗れました
  

  カモものんびりとお花見でしょうか
  


   かるがもを宴に誘ふか桜堀   弁人


 そよ風に舞う花びらを眺めていると、やっぱり、関西の桜にも間に合うように、早々に戻る準備をしようかなという気分にもなってきます。
 でも、あと数日で甲子園も終わってしまうし、いくら気が急くとはいっても、せっかく我が家に戻ったのだから、少しはゆっくりしなければと言い聞かせて帰りの電車に乗りました。

 ところで、あとはテレビ観戦の甲子園ですが、今年も見応えのあるゲームをいくつか観戦することができました。

 そのうちの一試合。
  愛媛の済美と広島の広陵とのゲーム
  
 9回の土壇場で広陵が追いついて延長戦に。済美の安楽投手、2年生ながら150キロを超えるストレートを投げ迫力満点でした。ただ、後半は球威が落ちて追いつかれ、延長戦に入ってからも広陵が押しに押していましたが、

 延長13回裏、満塁から内野安打が出て
  済美のサヨナラ勝ち
  
 安楽君の投球数、230球を超えていて、かつての松坂投手を思い出しました。


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「うそぉ、ほんとぅ?」 東京で桜満開なんて

2013-03-25 23:51:04 | 身辺雑記
3月25日(月)

 「早く桜の季節にならないかなぁ」と春を待ちわびて来ました。

 3月に入って、たしかに暖かい日はありましたが、毎年、桜が咲くころには収まるスギ花粉症にまだ悩まされているのに、東京では桜が満開になったというニュースが流れてきます。
 4月に入ったら、逗子の家に帰ってお花見をして、10日過ぎに明石に戻って来れば、こっちでまたお花見ができると予定していたのですが、そんな予定が全く台無しになってしまいそうな雰囲気です。

 「東京では満開?本当なの?」と、ちょっとイライラして、22日の金曜日に明石公園に行ってみましたが、

 やっぱり、
  まだまだつぼみの状態でした
  

 ユキヤナギの花も、
  全部開いてない状態です
  

 椿だって、
  つぼみがいっぱい残っています
  


 明石近辺だけ桜の開花が遅いのかと心配になって、翌日の土曜日、球春到来とばかり、マスクと花粉用メガネと帽子で完全防備をして甲子園球場へ行って来ました。

 スタンドは、
  そんなに寒くはありませんでしたが
  

 球場前の桜は、
  一、二輪開いているだけでした
  

 電車の窓から見ていても、須磨浦公園も芦屋川も夙川も、「お花見近し」という雰囲気はかけらも見られませんでした。

 なんだかんだ言っても、やっぱり日本は東京中心で動いているのかもしれません。テレビのニュースやワイドシューで桜の話題が出るのは、全国ネットの番組の中ばかりで、出てくる映像は、上野公園や千鳥ヶ淵ばかり。関西発の番組もあることはあるのですが、桜の話題について言えば、「場所取り、新入社員来る前に。去年の新入りが2年連続の下働き」などと、東京の映像を流しています。足元の、大阪、兵庫、京都では、早い所で、やっと一、二輪開いたぐらいの状況なのに、そんなにびっくりしないことはニュースになりません。

 まったく、関西のメディアって、野球ではタイガースの話題ばかりに夢中になるのに、肝心なところでは、地域のことより首都圏のほうにばかり目を向けているんじゃないかと思ってしまいます。吉本なんかで育った関西の芸人も、有名になると多くが活動の本拠を東京に移してしまうのが現実で、まあ、こんなところから知らないうちに東京へのコンプレックスが生まれてしまうのでしょうか。

 それにしてもいったい、明石ではいつごろ満開になるのだろうと思っても、そういう情報が少なすぎると、心の中でぼやいていたら、ようやく今日のテレビで、兵庫ローカル天気予報の最後に、夙川と姫路が一分咲き、須磨や明石はつぼみの状態という桜情報が流れました。

 そんな状況なのですが、こちらの桜が満開になるのを待っていると、逗子に帰る気が失せてしまいそうなので、もう一度甲子園で高校野球の観戦を楽しんだら、予定を早めて逗子に帰ろうと思います。

 まあ今年は、桜が散り始めた頃に逗子に帰って、一週間余りあとに明石に戻ったら、もうお花見が終わっているという、もしかしたら、桜とすれ違いの春になってしまうかもしれませんが、そうなったら、まったくシャレにもなりません。


   花便り急かすはやはり桜なり   弁人


 ところで、
  「サンシュユ」だと思うのですが
  

 明石はまだ桜が咲いていないので、近所で見つけた黄色の花で、ちょっぴりお花見をした次第です。


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春風の中で、晴々としない日々

2013-03-21 16:50:15 | つぶやき
3月21日(木)

 待ちわびた春がやって来ました。東京では桜が咲き始め、今月中には満開を迎えてしまうとか。
 関西は、関東より少し寒いのかもしれません。例年、数日から一週間位遅れるような気がします。
 その関西でも、明石は大阪より3~5度、神戸より2~3度ほど気温が低く、今月に入って、各地で最高気温が20度を越えた日が何日もあったのに、明石では17度台の日が二日あっただけなのです。もちろん、桜はまだ開く段階ではありません。

 一週間前の写真ですが、
  梅だと思って撮っています
  

  早咲きの河津桜が満開です
  

 ところが、気温は低くても、スギ花粉と黄砂の飛散には地域差がないようで、この二週間、うっとうしくて、気合いを入れないとなかなか外出できない状態です。
 そろそろ逗子へ帰りたいと思っても、関東の花粉の飛散はこちらとは比になりませんので、とてもその気にはなれません。比較的楽だった去年も一昨年も、3月に逗子に帰った後、えらい目に会いましたから。

 そんな気分で春の愁いに陥っているうちに、WBCの野球も終わって、センバツ野球も始まる時期になってしまいました。明日が開幕で、甲子園球場の前の桜のつぼみがどんな状態になっているのかも気になるのですが、球場へ行く気分がなかなか盛り上がってきません。

 実は今日、カープのオープン戦が倉敷でありました。今年はカープのオープン戦が関西ではなく、今日の倉敷での試合がいちばん近かったので、花粉症になる前は出かける予定でいたのですが、鼻水との戦いの中では、とても見に行く気分になれませんでした。


 さて、野球の季節到来といえば、いささかボーっとした気分の中ですが、やっぱり、ジャパンが準決勝で負けてしまったWBCについて、ひと言つぶやかざるを得ません。

 巷では、内川の走塁がとか、山本浩二の采配がとか、いろいろ取り沙汰されていますが、そんなことはどうでもいいと思っています。
 三大会連続で頂点に立つなんてことは、まずもって至難の技なのです。勝つか負けるかは紙一重、その中で偉業を達成するためには、どこかでイチかバチかの賭けに出ることが不可欠で、台湾戦での9回2アウトからの鳥谷の盗塁がそれを物語っています。過去二回の大会でも、そんな綱渡りのような場面をなんとかくぐり抜けた末での優勝だったのですから。

 選手一人ひとりがどんなに頑張っても、チームがどんなに一丸になって立ち向かっても、負ける時は負けるのですから仕方ないのですが、実は、強化試合の段階から一つだけ気になっていたことがあって、どうも、それが今年のチームの弱点だったような気がしてならないのです。

 それは、日本のバッターに今一つ粘りとしぶとさが見られなかったことです。長野、鳥谷、坂本、松井、松田・・・、みんないいバッターなのに、早打ちが目立っていたのです。
 たしかに、好球必打の積極性は好打者の条件ですが、2ストライクまでは打つべき球を絞って難しい球に手を出さず、追い込まれたらファールで粘るという当たり前のことができなかったように見えました。その結果、打たされて凡退、ボール気味の球を強振しての三振が目立ってしまいました。内川がアウトになったあとの阿部の三振、ゲームセットになった時の松井の初球打ち等々、それぞれ精一杯のプレーなのでしょうが、応援する野球ファンを意気消沈させるのには十分過ぎる内容だったと思います。
 投手に球数制限がある中で、先発投手はもちろん、いかに多くの球を投げさせるかというのがポイントだとはわかっていたはずなのですが、相手も次々と投手を繰り出してくるという雰囲気や、オランダ戦での鳥谷の先頭打者ホームランもあって、しぶとく粘って四球でもいいという意識が薄らいでしまったのかもしれません。

 思い起こせば、4年前のチームはそういう点ではるかに勝っていたように思います。青木、西岡、イチロー、川崎・・・、まさに侍ジャパンにふさわしい二枚腰を持っていました。

 「精一杯やったんだから」ということばを耳にしますが、「精一杯取り組む」というのは、ただ、がむしゃらに立ち向かうということではありません。結果はわかりませんが、より勝利に近づくために、もっと相手の状況をよく把握し、もう少し広い視野で試合全体を見る姿勢が必要だったのではないかと思わざるを得ません。

 まあ、素人がいくら分析したところで、所詮「傍目八目」ということで片付けられてしまいそうなので、ここはカープファンとして、マエケンの好投をほめ称えておきましょうか。
 本人はプエルトリコ戦での初回の失点を反省していましたが、あの場面は、立ち上がりのアンパイアとの呼吸が合わない状況だったので全く問題外です。今大会での彼の投球がいかにすばらしかったかということは、大会のベストナイン(投手は3人の計11人)に選ばれたことでも明らかでしょう。

 あとは、今年のペナントレースにWBCでの急ピッチでの仕上げが響かないことを祈るばかりです。開幕にこだわらずに十分に肩を休めて、じっくり再調整するくらいのほうがいいのかもしれません。
 実は、2月の宮崎での強化試合で彼の重苦しい投球を見た時、ここから急ピッチに仕上げてWBCで投げたら、今シーズンは棒に振ることになるかもしれないという心配がよぎったのです。そんな心配を吹き飛ばすかのような活躍ぶりではあったのですが、あのイチローですら、4年前は精神的な疲労から胃潰瘍になって、開幕当初は休んでしまいましたし、MVPに輝いた松坂もあれ以来鳴かず飛ばずになっています。他にも、疲れから調子を落として出遅れた選手が何人もいたんですから。

 「焦るなマエケン!連休からでも15勝はできるはず」

 まあ、カープは今年も打てなさそうなので、昨年同様、防御率でタイトルを取るしかないのかもしれませんが。


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兵庫にあるJRの盲腸線「和田岬線」

2013-03-16 10:32:15 | 鉄道
3月16日(土)

 「終着駅」・・・なんとも言いようのない哀愁が漂っています。

 私なんぞは、ふと、奥村チヨの
「落ち葉の舞い散る停車場は ・・・・・・・・ 」
という歌を思い出してしまいますが、
 
 浮かび上がってくる駅舎のイメージとは。

 雪のちらつく田舎の停車場。でも、終着駅ですからその駅で線路が終わってなくてはなりません。はたして、鉄道の終着の駅がそんな田舎にあるでしょうか。
 田舎でないとすれば、上野駅や青森駅か。たしかに、始発・終着の列車が多く、駅のコンコースに向かって行き止まりになっている線路もあります。でも、実は東北本線の名目上の起点は東京駅で、上野駅は山手線や京浜東北線の途中駅です。青森駅も昔から行き止まりの駅ではありません。線路はさらに、奥羽本線や津軽線へ続いています。

 一方、私鉄では、それぞれ単独で繁華街から郊外へ放射状に伸びる路線が多く、環状することが少ないので、始発の駅に行けば、いくらでも行き止まりのレールを見ることができます。
 もちろん、JRにも環状しない路線はあるので、行き止まりの終着駅がありそうですが、そんなに多くはありません。北海道を除けば、房総半島も紀伊半島も周回しているし、南九州の日豊本線と鹿児島本線も繋がっています。
 最近は、新幹線の開通やローカル線の廃止にともなって、行き止まりになってしまった路線もありますが、私の若い頃には、全国ネットの国鉄には終着駅はあまり存在しないと思っていて、初めて長崎駅に降り立った時は少なからず興奮したものです。

 もう40年も前のことになります。所帯を持って湘南に住むようになった時、横須賀線には終着駅があると、さっそく久里浜駅へ行ったのですが、貨物線のためか、軍用のためか、駅の端からさらに線路が伸びていて、少しがっかりしたのを覚えています。

 その横須賀線、大船駅で東海道本線から分かれ、途中7つの駅を経て久里浜で行き止まりになります。このように、本線から垂れ下がるように分かれて終着駅に行き着く路線を、俗に「盲腸線」とも言います。
 もっとも、「盲腸線」の定義には「駅数の少ないもの」という概念を加えることもあり、そういう意味で、8駅目の終着というのが当てはまるかどうか微妙なところもありますが。

 昔、伯父と叔母の家が鶴見と浜川崎にあって、遊びに行く時に、鶴見駅から出る鶴見線によく乗りました。工場と煙突が並ぶ京浜工業地帯を走る鶴見線、この路線には3本の盲腸線があって、その頃から興味はあったのですが、みな大工場の従業員を乗せるためにある路線で、従兄弟と一緒に子どもどうしでワイワイと乗る電車ではありませんでした。

 実は、鶴見線の「盲腸線」と同じように、工場地帯の従業員を乗せる路線が神戸にもあるのです。

 4年半前、明石に来た時は、まだこちらの鉄道網に疎く、「盲腸線」のことは意識の外でしたが、家の近くの山陽本線上に、かつての京浜東北線と同じ青い車体の回送電車が走っているのを何回か目にし、気になって調べると、兵庫駅から分岐して1駅だけ延びている「盲腸線」の「和田岬線」の車両だとわかりました。

 兵庫駅には、
  昼間は閉ざされている改札があります
  

 この改札が、朝夕しか走らない「和田岬線」のホームへの入り口だということは知っていたのですが、その車両が、朝夕以外は西明石の車両基地で待機していて、その行き帰りの電車を明石の線路沿いから眺めていると、そのうちに一度乗らなくてはという気分になってきます。
 でも、実際に乗るとなると、これがなかなか難しい。朝は下りが満杯で上りはガラガラのはず。夕方はその反対に決まっています。片道だけ乗るのは不本意だし、カメラを持って満員電車に乗るのも気が引けて、その機会がなかなかありませんでした。

 勇気を出して、
  平日の朝8時に兵庫駅に行ってみると
  
 思ったとおりのラッシュアワーです。1駅先の終着駅、和田岬駅には三菱重工の造船所があって、おそらくほとんどの人がその従業員だと思われます。

 満員電車に乗るのは遠慮して、
  8時21分発の電車を見送りました
  
 さすがに時間に追われる朝の出勤時、私以外は、一人もホームに残りませんでした。

 ホームは山陽本線神戸線より
  一段低い所にあります
  

 とりあえず、次の電車に乗って和田岬駅へ向かいました。

 途中、ヴィッセル神戸とINAC神戸の
  ホームズスタジアムが見えました
  

  これが和田岬線の時刻表です
  

 兵庫駅行きの朝の最終電車。
  乗客は2、3人しかいません
  


 さて、この日は車窓からの写真がうまく撮れなかったので、もう一度すいていそうな土曜日に出かけました。

 本数は少ないものの、さすがに土曜日はゆっくり座って行ける乗客の数です。兵庫駅を出て山陽本線から離れて行くと、

  まもなく、右に分岐する線路が見えます
  

 川崎重工の車両工場で、
  特急電車らしき車体が見えました
  

  兵庫駅から数分で和田岬駅です
  
 駅の先に三菱重工の建物が見えています。

 たしかに終着駅。
  線路はここまでです
  


   春一番終着駅に立ってみる  弁人


 写真でおわかりのとおり、この日はいつもの青い103系の電車ではなく、ふだんよく乗る普通電車と同じの207系の車両が運行していました。
 車掌さんに聞くと、103系の青い電車は一編成しかなく、点検整備等があるとこの車両になるということでした。かつての国電の懐かしい車体もだんだん消えて行く運命にあるようです。

 ところで、一駅だけの「盲腸線」の終着駅は
  改札がなく無人駅です
  

 ホームの途中から、そのまま町中へ出ることができるようになっています。一駅だけなので、起点の駅に改札を設ければ済んでしまうのです。
 ということは、私のような暇人だと何往復もできてしまうことになりますが、もともと何往復もできる本数が運行されていないので、これでいいのでしょう。

 そういえば、昨年の9月に乗った西新井の東武大師線も一駅の「盲腸線」だったので、大師前駅の改札は無人で自由通行になっていたのを思い出しました。
 大師線は一日中運転しているので、その気になれば何往復でもできますね。

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おばあちゃんおじいちゃんと楽しいお出かけ

2013-03-08 10:05:48 | KAZU君
3月8日(金)

 一昨日あたりから急に春らしくなってきて、保育園の帰り道もお散歩気分で歩いて来れるようになりました。

 寒さを逃れて明石公園のお掘りに来ていたはずのユリカモメなのに、どっちかというと、やっぱり寒いのが好きなのか、いつの間にか故郷のカムチャッカへ帰ったようで姿が見えなくなりました。
 そして、KAZU君に会いに、2月の下旬に明石に来ていた逗子のおばあちゃんも、ユリカモメと同じように帰ってしまいました。

 「おばあちゃんのお迎えの時は楽しかったなぁ」
  

 そのKAZU君、おばあちゃんとお別れする前のお休みの日に、おじいちゃんと3人で電車に乗ってお出かけしました。
 この日は、まだ北風の冷たく吹く日。屋内で楽しめる所はどこかなということで、

 大阪環状線の弁天町にある
  交通博物館へ
  

 こういうのを見ると、私も小さい頃、万世橋の交通博物館へ行くのが楽しみだったのを思い出して懐かしい気分になります。

 実は、ここには前に一度KAZU君と行ったことがあるのですが、KAZU君はその後も、私が明石を留守にしている時にお父さんと来ていたとのこと、館内のどこに何があるかは心得ていて、さっそくお目当ての所へ案内してくれました。

 まずは、実際の模型を動かしながらの
  運転操作
    

  ドアの開閉スイッチも本物と同じです
  

 運転シュミレーションも大人気。
  KAZU君も夢中に
  
    


   かわいげに「出発進行!」春きざす  弁人


 お昼のレストランは、
  かつての本物の食堂車です
  

 どこも休日で混んでいましたが、遊ぶ物でも食事でも、順番が来るまでちゃんと待てるのがKAZU君のいいところなのです。

 さて、帰り道。実は先日、鉄道番組の「阪神なんば線」を録画して、こんどKAZU君に見せたいと思ったので、なんば線の九条駅に出て、近鉄車両の快速急行に乗って三の宮に戻って来ました。


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「天空の白鷺」にも春の気配

2013-03-04 23:14:02 | お出かけ・散策
3月4日(月)

 春の遅い北の国から豪雪による悲しいニュースが流れてきて、なんともやりきれない思いになりますが、関西では少しずつ春の気配が感じられるようになりました。

 10日ほど前の2月23日、
  いかなご漁が解禁になりました
  

 解禁は例年2月末から3月初めなのですが、この冬は海水温が急激に低くなった影響で、12月の産卵期が10日ほど早く、解禁日も早まったそうです。また低い海水温のためか、漁獲量が少ないようです。
 実は、今年も先週の金曜日にくぎ煮を炊きましたが、そのせいか、キロ当たりの値段も例年の1、5倍ほどしました。

  一輪挿しの桃も花を開きました
  


 たしかに春の気配はわずかですが、朝から陽が差し込んでくると、ちょっとうれしくなります。そんな好天気の中、平成の大修理中の姫路城、工事の様子が見学できる「天空の白鷺」へ二年ぶりに行ってみました。

 さあ、工事はどんな具合になっているのか、
  楽しみです
  

 西の丸も漆喰を塗り直しているようで、
  白く鮮やかに輝いています
  


   漆喰の白さ眩しき春の空   弁人


 いよいよ「天空の白鷺」。
  鯱の修理と設置が終わったようです
  

 ガラス越しに眺めながら
  エレベーターで階上へ
  

  漆喰塗りも、ほぼ終わっていました
  
 写真でははっきりと見えませんが、鯱もちゃんと乗っかっていました。

  天守閣の一番上の屋根の高さからの景色
  

 この位置から天守閣を見たり、下を眺めるのも今だけなので、気分も爽快です。

 工事の完成は再来年ということですが、どうも、来年の大河ドラマが姫路で生まれた「黒田官兵衛」のようです。当然、ご当地ブームで姫路も盛り上がるはずで、見学者から「それに間に合わせるんじゃないか」という声も聞こえてきましたが、はたしてどうでしょうか。


   桃咲きて衣脱ぎたき白鷺城   弁人


 さて、昼飯をどうしようかと考えたのですが、冬に別れを告げようかと、牡蠣料理を求めて、姫路から山陽本線に乗って相生に行ってみました。
 播磨では、何といっても室津の牡蠣が有名なのですが、その牡蠣を扱うお店が相生にはたくさんあって、1月下旬には「かき祭り」で賑わいます。

 ということで、
  駅から歩いて行ける料理屋へ
  

 冬の味覚のおいしい牡蠣を堪能して、「春の到来、待ったなし」という気分になりました。

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