チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

猛暑に涼を・・、風鈴は「焼け石に水」でしょうか

2023-07-19 15:39:27 | 身辺雑記
7月19日(水)

 梅雨明けの発表が出ていないに、ここ何日かの猛暑、呆れますね。

 あまりの暑さに、外に出る気力なんぞ萎え失せて、エアコンの効いた部屋でおとなしくしていますが、今日は少し暑さがやわらいだ感じがしないでもありません。

 四六時中世話になっているエアコンも少しは休ませなくてはと、今朝は一時スイッチを切ってみました。
 窓を開くと、南風が流れ込んで来ましたが、ドライヤーの温風のようです。

 テレビに映る川崎大師の風鈴市の光景を見ながら、「そうだ、我が家にもたしか風鈴があったはず」と、戸棚の中を探してみると、ありました。

 木箱に入った
  姫路の「明珍風鈴」
  

 東京の下町で育ったもので、風鈴と言えば、まず丸いガラス製の「江戸風鈴」が浮かんできますが、澄んだ音色ということになると、やはり南部風鈴のような鉄製のほうに軍配が上がりそうです。
 姫路の「明珍風鈴」については、2009年の4月末の記事で紹介してあるのですが、明珍の火箸の素材は鋳鉄より硬い鋼(はがね)ですから、より澄んだ音色と言ってもいいのかもしれません。

  吊り下げてみました
  

 短冊には、「只許清風到(ただ清風の到るを許す)」とありました。

 やはり、風鈴ですから「音」が聞こえないと風情は伝わりませんよね。
 さてと、動画をYouTubeにアップして貼り付けてみましたが、どうでしょうかね。




   風温しも明珍火箸の澄みし音  弁人


 そんな風情もやはり一時。動画をパソコンに移していると、首筋に汗がにじんで来まして、温度計に目を遣ると30度を越えていました。
 涼をとったつもりも、ほぼ1時間で再びエアコンのお世話に。今晩、少し涼しかったら、澄んだ音色に清風を感じながらうとうとしてみましょうか。


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高校野球の夏到来-「今年は初戦勝ちました」

2023-07-11 11:18:25 | スポーツ観戦等
7月11日(火)

 梅雨明け??「いやー、暑い!」 でも、高校野球の熱い季節の到来でもあります。

 ご贔屓の横須賀高校、やりました。初戦突破であります。

 相手は、神奈川の高校野球界で、公立の試合巧者として名を馳せている横浜市立桜ケ丘高校。1999年には準優勝という経歴を有しています。
 実は、横須賀高校だって、昭和26・27年、二年連続でベスト4に進んだことのある伝統校ですが、何しろ、もう70年以上も前のこと、私ですら2~3歳の時ですから、今の部員にとっても歴史上の一出来事に過ぎません。
 さて、この二校。過去にも対戦はありましたが、この春の県大会予選で対戦した時は、桜ケ丘が1点差で勝利。でも、今年の桜ケ丘なら勝機も十分と、8日の土曜日、その昔、夏の初戦の桜ケ丘戦で涙を呑んだOBと一緒に、「39年前の雪辱を晴らさん」とばかり大和スタジアムへ。

 両チームとも投手力にやや難があるところに、南からの強風によるフライの落球もあり、点の取り合いとなりましたが、

 横須賀高校、よう打ちました。
  16安打。11-6
  

 何年ぶりでしょうか、
  感無量。勝利の校歌
  

 2008年に初孫のKAZU君が生まれてから、7月はほとんど明石にいたので、神奈川の夏の大会はあまり記憶にないのですが、明石から戻った2017年以降、横須賀高校が勝ったのは、コロナ禍で中止になった2020年の8月に無観客で行われた代替大会。この時はニ・三回戦と連勝しているのに、残念ながら記録には残っていません。
 実は、その年の4月から、今回同行したOBの一期下の後輩OBが監督になっていて、はじめに知らせを受けた時は、新たなスタートと期待に胸を膨らませたのですが、折からのコロナ騒ぎで、練習見学も追っかけ応援もできなくなり、せめて夏の大会だけはと球場へ出向いていたものの、21年、22年とも勝運に恵まれず、教え子の指揮官との笑顔での握手がお預けになっていたのです。


   甲子園一歩近くに汗拭う  弁人


 抽選番号が若かったので、二回戦は中一日の10日となりました。次は県立とはいえシード校の市ヶ尾高校。

 炎天下、35度越えの等々力球場。
  始まりました
  

 甲子園の予選はふつう梅雨時に始まりますので、2~3回勝たないと炎天下にならないのですが、温暖化による異常気象のせいなのか、去年も今年もはじまったばかりなのに真夏の暑さ。
 一回勝ったチームは、幾分緊張感も和らぎ勢いがある反面、「今日は、いやになるほどあちいなぁ」と、青空へ目を遣る余裕もあったりします。一方はシード校としての重圧を背負っての初戦。「あつい!」と嘆息している以前に、絶対負けられないという責任感とプライドが前面に出てきます。
 そんな中でのスタート。先に点を取ったほうが精神的にどれだけ有利かは自明の理。それがシード校のほうであれば、ますます有利に。

 という流れに乗って、一方的な展開になり、
  7回コールドで敗退
  

 さだまさしの「甲子園」の一節。
 「三千いくつの参加チームの中で
  たったの一度も負けないチームは一つだけ
  でもたぶん君は知ってる
  敗れて消えたチームも
  負けた回数はたったの一度だけだってことをね」

 どっかで負けなかったら甲子園の優勝チームになっちゃうわけで。
 そのチーム以外はすべて一回だけ負けることになっているわけで。

 そんな中で、一回歓喜の輪を作れたのですから、
  いいんです、下向かなくて
  


   汗まみれ歓喜を見遣る涙かな  弁人


 さあ、汗を流して、三年生は明日からの受験勉強、がんばれ!!


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我が家の「アガパンサス」、今年は一本のみでしたが。

2023-07-06 15:13:26 | 身辺雑記
7月6日(木)

 たしか、まだコロナが流行する前の秋に、お隣さんから株分けしていただいた我が家の「アガパンサス」。
 翌年、3本の茎が伸びてきて、きれいに咲きました。
 その時、ふっと、保育園からの帰り道での「あっ、おじいちゃんの好きな花やで」というKAZU君の声。そんな明石での初夏の思い出が蘇ってきて感無量でした。

 一昨年は4本、去年は6本と順調に数が増えていたのに、咲いた後の切り方。秋の株の手入れ等々、後始末がよろしくなかったのでしょうか、今年は茎が1本しか見えず、そのうち数本にと思っていたのですが、

 結局1本のままでした。
  「つぼみ」(6月1日)
  

  開き加減に(4日)
  

  いよいよでしょうか(6日)
  

 なんとも上品な佇まいで、1本でも文句は言えません。

  咲き始めました(11日)
  

 このくらいの時期がいちばんきれいなのかもしれません。


   一陣の風を紫君子蘭  弁人


 10日後の21日。まだ全部開いていないのに、初めに開いた花が
  もう、しぼみ始めています
  

 昨年、この状態になったのは7月に入ってからでしたから、やはり今年の花暦は10日から二週間ほど早くなっています。

 花が終わって種を作る際にエネルギーを要して株が弱るんだそうで、去年は7月半ばに茎を切りましたが、今年もそろそろかなと数日ぶりに近くに行くと、

 7月5日の昨日。あらまあ、もう、
  種、作っちゃっています
  


   何ゆゑに梅雨明け前の急ぎ足  弁人


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