9月23日(金)
秋分の日の前夜、小雨の中KAZU君がお母さんと一緒にひょっこり現れました。
お母さんが仕事で伊勢原に行くご用があって、本当は数日前の三連休に来ることになっていたのですが、いろいろな都合があって日程がずれてしまったのでした。
なにしろ水曜日、学校が終わってから新幹線に乗ったので、逗子に着いたのはもちろん夜。
「こんなに早くおじいちゃんに会えるとはね」
と喜ぶKAZU君でしたが、すぐにお風呂を済ませて布団に入ってもらいました。
KAZU君と遊べるのは、翌秋分の日の午前中だけ。わずかな時間をどうやって過ごそうかなと考えていたのですが、なんと、台風の余波で朝から大雨警報が発令されるという最悪の天気。
仕事とはいえ、雨の中逗子から伊勢原へ行くお母さんも大変です。なにしろ、電車で行くにしても、逗子から小田急の小田原線に乗るのは経路も複雑。
「それじゃあ、みんなで車に乗って伊勢原へ行っちゃおうよ」と、雨の中のドライブとなりました。
目的地でお母さんを降ろした後、向かったのは、
屋内で遊べそうな
「子ども科学館」
中に入ろうとすると、隣に図書館があって、KAZU君、「ちょっと本を読んでからにしたいな」と、なかなか感心することばが飛び出してきました。
ひとしきり、図書館の雰囲気を
味わってから
子ども科学館で
遊びました
でも、ゆっくりはしていられません。翌日は平日で、それもなんと、楽しみにしている秋の遠足の日なのです。お天気も関東は雨続きらしいのですが、関西は大丈夫そう。
「明日の朝は、お母さんもKAZU君のお弁当を作らなければならないし、早く帰らないとね」
と話しながら、お昼を食べた後、仕事を終えたお母さんと合流して、急いで新横浜駅へ向かいました。
休日の道路状況を考えると、伊勢原からの新幹線の駅なら小田原のほうが時間の計算が立ちやすいのですが、いちばん早く帰れる経路は、新大阪まで「のぞみ」に乗って「こだま」に乗り換えて西明石までとなるので、どうしても新横浜駅ということになります。
休日午後の上りは渋滞するかなと心配しながら東名高速に入りましたが、幸いすいすいと進んで、予定より早く着くことができました。
「バイバイおじいちゃん、
また来るからね」
野分風見送る孫の微笑みて 弁人
やれやれ、KAZU君にとっては、なんとも忙しい30時間弱の旅行となりましたが、予定より二本ほど早い「のぞみ」に乗れたようでホッと一息。
むしろ、ずっと時間を気にしていた私のほうが一気に気が抜けて、夕飯の後、まさに「バタンキュー」の感じでベットに倒れ込んでしまいました。
秋分の日の前夜、小雨の中KAZU君がお母さんと一緒にひょっこり現れました。
お母さんが仕事で伊勢原に行くご用があって、本当は数日前の三連休に来ることになっていたのですが、いろいろな都合があって日程がずれてしまったのでした。
なにしろ水曜日、学校が終わってから新幹線に乗ったので、逗子に着いたのはもちろん夜。
「こんなに早くおじいちゃんに会えるとはね」
と喜ぶKAZU君でしたが、すぐにお風呂を済ませて布団に入ってもらいました。
KAZU君と遊べるのは、翌秋分の日の午前中だけ。わずかな時間をどうやって過ごそうかなと考えていたのですが、なんと、台風の余波で朝から大雨警報が発令されるという最悪の天気。
仕事とはいえ、雨の中逗子から伊勢原へ行くお母さんも大変です。なにしろ、電車で行くにしても、逗子から小田急の小田原線に乗るのは経路も複雑。
「それじゃあ、みんなで車に乗って伊勢原へ行っちゃおうよ」と、雨の中のドライブとなりました。
目的地でお母さんを降ろした後、向かったのは、
屋内で遊べそうな
「子ども科学館」
中に入ろうとすると、隣に図書館があって、KAZU君、「ちょっと本を読んでからにしたいな」と、なかなか感心することばが飛び出してきました。
ひとしきり、図書館の雰囲気を
味わってから
子ども科学館で
遊びました
でも、ゆっくりはしていられません。翌日は平日で、それもなんと、楽しみにしている秋の遠足の日なのです。お天気も関東は雨続きらしいのですが、関西は大丈夫そう。
「明日の朝は、お母さんもKAZU君のお弁当を作らなければならないし、早く帰らないとね」
と話しながら、お昼を食べた後、仕事を終えたお母さんと合流して、急いで新横浜駅へ向かいました。
休日の道路状況を考えると、伊勢原からの新幹線の駅なら小田原のほうが時間の計算が立ちやすいのですが、いちばん早く帰れる経路は、新大阪まで「のぞみ」に乗って「こだま」に乗り換えて西明石までとなるので、どうしても新横浜駅ということになります。
休日午後の上りは渋滞するかなと心配しながら東名高速に入りましたが、幸いすいすいと進んで、予定より早く着くことができました。
「バイバイおじいちゃん、
また来るからね」
野分風見送る孫の微笑みて 弁人
やれやれ、KAZU君にとっては、なんとも忙しい30時間弱の旅行となりましたが、予定より二本ほど早い「のぞみ」に乗れたようでホッと一息。
むしろ、ずっと時間を気にしていた私のほうが一気に気が抜けて、夕飯の後、まさに「バタンキュー」の感じでベットに倒れ込んでしまいました。