チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

暖冬傾向の中、春の気配漂う蒲田近辺を散歩

2024-01-30 15:01:02 | お出かけ・散策
1月30日(火)

 「寒の内」ということで、先週後半に一度寒波がやって来ましたが、全体的にこの冬は暖冬傾向で、逗子の散歩道の梅の花もけっこう咲き始めています。

 ところで、京急蒲田駅の隣に「梅屋敷」という駅があります。名前に惹かれて駅名の由来を調べると、すぐ近くに由緒ある小さな梅園があるとのこと。「まだ早いかな」と思いつつ、昨日、電車に乗ってみました。

 特急で蒲田まで行くつもりでしたが、あまりにも天気が良く空気も澄んでいて、上大岡手前で車窓に富士山も見えました。
 「それじゃあ」と、川崎で各停に乗り換えて六郷土手で降りてみました。

 箱根駅伝1区の勝負所の「六郷橋」。東京側からだと富士山がきれいだろうと期待しましたが、

  京急とJRの鉄橋の中
  

 土手に下りるとすぐ下に小さなお社があり、梅の花がほころんでいる。下りて行くと、

  「北野天神-止め天神」と
  

 きっと、災厄・悪事を止めてくれるのでしょう。

  紅梅が二~三分咲き
  


   冬空や富士を背にして春探し  弁人


 東海道を品川方面へ歩いて行くと、日蓮宗のお寺が見えました。
  観乗寺の白梅
  

 すぐ先に、応神天皇を祭神とする八幡様の
  六郷神社
  
  

 雑色駅から一駅電車に乗って、目的の京急蒲田に来ましたが、周辺の地図を見ると、ここにも「北野神社」なるお社があるようです。

 呑川(のみがわ)沿いに
  鳥居がありました
  

  すっかり春の気配
  
  

  鳥居の前の天神橋を渡って
  

 国道15号の第一京浜に出て数分。
  梅屋敷公園です
  

 京急線の高架と国道に挟まれたこぢんまりとした梅園ですが、
  花はちゃんと咲いていました
  
  

 もう少し歩いてみようかと、再度電車で一駅、大森町駅からてくてく歩いて、
  「ふるさとの浜辺公園」
  

 ここも梅の花があるという情報でしたが、咲いているのは
  一~二本でした
  

 建物のほうへ向かっていくと、東京湾名産の海苔の博物館。
  「海苔のふるさと館」
  
  

 少しばかり見学して、平和島駅から帰途につきました。


   春近し江戸前の海きらきらと  弁人


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寒のうち、富士二景

2024-01-19 16:24:23 | お出かけ・散策
1月19日(金)

 数日前の日曜日、たまには上りを歩かなければと、いつもはバスで上って歩いて下りて来る坂道を上り、上りきるまであと少しの所で振り返ると、

  富士が輝いていました
  

 暦の「小寒」が6日でしたが、寒に入ってから好天気の日が多く、海岸に出なくても富士を目にすることが何回もあり、寒さと悪天候と戦っている能登の人たちがテレビに映し出されると、気候平穏な所にいる自分が申し訳ない気分にもなります。

 そして、一昨日の17日、ちょっとした買い物があって、上大岡の京急デパートへ。目的の売り場のフロアでエレベーターを降りると、

  ガラス越しに富士が
  

 フロア案内図を見た後、脇の館内案内に目を遣ると、屋上に広場があって、どうもエレベーターで行けそう。もう数階分上のほうから、それも外から眺められるかもと、買い物は後にして次のエレベーターに乗ってみました。

  屋上からの富士
  



   富士眺むビルの屋上冬うらら 弁人


 この季節、太平洋側が晴れ渡って日本海側が大雪に見舞われるというのは通例ですが、この冬は、どちらの地域も今のところ比較的穏やかな天候のようで、富士山の雪も少なく、まだ「これぞ富士!」という感じではありません。

 さてさて、被災地の方のご苦労を思うと、もっと穏やかな天気にと願いますが、そうはいっても、まだ寒波襲来による大雪というニュースまでには至っていませんし、太平洋側の関東南部も、クリスマス前に一~二日冷え込んだ日があったものの、最低気温が氷点下になった日はまだ数えるほどで、こちらのほうも少々心配だったのですが。

 明日20日は「大寒」です。天気予報では、現在南岸低気圧が東進中で、この土日は全国的に雨雪模様とか。そして、低気圧が東に抜けた後、強い寒気が居座るという予報もありますので、来週以降は、もっと真っ白な冬らしい富士の姿が見られるかもしれません。


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神武寺へ行ってみると、ちょうど「初薬師」の日で

2024-01-09 11:28:51 | 逗子風物
1月9日(火)

 昨日の「成人の日」はいいお天気でした。

 東逗子駅前の踏切を渡って、久しぶりに「神武寺」の表参道をてくてく上って行くと、

 青空の下、「逗子八景」の一つ
  「神武寺の鐘楼」
  

 さて、年が明けて2025年になっていますが、なんとも前途多難な一年になりそうな幕開けとなりました。

 「今年もスタートは静かで穏やかだな」と思ったのも束の間、元旦の夕方に襲ってきた大地震。翌日の航空機炎上。遠くを見やれば、ウクライナ・イスラエルの戦禍も収まる気配がありません。

 新しい年を迎えて、私なんぞは、まず「健康な一年」を目標とするのですが、世の中は目を覆うことばかりで、「心の健康」を維持するのが難しい感じがします。
 「天災」・「人災」・「戦災」。憂き目を見る多くの人は名もなき一般庶民という現実。世界も日本も今こそ『無災の世』を、いやせめて「減災」を目指してほしいものです。
 でも、いくら「がんばろう、がんばれ」と叫んでも、今の世界のトップの人たちも日本の政治家も、みんな自己保身に明け暮れているだけで、お先真っ暗。

 「どうにもならないことを何とかする」には神仏頼みしかないのでしょうか、ちょっと情けないのですが、つい散歩の足が頭を垂れる所に向かってしまいます。

 六地蔵の先の階段を上がると、
  神武寺の楼門
  

 門の先に
  本堂の薬師堂
  

 昨日8日は、いつもと違って
  鮮やかな五色の幕が
  

 ふだんは締まっている扉も開いて
  特別な感じ
  

 そうなのです、1月8日は「初薬師」の縁日なのです。
 何年か前、28日に武山の「初不動」へお参りに行きました。明石にいた時には、25日の「初天神」の日に、北野天満宮、長岡天神、大阪天満宮に行きました。
 1月は縁日の最初の月ですから、他にも「初大師」とか「初弁天」とか「初閻魔」とかもあるようで、「歳時記」にも載っています。

 「健康」と『無災』(「減災」?)を祈って参道を下って行くと、

 逗子の海が
  青く輝いていました。
  


   人の世の疾病(やまい)癒えよと初薬師  弁人


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