チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

「お疲れさま、KAZU君、いっぱい食べてね」

2024-02-25 14:47:56 | KAZU君
2月25日(日)

 埼玉県の公立高校の学力検査は21日でした。暖冬どころではない初夏の陽気が一転して真冬の寒さに戻った日だったので、「体調崩さなかったかな」と心配していましたが、「無事終了」と聞いてほっとしていました。
 合否の発表は3月初めということですが、手応えはあったようだし、いい私学にも受かっているので、「お疲れさん会」をしようかと、三連休の中で唯一天気が良かった昨日、妻君と大宮へ出向きました。

 うなぎと天ぷらのお店で
  「さあ、好きなだけ食べてね」
  

 「満足、満足」、でも、まだ夕方のテニススクールまで時間があるということで、「公立校の合格祈願もしておこう」と、武蔵一宮の氷川神社へお参りに行くことに。
 両脇に車道があって、一段高くはなっていませんが、鎌倉の段葛のように道路の中央を進む参道を北へ。
 
  「二の鳥居」をくぐります
  

 「一の鳥居」が大宮の一駅南の「さいたま新都心駅」の近くにあるので、一度そこから歩いて氷川神社に行ってみたいと思っていましたが、今回は、食事をしたのが大宮駅の近くだったので、「二の鳥居」からになりました。

 さらに「三の鳥居」をくぐって、神池にかかる
  赤い橋を渡ると
  

  楼門の先に拝殿
  

 さすが晴天に恵まれた連休の中日、参拝者の長い行列。

 青春真っただ中の
  KAZU君と一枚
  

 梅も満開。
  「日本庭園」も歩きました
  



   ひとヤマ越えて春爛漫の笑顔かな  弁人



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お正月にKAZU君がやって来まして

2023-01-04 21:40:47 | KAZU君
1月4日(水)

 逗子と大宮の距離、社会情勢もありますが、近いようで遠くなってしまった中で、久しぶりで私の前に現われたKAZU君。もうすぐ中学三年生、身長は170㎝プラスαとか。

 逗子海岸に佇む後ろ姿のKAZU君。とても、
  孫には見えません
  

 まさに「感無量」の思いでカメラを向けました。

 「今年は高校受験を前にした一年になるから、ボクちょっと忙しくて、そんなに会えないかもね」
 「そうか、でも、行き詰まってムシャクシャしたりする時もあるかもしれない。そんな時はいつでも憂さ晴らしにおいで」

 とうとう、そんな会話をする日がやってきました。

 少しでも、あどけないしぐさを見ると
  ほっとします
  

 ところで、前日、逗子にやって来た日の晩のこと。

 最近、友だちと「Dr.コトー」の映画を観たそうで、「映画も良かったけれど、音楽が大好きになっちゃった」とのこと。
 実は、三年前の3月から5月、コロナで学校が休校になって逗子に疎開していた時、「コトー」のDVDを何話か見せたのですが、あの時、「手術の場面は怖い」と目を伏せていたのを思い出しまして。
 「でも、もう平気だったよ。あの頃は子どもだったからね」と頼もしいことばが。

 実は私、「Dr.コトー」のDVDを書棚に並べてあるのです。それで、ふと「それならKAZU君にあげちゃおうかな」と思ったのですが、ここは冷静に「ドラマに夢中になっちゃうと、勉強がおろそかになっちゃうから、DVD、今は渡せないかな」ということにして、バックミュージックのCDのほうを手渡すことに。
 ところが、今は、音楽をCDで聴く時代ではないそうで、年寄りは付いて行けませんね。
 でもKAZU君、「大丈夫、聴く方法はあるから。ほんとうにいいの、ありがとう」と喜んで受け取ってくれました。

 まあ、今のところ、医者になりたいという気持ちはなさそうですが、外科医が手術をするということがどういうことなのか、そんなことを考えるのも大切かなと、昭和の終わりころに、歴史上、初めて天皇陛下のお身体にメスを入れた東大病院の森岡先生の手記の本を「読んでみるかい?」と見せたところ、これも「ありがとう」と手にしました。

 そして翌日、海岸に散歩に出ることになったのですが、
 「おじいちゃん、去年行った森戸神社へ初詣に行きたい」と言うので、

 「それはいいね」と
  森戸神社に参拝
  


   孫の世に幸多かれと初詣  弁人


 おみくじを開きながら「中吉だった、残念!」と言うので、「スタートからいきなり大吉より、中吉のほうが伸び代があっていいのじゃよ」と励まして、

 お正月の富士山の
  雄姿を眺めました
  

 とはいっても、もう1月4日です。実はKAZU君、この日の夕方には塾に行かなければならないのです。そう、お正月気分もここまでということで。
 逗子の家に帰って、おばあちゃん特製のお昼を食べると、CDと手記の本をバッグに詰めて、ほどなくして大宮へ帰って行ってしまいました。


   初富士に人の世のさま眺められ  弁人

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秋の4連休にKAZU君を迎えて

2020-09-23 16:58:34 | KAZU君
9月23日(水)

 コロナ禍での休校の期間中、母子家庭という事情もあって、ほとんど逗子で疎開生活を送っていたKAZU君。学校再開の知らせを受けて大宮に帰ったのが5月の下旬でした。
 まったくビクビクしながらの2020年。2月に始まった騒動、すでに七ヶ月も続いていることになります。KAZU君が大宮に戻ってからも、指折り数えると、もう三ヶ月が経ってしまっています。

 まだ感染拡大中なのか少し収まり加減なのか、判断は難しいところですが、世の中、「経済も回せ」という声も大きく、今回の4連休は、日本列島、どこもかしこも人の動きが活発で、ネットの道路情報なんかも、いつ見ても渋滞表示がいっぱいでした。

 そんな連休の前日、KAZU君から「お母さん、祝日が出勤日なので逗子へ行ってもいいかな」という相談がありました。
 お父さんがヨーロッパで動きが取れなくなっている現状では、ネットのテレビ電話で話ができるとはいっても、ある意味、今は私が父親代わりなのかもしれないし、夏前はずっと家族として一つ屋根の下で過ごしていたのですから、「さすがに旅行とかは無理だけど、遠慮しないでとりあえず逗子においで」と声をかけました。

 もう6年生、お母さんに予定が詰まっている時は一人でいろいろな所に出かけているもようで、逗子に来ることになった日曜日も、電車好きの友だちと高輪ゲートウエイ駅を見学に行ったとか。その後、現地で友だちと別れ、夕方暗くなりかける頃に一人で逗子にやって来ました。

 夕食の時に、
「ほんとうはね、神奈川の鉄道、ふだんはちょっと遠いからね、京急はもちろんだけど、相鉄とかブルーラインとか田園都市線とか乗っておきたい電車いっぱいあるんだよね」
と何気なく言うKAZU君。
「連休だから、江ノ電は論外、三浦方面も混んでいそうだけど、市街の各駅停車の電車なら大丈夫かもしれないから、とりあえず明日は「スイカ」を持ってどこかへ行ってみようか」
という会話になりました。

 ということで、21日の敬老の日。
 最初、JRにするか京急にするか迷いつつ、まずは横須賀線で大船に出て根岸線に乗りました。その根岸線、大船から基本は大宮行きですから埼玉では何度も乗っているのですが、港南台や洋光台は通ったことがないということで。
 電車に揺られながら、「シーパラへ行く人でちょっと混んでいるかもしれないけど、シーサイドラインに乗って、埼玉のニューシャトルとの乗り心地の違いでも比べてみようか」ということになって、

  新杉田で下りてシーサイドラインへ
  

  いちばん前の席に陣取れました
 
   

 八景島で下りてみると、やはりシーパラはだいぶ混雑。レストランもいっぱいだろうと、
  海の公園に
  

 公園を散歩しながら、「そうだ、野島公園の入口にお寿司屋さんがあるから行ってみようか」と、てくてく歩いて、

  公園駅前の橋に来ましたが、
  

 あいにく「本日休業」の札。
「そういえば、新杉田駅にとんかつ屋があっておいしそうだった」と、シーサイドラインで新杉田に戻ることに。

  駅からも一枚パシャリ
  

 ところが、新杉田のお店も満員で、京急の杉田駅まで商店街を歩いて、やっと入れるおそば屋さんを見つけました。
 遅めの昼食の後も電車巡りは続き、京急で横浜、相鉄で湘南台、ブルーラインは戸塚で降りず上大岡まで乗り、最後は京急で逗子に帰って来ました。

 翌秋分の日は、池子の森自然公園を散策した後、神武寺駅へ向かい、電車の写真撮影。
  「都営の車輛が来ちゃった」
  

 この日は連休最終日。夕方までに大宮へ帰らなければなりません。
 KAZU君のプランでは、京急で上大岡、ブルーラインであざみ野、田園都市線と地下鉄半蔵門線で押上、東武スカイツリーラインで春日部、東武野田線で大宮へとのこと。

 逗子の家でお昼を食べた後、「とりあえず、上大岡あたりまでは」と、私も一緒に京急に乗りました。その車内で、「ブルーラインは、センター南とセンター北の二駅間、グリーンラインと並行しているからその区間だけグリーンラインに乗るのもいいかもよ」とアドバイス、その後、上大岡からの地下鉄にも同乗し、横浜駅で下りて、

  ブルーラインを見送りました
  

「ちゃんと帰れたのかな」と心配していると、夕食の時に、
「最初のプランだと暗くなっちゃいそうだったので、センター南からグリーンラインに乗って、そのまま終点の日吉まで行って、東急で渋谷に出て、湘南新宿ラインに乗ったから明るいうちに着いちゃったよ」とのことでした。

 まだ小学生なのに、いやいやもう6年生なんだからと思うのが正解でしょうか。
 そのうち、「ちょっと熊本のおばあちゃんの所へ行って来る」って言いそうですな。


   秋分や大人の気配子に芽生え   弁人


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気が抜けませんでした-「三週間のKAZU君の疎開」

2020-03-25 16:35:21 | KAZU君
3月25日(水)

 今回のコロナウイルスの特質を考えると、長期休校になった子どもを祖父母が面倒を見に行ったり、家に預かったりするというのは感心できないということは重々承知の上でしたが、休校宣言があまりにも唐突でしたから、いったい孫たちはどうするのだろうと心配になって、子ども夫婦に「大丈夫かな、困ったら遠慮しないで」と連絡をしました。

 息子の所の二人の孫はまだ幼少の上、学童と保育園は閉所・閉園にならないので夫婦でがんばるとのこと。
 一方、大宮のKAZU君はお父さんが海外赴任中ということで、いわば母子家庭。やはり、母親の仕事が全て即座にテレワークにとは行かないようで、かなり戸惑っている様子でした。
 考えてみれば、KAZU君ももう5年生。今の世の中の状況もちゃんと自覚できているので一人でも大丈夫なのかもしれません。とはいえ、英語教室もインドアテニススクールもなくなり、長期間、家の中で自分を律していられるかといえば、さすがに無理な話です。KAZU君自身も「友だちとわいわい遊べる状況じゃないし、家の中で一人でいるより、逗子の家に行ったほうがいいかも」と思っているようなので、「おいで、おいで」と声をかけ、我が家に疎開することになりました。

 ということで、学校が休校に入った3月2日の月曜日に、仕事の休みを取ったお母さんと車で逗子にやって来ました。

 KAZU君、すっかりお兄ちゃんになりました。何も問題はありません。

 朝の検温。食前の手洗い。食後の歯磨き。勉強は午前中にと、毎日決められた分を済ませ、自由時間はPCでゲームを楽しんだり鉄道時刻表で列車旅の空想をしたり、大人がいなくてもちゃんと時間が経って行きます。午後は運動の時間とばかり公園に行ったりしましたが、長居はせずに帰宅。家の中でミニ卓球に興じたりしていました。
 息抜きにと、車での買い物に誘い出しても、基本的には車から下りようとはせず、車の中で時間潰しに読む本を持参。それが午前中だったりしても「おじいちゃん、外食はダメだからね、お昼には帰らないとね」と念を押してくるほどのしっかりとした心得。全く手がかかりませんでした。

 でもですよ、ということは、それだけ気が張っていたということなのです。

 実は、敵は「ウイルス」だけではないのです。
 もちろん、ウイルスに感染なんかしたら大変ですが、そうでなくても、現状では、普通に風邪を引いて発熱でもしようものなら、どういうことになるのか、想像したくもありません。病院へ行こうにも、ちょっとした騒ぎになりそうです。
 そんなことはKAZU君にもわかっていて、三人暮らしの中に、誰かが体調を崩したら大変だという雰囲気が漂っていました。
 加えてもう一つの難敵が花粉症。KAZU君もやや花粉症気味なのか、かゆみで目が少々赤くなっていましたが、だいたいにおいて、花粉症の人間は鼻づまりから喉を痛め、微熱を生じることもままあるのですから油断できないのです。

 こんな状態の中ですから、知らないうちに気疲れというかストレスがたまってしまうのも仕方ないのかもしれません。

 6日目の土曜日に、大宮からお母さんが様子を見に来ましたが、月曜の早朝に逗子から会社へ行ってしまうと、また、元の変に張りつめた雰囲気に戻ってしまいました。

 「やっぱり外に出て、美味しい空気をいっぱい味わおう」と、三人で車に乗ったのはKAZU君が来てから10日目の晴れた日でした。

 平成町のうみかぜ公園
 
  

 観音崎にも行きました
 
  

 KAZU君、楽しかったようで、「また海に行きたいな」と言うので、それじゃあと、平日の晴れた日は、風通しが良くて人の少ない海岸へ出かけるようにしました。

 長井漁港と富浦公園
 
  

 次は、もう一度、観音崎
 
 
 同、多々良浜
 

 荒崎海岸に行った日も
 
  
   

 そして、三連休に。
 KAZU君の疎開生活も三週間近くになりましたが、週明けから三日間に分けて学年別の修了式があるということで、お母さんが迎えにやって来ました。

 ところで、この三連休、急に人が外に出たようで、道路情報には渋滞表示がいっぱい。テレビでは、鎌倉の小町通りもけっこうな賑わいとか。
 そんな中、KAZU君から「4人でどこか出かけたい」という要望が。でも道が混んでいて海岸方面は難しそうと、

 金沢自然公園へ行ってみました
 

 渋滞の道を避けられるし、動物園も休園中なのですいているかなと来てみましたが、案の定、人もまばらでした。

 三浦半島付け根の空気の中、
  フリスビーで遊んで、
  
   

 翌22日の日曜日、大宮へ帰って行きまして、ひとまずKAZU君、逗子の我が家での三週間を何事もなく終えました。

 しかし、まだ帰ってから三日しか経っていません。なにしろコロナウイルスの潜伏期間は二週間くらいということなので、安心してはいけないのですが、なにはともあれ、誰も発熱することなく通常の暮らしに戻って、ほっとした気分に浸っているのも事実です。

 とはいっても、今は束の間の休息のようです。
 KAZU君、「春休みになったらまた来るからね」と言って帰りまして、彼の予定では、今週末から再び逗子に滞在することになっているのです。
 まあ、大宮に転居してから、春休みは逗子で過ごすことの多いKAZU君ですから、どうってことはないのですが、やっぱり、この春は空気が重すぎます。なんとかなりませんかね。

 「チチンプイプイ、特効薬、早く出て来ーい!」


   肩の上重い大気に咲く桜  弁人

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恒例かな?「埼玉県民の日-KAZU君と立川へ」

2019-11-16 12:09:42 | KAZU君
11月16日(土)

 これも温暖化? 立冬を迎えた頃から秋晴れの日が多くなりました。

 12日にCHUMUちゃんと横浜で遊んだ日、ふと青空を見上げながら、
「そうだ、明後日の14日は埼玉県民の日。うっかりしてたけれど、KAZU君はどうしているんだろう、もう僕の出番ではないのかな」
と思って、夜、連絡してみると、
「おじいちゃんと立川に行くの、楽しみにしているんだよ」
とのこと。

 「そうなんだ。それじゃあ」と、今年は、大宮駅での迎えを妻君に頼んで立川駅で待っていると、二人が「むさしの号」に乗ってやって来ました。

 いつものように、青梅線の西立川駅へ出て昭和記念公園へ。さっそく3人で自転車を借りて恒例のサイクリングです。

 まずは、黄色の染まっているはずのイチョウ並木へ
  向かったところ、
  

 去年の11月14日は黄色の絨毯になっていましたが、今年は気温が高かったのででしょうか、
  少し色づいたという感じ
  

 正門を入った所にもイチョウ並木があって、そちらのほうは日当たりがいいので、もっときれいになっているかもしれないと、

 すっかり初冬の気配といった
  木々の中を通って、
    

 立川口へ行ってみると、これは見事。
  黄色に輝いていました
  

 思わず、KAZU君も
  カメラマンに
  


   犬の眼にも武蔵野の銀杏黄葉かな   弁人


 「今度は、どこへ行く?」と、時間を忘れてサイクリングに夢中の子どもに対して、ペダルを漕ぎ続けるのがしんどくなってきた大人は、なにかと時間稼ぎを考えてしまいます。

 「朝、早く出たからお腹すいてきたかな。でも、まだ11時過ぎだし、ボートなんかはどうかい」と誘って、レストランの前の池に。
 「今日は足漕ぎボートにしたいな」 「足漕ぎならおじいちゃんはいいよね」

 と、私は岸から
  カメラを構えて、
  

 「席確保」と称して、先にレストランに入ってビールを一杯。おかげでゆっくり食事ができました。

 食事の後、今度はKAZU君がお年寄り好みの日本庭園の散策にお付き合い。

 この落ち着いた風情、
  「KAZU君、どう?」
  
  

 「なかなかの被写体だね!」とか
  話しながら、
  

 KAZU君、「年寄り孝行」
  ちゃんと心得ています
  


   空澄むや大人の階段迫りつつ   弁人


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暑気払いと洒落こみ、KAZU君を誘ってドライブに

2019-08-20 22:06:35 | KAZU君
8月20日(火)

 台風が北海道方面へ去って行って、厳しい残暑に見舞われた土曜日に、アムステルダムからお父さんと一緒に成田に戻って来たKAZU君。
 猛暑の大宮に直接帰らずに、成田から海風の流れる逗子に直行したのはよかったのですが、先週のオランダはかなり涼しかったようで、こちらの暑さに少々げんなり。時差ボケも相俟ってエアコンの下でぐったりとしていました。

 昨日の月曜日も朝9時過ぎまで起きられませんでしたが、少しずつ生活リズムを取り戻して暑さにも慣れないと、暑い埼玉に帰ることもままならないので、「少々暑くても外に出て汗をかかなくちゃね」とドライブに誘ってみました。

 実はKAZU君、逗子の家でおじいちゃんのマグロ好きを目にしているうちに、最近はお刺し身を口にするようになったので、ここはひとつ、夕飯においしいマグロを用意しようかと思って、みんなで三崎港へ向かい、

  「うらりマルシェ」へ
  
  

 到着したのが、ちょうどお昼時。マグロを買って帰るのもいいけれど、「ここは暑気払いということで、まずはおいしいマグロを食べちゃおうか」ということになって、

 港にある
  お寿司屋さんに
  

 KAZU君は
  「サビ抜きマグロ寿司」
  

 暑気払いとなれば、お酒は欠かせませんが、あいにく今日は運転手なので、おつまみはお父さんとおばあちゃんに譲り、KAZU君に付き合って、

 私もにぎり寿司を
  ほおばりました。
  


   さあ喰いねえ暑さ忘るるにぎり寿司  弁人


 でも、大事なのは外の空気を味わうこと。

 城ヶ島への
  渡船に乗って、
  

 車で先回りした私が、
  白秋記念館前で迎え
  
  

 城ヶ島公園を少し歩いた後、灯台のほうへも行って、

 西日射す海岸を
  散策しました
  
  


   夏日とや海風少し城ヶ島   弁人


 最後に、もう一度三崎港の「うらり」に戻って、喉を潤してから買物をして、暑さ慣れのお出かけを終えました。


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「夏休み満喫中」のKAZU君と羽田空港へ

2019-08-08 23:05:18 | KAZU君
8月8日(木)

 梅雨が明けたのは7月29日だったでしょうか。その後何日か、ただ蒸し暑いだけのすっきりしない日が続きましたが、やっと梅雨明けらしい青空が広がった先週末の土曜日に大宮からKAZU君がやって来て、逗子の家に滞在中です。

 とは言っても、長梅雨の後突然やって来た夏らしい猛暑。日曜日に一日江ノ島で遊びましたが、少々グロッキー。海やプールへ行く気力も萎え気味で、月曜と火曜の二日間は、家の中で宿題を片付けたりパソコンを見たり、おじいちゃんとおばあちゃんの買物に付き合ったりしてのんびりと過ごしていました。

 「そろそろどこかへお出かけしようか」と、昨日の7日、逗子駅から電車に乗りました。
 「東海道線のモーター音、確かめたいんだ」と言うKAZU君。大船から品川まで東海道線に乗って、山手線で浜松町へ。

 次に確かめるのは、東京モノレールの
  乗り心地とか
  

 お目当ては、もちろん
  飛行機です
  

 お昼は、仙台旅行を思い出して
  「牛タン丼」
  

 外の展望デッキ。暑そうでしたが、
  南風が気持ち良い
  

 「でも、やっぱり中の
  喫茶店だね」
  

 真っ青な空へ消えて行く
  ジェット機
  

 今年もやっと夏が来たという実感ですが、実は、今日8日は「立秋」なのです。甲子園だって始まったばかりなのに、宇宙に手の届きそうな青空も、秋の到来を告げているのかもしれませんね。


   夏帽の鍔越しの空秋気配   弁人


 さて、今日やっと気力が出てプールで遊んだKAZU君、明日も二日連続でプールへ行くと意気込んでいますが、3日後の日曜日には、お父さんのいるアムステルダムへ飛び立つことになっていて、明日はお昼を済ませたら大宮へ帰ることになっています。
 日本列島が長梅雨で冷夏を心配していた頃、ヨーロッパは熱波に襲われているというニュースが流れていましたが、もう収まったのかどうか、ちょっと心配。
 でも、今回のオランダ滞在は数日ちょっとで、来週の土曜日には、一時帰国するお父さんと一緒に成田から逗子に直行するとのことです。
 きっと、時差ボケでぐったりしているんでしょうが。


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連休の初めに、KAZU君一家と仙台へ

2019-05-01 13:05:54 | KAZU君
5月1日(休)

 28日の連休二日目の朝。上越新幹線が停電で運休ということで、まさに「ごった返す」という感の東京駅から仙台行きの東北新幹線に乗りました。
 
 前日の雨も上がって好天気。富士山もきれいです。
  (大宮手前の浦和辺り)
  

 大宮でKAZU君一家が合流し仙台へ。

 向かうは、やっぱり、
  まずは松島でしょう
  

 十連休の前半に、オランダにいるKAZU君のお父さんが一時帰国することになり、「作並温泉の宿が取れたので、牛タンでも食べに、おじいちゃんおばあちゃんも一緒に仙台へ行きませんか」と誘われ、新幹線の座席もなんとか押さえられたので、楽しい家族旅行と相成りました。

 KAZU君一家、
  親子水入らずの旅
  

 お馴染みの景色を楽しみながら
  塩釜へ向かいます
  
  


   行く春や白波描く遊覧船   弁人


 仙石線、仙山線を乗り継いで、夕方、温泉宿のある
  作並駅に到着
  

 温泉を楽しんで迎えた二日目も、とっても気持ちの良い青空が広がっていました。

  作並駅から電車に乗ります
  

 あの白い頂の山(面白山)の
  向こうを目指します
  

  仙山線山形行きに乗車
  

 電車は県境の長いトンネルを越えて、岩肌の上の立石寺が目の前の山寺駅に。

 そそり立つ山肌。五大堂や開山堂、
  釈迦堂も見えています
  

 この山門を入ると、いよいよ石段ばかりの
  きつい登山道ですが、
  

 ここで、ちょっと意外な展開に。
 実は、私、四月下旬の低温が原因か、少々風邪気味で体調が万全ではありませんでした。立石寺は以前に参拝したことがありましたし、前日、寝冷えをしたのかKAZU君も咳き込んだりしているので、KAZU君と私、二人は下でゆっくりしていることになったのです。
 とはいっても、お父さんたちが下りて来るまで時間はたっぷりあります。名物のこんにゃくやズンダ餅だって、そんなにゆっくりと食べてはいられません。

 山門の前の境内から景色を眺めていると、線路の向こうの丘に
  桜がきれいに咲いています
  

 「あのぐらいなら行けるよね」と、一度下に下りて、線路を潜って、坂道を上って行くと、そこは芭蕉記念館と美術館のある公園でしたが、

 ソメイヨシノや枝垂れ桜が咲き誇る
  花園になっていました
  

 ベンチに座ると、
  山寺立石寺が一望できます
  


   句帳手も眠気勝りし春の風邪   弁人


 ゆっくりと景色を眺めていると、「真ん中辺りまで下りて来たよ」という連絡が入り、西に朝日連峰を眺めながら
  駅へ下りました
  


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「春分の日」-KAZU君と立川の公園で遊ぶ

2019-03-22 18:22:50 | KAZU君
3月22日(金)

 「21日はお母さんお仕事だから、おじいちゃんとサイクリングだとうれしいな」
 ということで、昨日は早起きをして大宮へ向かいました。

 風が強くて心配しましたが、朝方の雨が上がってくれたので、秋の「埼玉県民の日」と同じく、大宮からJRの「むさしの号」に乗って立川の昭和記念公園へ。

 さっそく自転車を借りて
  スタート
  

 この日、東京でソメイヨシノの開花宣言が出されたようですが、もちろん、ここは都心から離れた三多摩ですから、ソメイヨシノはまだ硬いつぼみでした。

 それでも、所々に春らしい花が
  目に入ってきます
  

 「おじいちゃん、
  ここも写真スポットだよ」
  

 早咲きの寒緋桜でなかなかの見応えですが、黄色の「サンシュユ」もこの時期らしくて春うららの気分になります。

 そこで、
  それぞれ写真に
  
  


   中腰でペダル踏む子に薫る花   弁人


 ところで、立川に来たもう一つの楽しみは「手漕ぎボート」です。だんだん風が強くなってきたので「早めに乗っちゃおうか」と池に漕ぎ出しました。

 「いいお天気に
  なってきたね」
  

 秋に初めてボートを漕いだKAZU君、前回だいぶ上手になっていたので、今回は私が楽をしようかと思いましたが、いかんせん強い南風。KAZU君がオールを手にしても、ちょっと手を休めると風下にどんどん流されてしまい、「今日はおじいちゃんに任せたほうがよさそうだね」ということになり、池の上でのんびりというわけにはいきませんでした。

 「ああ疲れた」と大人は喉を潤し、KAZU君は「カツカレー」。まず上のカツを平らげて、
  カレーライスもぺろり
  

 青空のもと、午後も
  春の公園を満喫
  

 私が花を眺めたりしていると、「それじゃ、ボク一周して来るから、そこで待っててね」と走って行ってしまいます。
 戻って来るまで10数分。ぶつかったり転んだりしていないか心配になりますが、KAZU君は性格が温厚、行動も慎重。もうすぐ5年生になるのですから信頼してあげるのも大事かもしれません。

 「心配だった?」 「ううん、別に。信用してるから」 「ボク大丈夫だからね、安全運転だし。また行って来ていい?」 「慌てないでね、急がないんだよ!」
 という具合で、午後は楽をさせてもらいました。


   上級生の自覚も少し春の風   弁人


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KAZU君と「羽田空港」で遊ぶ

2018-12-02 22:05:27 | KAZU君
12月2日(日)

 金曜日の夜、逗子に泊まりに来たKAZU君から、「おじいちゃん、明日は羽田空港に行きたいな」というご要望がありまして、

 逗子からだと、京浜急行一本で行けるのですが、今回は横浜駅から
  バスに乗ってみました
  
  (ミラーに私とKAZU君が映っているんですが、明暗の都合で)

 たまにはバスもいいですね。ふだんは運転席からチラッと見るだけですが、他の車の通行を気にすることなく、高い位置から見渡す景色は格別です。

 まずは、ANAの第二ターミナルの
  展望デッキへ
  

 目の前のC滑走路、離発着が見られましたが、川崎寄りの海上にあるD滑走路から飛行機が次々と離陸して行くのが遠くに見えています。それに比べると、気象条件によるものなのかどうか、C滑走路に登場する機体はやや少ないような感じもしました。

 「ぼく、飛行機の管制官になりたい」というKAZU君、「所沢の管制室とこういうやりとりをして」とか、「きっと、今、こういう指示が管制塔から出ているんだよ」とか、なかなか分かっているような口ぶりですが、「管制塔は第一ターミナル側にあるから、そっちへ行きたい」と言うので、地下道の動く歩道に乗って、

 第一ターミナルの
  デッキへ
  

 こちらのA滑走路、この日は着陸専用になっていて、アクアラインの上方、木更津方面から次々と飛行機が下りて来ます。ただ、滑走路がターミナルの南西にあるので、午後の日射しが眩しく、カメラアングルがなかなか難しい。

 「やっぱり、海の方のD滑走路は見えないし、春に来た時に休んだ展望喫茶室に行きたいし、もう一回第二ターミナルに戻りたい」ということで、またまた地下道へ行くことに。

 滑走路を眺めながらパフェを平らげて、
  満足、満足
  

 お昼も空港で取りましたが、この時期、なんとも夕暮れの早いこと。おやつタイムのつもりで窓の外を眺めているうちに、お日様が傾いてきてしまいました。


   秋空に尽きなき機影孫の夢   弁人


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