チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

江戸の下町で花を愛でる

2012-04-30 06:41:04 | お出かけ・散策
4月30日(月)

 生まれたばかりの二人目の孫。今は東京の下町の病院にいますが、今日は母親と一緒に退院する日になりました。
 そして夕方には、連休を利用して明石からKAZU君がやって来るので、朝からそわそわしています。もちろん、目的はおじいちゃんと遊ぶためではなく、新しく誕生した従兄弟に会うためです。

 その従兄弟の赤ちゃん、まだ愛称が定かでないので、今日のところはとりあえず「KANA君」とでも呼んでおきましょうか。

  生後4日目の一昨日28日。ぐっすりおやすみでした
  

 この写真を撮った28日。一応病院での面会時間の決まりもあるので、それまでの時間、うららかな春の天気に誘われて、スカイツリーでも眺めようかと浅草方面へ向かいました。

 「そういえば、川向こうに、子どもの頃何回か行ったことのある向島百花園という庭園があったな」と、少し懐かしくなって、東武電車に乗ってみました。

 曳舟の一つ先、
  東向島駅から歩いて7、8分でした
  

  新緑にマッチしたスカイツリー
  


    新しき息吹目映ゆし春の空   弁人


 ちょうど、花の鑑賞と説明会があって、
  さっそく参加
  

 「なーるほど、フムフム」と説明を聞いて名前をメモしたりしますが、なにぶんにもスケッチが苦手の上、カメラも気ままにシャッターを切るので、後で振り返ってもわからないことばかり。そんな中で印象に残った花をいくつか載せてみましょう。

 おじいちゃんのお髭のように
  もしゃもしゃしている「おきなぐさ」
  

 季節感溢れる葉の上の白い花。
  「コデマリ」と「ヤブデマリ」
  
   

  「この花は?」「シラン」「・・・」「紫蘭かぁ」
  

  「ユキモチソウ」。漢字では「雪餅草」でしょうか
  

  「クレマチス」も可憐で存在感がありました
  


    春長閑お江戸文人の心意気   弁人


 小学生の頃、植木好きだった祖母や両親によく連れられて来た思い出が記憶に残っています。でもその頃はまだ子どもで、花や木にはほとんど興味がなく、ただ散歩に来ただけの気分だったような気がします。
 さすがに孫がいる年代になると、人間もずいぶん変わるもんです。

 ところで、ここからすぐ東を流れる荒川の向こうには堀切菖蒲園があります。もしかしたら、やはり、子どもの頃連れて行ってもらっているのかもしれません。菖蒲だと見頃は6月くらいでしょうか。その頃は逗子にいるのやらどうやらわかりませんが、時間があったら行ってみようと楽しみにしています。

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「玉の男の子」ご誕生(KAZU君の従兄弟です)

2012-04-25 16:35:51 | KANA君と妹君
4月25日(水)

 昨日24日の午後、二人目の孫が誕生しました。

  息子夫婦の、長男坊主でーす!
  

 予定日は今日25日だったので、ほぼ予定通りのご登場と相成りました。

 ずっと順調に育っていたので、連休前を楽しみにしていたのです。ところが、3月に入って「早産になるかも」という報が入って、ずっと気を揉んでいて、先週は鎌倉のおんめ様にお参りとなったわけでした。
 2900グラムという、まあ、理想的な大きさで、かわいいこと、ことばになりません。とにかく、めでたし、めでたし。


   山笑ひ威風堂々奏でたし   弁人


 誕生日が「しがつ、にじゅうよっか」ということになったので、KAZU君の「しちがつ、よっか」と同様、小さい子には読み方が難しいのです。昔なら「うづき、はつかあまりよっか」と全て訓読みでしたが、今の日本語では音訓が入り混じるので、またKAZU君と数字の読み方を勉強する機会ができそうです。

 両親の付けた名前も、KAZU君と同様に「KA」音から始まるので、また「カーくん」になっちゃのかなと、よけいな心配をしながら祝杯を挙げました。

  イチョウの若葉も芽生えの季節
  

 新しい生命の息吹を感じる若々しく清々しい季節の中、少々お兄ちゃんになったKAZU君も、まもなくこの連休に、弟分の「カーくん?」に会いに明石からやって来ることになりました。

 いったいどんな気分で赤ちゃんの顔を覗くのか、とても楽しみです。


   二人して光の君にや花の時   弁人

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鎌倉で花を愛でる

2012-04-22 19:05:21 | 湘南・鎌倉・三浦ぶらり
4月22日(日)

 今月のアタマに二週間ほど明石に戻っていましたが、事情があって、3月の半ばから基本的に逗子の我が家で過ごしています。

 KAZU君と別れてからまだ10日しか経っていないのに、もうずっと会っていないような気がして、春とはいえ何とも寂しい思いの毎日です。

 そんな中、先週ブログの動画編集がひと段落した後のお天気の良い日に、気晴らしでもありませんが、ちょっと思い立って鎌倉駅に降りました。

  すっかり葉桜になっている段葛の道
  

 ちょうど満開になった桜を尻目に明石を後にして来ましたが、湘南ではほとんど散ってしまっていて、残り少なくなった花びらが時々ひらひらと舞い落ちて来る感じです。

 実は、これも事情があって、ちょっとお参りしておきたいお寺があったのです。

 駅のすぐそばの、
  おんめ様と言われている「大巧(だいぎょう)寺
  
 鎌倉では安産祈願で有名なお寺で、4年前のKAZU君が生まれた日、実は午後にご登場したのですが、私、その日の昼前にこのお寺にお参りしていたのです。

 それほど広くはありませんが、手入れの行き届いたお庭があって、花の寺としても知られています。

  お水舎の脇に椿の花
  

  本堂前は白い花の「利休梅」
  

  木蓮もしっかりとした形で空を見上げていました
  


   ひっそりと直ぐなる姿春の花   弁人


 さて、せっかくのお天気なので、すぐに電車に乗らず、八幡宮へと向かいました。

  神苑では、ちょうど牡丹が見頃に
    
   

  誰かが白い花紙でわざと作ったかのような感じです
  

  池には、春の移ろいを感じさせる花筏
  


   散りてなほ鎌倉の春彩りぬ   弁人


  なんと鎌倉に、明石の銘酒「神鷹」の菰樽が
  
 さすが鶴岡八幡宮。全国の酒樽が並んでいて、その中に「神鷹」の文字を見るのは、ちょっぴりうれしいけれど、また明石での暮らしが恋しくなってしまいました。


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「動画」再貼り付け完了しました

2012-04-18 10:37:34 | お知らせ
4月18日(水)

 2月中旬の記事でお知らせしたとおり、動画再生方式の変更にともなって、昨年夏以降はブログに動画を載せてきませんでした。また、載せていたものについても、今年の2月から再生ができなくなっていました。

 機械オンチで途方に暮れつつも、なんとか「YouTube」を経由して貼り付け直す方法で、このたびその作業が一応終了しました。
(なんとまあ、二ヶ月間の格闘でした。正直今はほっとしています。お疲れさま!!)

 なお、昨年の秋パソコンが故障した時に、一部バックアップに至らなかったデータがあって、旧ブログの映像のままになったものもありますが、それ以外のほとんどの画像は格段にきれいになりましたので、過去の記事になりますが、時間がありましたら覗いてみて下さい。
 また、昨年の秋の、10月17日付け・11月7日付けの記事に、新たに動画を張り付けましたので、それもお知らせいたします。

 おかげさまで、私自身この作業を通じて、明石暮らしを始めてから3年半のことを改めて振り返るとともに、これからのブログ「明石通信」についてもいろいろと考えさせられる機会となりました。今後ともよろしくお願いいたします。

 以上、ご報告まで。


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一気に満開、明石の桜

2012-04-13 07:08:45 | 明石風物
4月13日(金)

 明石では、前回の記事を載せた9日の月曜日から突然春爛漫の気温になって、冷たい風に吹かれてじっと我慢していた桜が一斉に咲きほこった感じです。

 そこで、翌10日の火曜日、あわてて咲き具合の観察に出かけました。

  近所の素盞鳴神社。八分咲き
  


   播磨路に俄かに春の来たりけり  弁人


 桜の名所の明石公園を覗いてみようと思っていたのですが、急に思い立って、この日は、明石の西、JR大久保駅から3kmほど北へ入った所にある石ヶ谷公園に行ってみました。
 地元のテレビでは、最近子ども用の遊具が新しく整備されたということでした。KAZU君が喜びそうかどうか、一度下見をしておきたいと思っていましたが、桜もきれいな公園だと聞いて向かいました。

  斜面を利用した大きな滑り台がありました
  

 斜面の向こうに梅園が広がり、明石市立の大きな体育館と桜のきれいな広場があって、その向こうには乗馬クラブの馬場もありました。

  馬上からお花見?
  

  広場を囲むように桜並木が
  

  つぼみもまだあって、七分咲きくらいか
  

  体育館の脇に、梅と桜の二重奏
  


   早春の名残に桜のぬり絵かな  弁人


 翌11日は、低気圧と前線の通過で雨模様の一日でしたが、昨日の12日は天気も回復。ぽかぽか陽気に誘われて、明石で桜と言えばやっぱりここがいちばんの明石公園に行ってみると、数日前の土日はまだ一、二分咲きだったのに、あっという間に満開になっていました。

  まったく、先日までの寒い春がうそのよう
  

  お城のすぐ後ろにある「桜堀」を見下ろして
  

  お花見名所の「剛ノ池」に
 
  
   

  私の指定席は今年も階段上のテラス席
  

  目一杯、春のぬくもりに包み込まれて
  

  すっかり時を忘れます
  


   現つにや瞼の中まで桜色   弁人

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桜だって早く咲きたいのです

2012-04-09 14:48:49 | KAZU君
4月9日(月)

 この土日、東京では桜が満開になったというニュースがさかんに流れていました。でも、こちら東播磨は4月に入っても気温の低い日が続き、明石では、昨日の日曜日の朝も冷え込んで、最低気温は0.2度ということでした。
 その昨日、明石公園をちょっと覗いてみましたが、待ちきれない花見客で賑わってはいたものの、花はまだ二分咲きくらいで、はじけそうなつぼみが冷たい風に吹かれて池の水面に揺れていました。

 一昨日の7日の土曜日も春らしい陽気には恵まれませんでしたが、お天気はけっこう良さそう。「今度、ロープウエイに乗りに行こうね」と言ったのを、ちゃんと覚えているKAZU君と須磨浦公園に行ってみました。

  二、三分咲きの公園の桜をあとにして、約束のロープウエイ

   
 例年なら山肌いっぱいに桜で彩られているのに、青い空がやけに目立って輝いていました。

  鉢伏山上に到着。「今日は海もきれい!」
  

  ロープウエイの次はカーレーターというのに乗って
  

  山上遊園への連絡リフト。ちゃんと一人で乗れます
  

  遊具の頭上の桜は、まだつぼみが膨らみかけたところ
  

  そのかわり、紅梅が満開でした
  


    花冷えも子には無縁の山遊び   弁人


  「おじいちゃんも、いっぱい食べてな」
  

 おいしい空気の中でおなかいっぱいになって、再びロープウエイで下の須磨浦公園に下りて来ました。

  桜よりも、やっぱり滑り台
  


    いざ咲かむ期熟したる花のもと   弁人


 この記事を記している今日、やっとぽかぽか陽気になりました。先ほど買い物に出ましたが、車から目に入る桜の木々、一斉に咲きはじめた感があります。明日はカメラを持って散策に出たいと思います。

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明石もまだ「三寒四温」の季節のままで

2012-04-06 12:04:47 | 身辺雑記
4月6日(金)

 通院先の病院が明石ということもあって、先週末に明石に戻りました。

 全くもって今年の春の寒さは尋常ではありません。あとひと月で「立夏」になってしまうというのに、今日も冷たい西風が吹きつけています。

  部屋を出ると、ようやく咲き始めた紫木蓮
  
 去年の春も寒かったのですが、それでも3月の末には散り始めていたように思います。

 いったい満開の桜を迎えるのはいつごろになるのでしょうか。去年は4月17日に明石公園でお花見をしましたが、今年は、もしかすると20日過ぎの土日あたりになってしまうのかもしれません。

 一昨々日の火曜日の「爆弾低気圧?」も凄かった。朝から無気味な雰囲気で雨と風が吹き荒れていましたが、明石では昼過ぎに過去の台風でも記録しなかった最大瞬間風速35メートルを記録。気象台の観測史上最高を5メートルも上回ったということでした。
 でも幸いに、関西では15時ごろに雨が上がってくれたので、保育園のKAZU君のお迎えには支障がありませんでした。

 そのKAZU君、新年度を迎えて2歳児の「うさぎ組」から3歳児の「クマさん組」へ進級、保育園での生活もすっかりお兄ちゃんじみてきました。

  お部屋は2階へ。上履きも初めてです
  

  荷物も自分で背負います
  
   

 3年後にはランドセルを背負うので、その練習もバッチリの感。ランドセルといえば、「天使の羽」で有名なメーカーは姫路の先のたつの市にあります。ぜひとも工場直売で調達したいと、今からわくわくしています。


    幼な子の背に春の香見つけたり   弁人


 ところで、昨日5日は明石海峡大橋の開通記念日でした。私も63才になりました。

  お祝いのライトアップ
 
  
   
 毎年、この日は30通りほどある全パターンが次々と点灯されるのです。昨年は3月から4月まで震災への哀悼の意と節電のため点灯自体が行われませんでした。一昨年は逗子にいたので、窓越しに眺めるのは2009年以来2回目です。ということで、昨夜はちょっとばかり贅沢な明石の銘酒を味わいました。

  「神鷹特別純米酒」
   


    卯月の宴桜のつぼみも開かむか   弁人


 今年は桜の花が開く前にセンバツ甲子園が終わりました。プロ野球も始まっています。
 この春は、3月半ばから逗子に帰っていたので、「この寒さでは明石にいても球場へ向かう気にはならないだろう」と言い聞かせながら、テレビで観戦ということになっていました。
 振り返ると、やはり1回戦の大阪桐蔭対花巻東の試合でしょうか、浪速のダルビッシュと東北のダルビッシュと言われた二人の投げ合いは迫力がありました。プロ野球の開幕前だったので、高校生離れをした投球がよけいに目立ったのかもしれません。結果は、花巻東の大谷投手が後半にスタミナが切れて差がつきましたが、中盤までの展開は見応え十分。その大谷投手、優勝した大阪桐蔭の藤浪投手の球を見事に捉えて先制ホームランを放ちました。左打席からの鋭いスイングとなかなかのセンス、思わず、センバツの優勝投手から大打者となった、かつての早実の王貞治を思い出してしまいました。
 もう一人、関東一高の中村投手もすばらしかった。ブレのないきれいなフォームは天下一品。全体的に球が高めなのが気になったものの、まだ二年生です。大人の身体になってストレートが低めに集まるようになったらすごい投手になりそうな予感。

 明石に戻ったのは3月末でしたが、大会はもう準々決勝になっていました。31日の土曜日は大荒れの天気で、準々決勝の残り二試合が日曜日になりました。遊び相手のKAZU君が少々風邪気味だということで、さっそくコートの襟を立てて、光星学院と愛工大名電、横浜と関東一高の試合を見に行きました。第一試合は一度逆転された光星が再逆転、第二試合は追いつかれた関東一が突き放すという展開の好試合で、見応え十分の二試合でした。

 決勝戦は大阪と青森の対戦になりましたが、青森の光星学院、実は大半が大阪出身の選手なのです。監督も大阪の桜宮高校の出身で、いわば大阪勢同士の対決の感。気温の低いこともありましたが、足を運ぶ気がちょっと沸き上がってきませんでした。


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