チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

「まだ春? もう夏?」 今年も牡丹の時期に

2017-04-27 22:48:08 | お出かけ・散策
4月27日(木)

 一昨日25日の火曜日。 春の陽気に誘われて、

 上野は東照宮の参道からの
  寛永寺の五重の塔です
  

 ここには
 「ぼたん苑」があります
  

 実は、日曜日にKANA君のママから招待券をいただきまして、そのうち、お天気の良い日に行ってみようと思っていました。

 とはいえ、なんとも急ぎ足で移ろい行く春。そう、昨年の明石滞在の折、かの地で牡丹を楽しんだのも4月20日過ぎでしたし、そんなにいつまでも咲いているわけではありません。
 ということで、上野へ向かったわけですが、考えてみると、ついひと月前のお彼岸の頃はまだひんやりとした風の吹く日もあって、「早く春爛漫の季節にならないかな」と思っていたのに、あっという間に桜の時期が過ぎて、今週末からはゴールデンウイーク。初夏ももう目の前なのです。だいたい、牡丹の花は夏の季語なのですから。


   待ちし春そんなに急いで何処へ行く   弁人


 さて、ここは上野ですが、東照宮といえば、日光の陽明門の修理が終わったとかで、新緑の頃に行ってみようかと思っているところでした。
 「それじゃ、先に上野のお社をお参りしてから」と、

  まずは金色の社殿へ
  

 「ミニ陽明門かな」
  これも色鮮やかな唐門
  

  いよいよ「ぼたん苑」です
  

 日射しが苦手の牡丹。
  日傘と葦簾の下に
  

 色とりどり。
  見事な大輪
  
  
  

 これも牡丹?
  なかなか清楚
  


   日をよけてなほも眩しき大牡丹   弁人


 あでやかな牡丹が並ぶ小径に、どこからか鰻のタレの香りが漂っていました。ぼたん苑を出て東照宮と精養軒の間の露地に入ると、なるほど、鰻の名店「伊豆栄」のお店がありました。

 その建物の前。鮮やかに咲く
  キリシマツツジ
  


   黒塗りの老舗を照らす紅躑躅   弁人


 さてさて、明石はやはり春先の気温が低めだったのでしょう、KAZU君の住まいだったマンションの植え込みのツツジ、明るく彩ってくれるのはゴールデンウイークの頃でした。
 そんなこともあって、躑躅を見るとなんとなく初夏を感じてしまうのですが、実は春の季語なのです。躑躅の仲間のサツキは皐月という文字どおり夏の季語なのに。
 桜の後を彩る牡丹と躑躅。人それぞれの季節感もあり、伝統的な季節感もあり、なかなか味わいがあります。


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二番目の孫のKANA君5才に

2017-04-24 16:57:26 | KAZU君&KANA君と妹君
4月24日(月)

 KANA君が生まれたのは5年前の今日、2012年4月24日でした。
 もう5才です。大正・昭和世代の人の足の長さではありませんが、たってみると短い。
 冗談はともかく、昨日、誕生日の前日の日曜日に、KANA君のおうちで大宮のKAZU君も呼んで「お誕生会」が開かれました。

 KANA君のおうちに着くと、出迎えてくれたのは
  妹のCHUMUちゃん
  

 でも、今日の主人公はもちろん
  KANA君です
   


   願はくは大樹の苗と五才の子   弁人


 「まずは、お目々とお耳。
  KAZU君とひとつずつだね」
  

 クマさんのケーキ、
  CHUMUちゃんも大喜び
  

 いろんなプレゼントがありましたが、メインのいちばん大きなのを開けてみると、木製のレール・トレインセットでした。

 「鉄橋もあるね。
  KAZU君も手伝ってくれる?」
  

  二人とも真剣そのもの
  

  ようやく完成か
  

 二人の様子を眺めていると、ごろごろしていたCHUMUちゃんが私の足許に。

 折り紙やシールが入った
  プレゼントの袋を見せてくれました
  


   それぞれの声サラウンド春の昼   弁人


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KAZU君一家と那須の旅

2017-04-17 17:50:14 | KAZU君
4月17日(月)

 西欧の国では、春にキリストの復活祭「イースター」のお祭りがあるとか。キリスト教徒でないとなじみがありませんが、どうも、春分の日以降最初の満月の日の後の日曜日ということで、今年は昨日の4月16日がその日に当たっているようです。
 イースターの前後は休日になるので、いわば春のゴールデンウイークといったところでしょうか。

 オランダにいるKAZU君のお父さん、わずか数日ですが、その連休を利用して家族に会いたいと思っていたところ、日本への出張という会社の計らいもあって、先週初めから一時帰国しています。
 とはいっても、出張先は明石ですから、毎日大宮の家族の許でということにはなりませんが、今回の帰国が決まった時から「できればみんなで温泉にでも行きたい」という話がありました。
 箱根とか伊豆とか草津とか、どこへ行こうか迷ったのですが、主役はやはり子どもということでしょうか、レジャー施設も豊富な温泉ということで那須ということになりました。

 宿の予約とかの具体的なプランに入ってすぐ、宿の近くのスキー場でなんとも悲惨な高校生の事故が起き心を傷めましたが、予定通りにということにして、ひたすら天候に恵まれることを願っていました。
 実は、2010年のこの時期に北関東以北が大雪に見舞われたという記憶があって、調べたところ、その年の4月17日に那須高原で40㎝以上の降雪という記録がありました。考えてみれば、標高1000メートルを超える所、4月の中旬といえばもう春爛漫の季節だろうなどと軽く考えている場合ではなかったのでした。

 そんな心配をしながら迎えた15日の土曜日。おかげさまで気温も高めで雪の心配はなさそう、お日様もあと二日は出ていてくれそうな予報の中、東京駅から新幹線「なすの」に乗車。大宮駅でKAZU君一家御一行が乗って来ました。

 那須塩原駅でレンタカーを調達。まずは腹ごしらえと、那須高原にある「茶屋卯三郎」という田舎風のお店に。

 和食と言っても、おこわ・きなこあんころ餅・
  煮物等が並びます
  

 「さあ、どこに行こうか」、KAZU君の「サファリパーク!」という声にしたがって、

 近くのサファリパークへ。専用の車に乗り換えて
  中へ入ると、
  

  窓をなめるは、顔をぶつけてくるは、まあ近いこと
  
   
   
    
    

 でも、いちばん緊張したのは
 「虎に肉やり」コーナーでした
  

 豚肉? いや牛肉かなと思いましたが馬肉でした。熊本の馬刺だって結構なお値段ですが、安く入るルートでもあるのでしょうか。


   水温みひときわ美味し桜肉   弁人


 ところで、新幹線の中で、「那須は温泉がメインだよ」と話しておいたのがよかったのか、KAZU君「早く温泉に入りたい」と言うので、ホテルへ向かう途中、「那須らしい湯船に浸かってみようか」と誘って、大人たちが「殺生石」と温泉神社を歩いている間に、

 KAZU君と二人で、名湯「鹿の湯」で
  温泉を満喫
  


   湯けむりや桜を麓に停めたり   弁人


 さて、この日は山のホテルで一泊。KAZU君のお父さん、はたして那須野ヶ原一望の露天風呂でオランダ生活の疲れを少しは癒すことができたかどうか、それはともかく、誰の行いがよかったのでしょうか、翌日の朝目覚めると抜けるような青空が広がっていました。それじゃあと、ホテルからゴンドラが見えていたので、

 残雪いっぱいの茶臼岳へ登る
  ロープウエイに乗りました
  

 さぞかし寒いだろうと思いましたが、
  さほどではありません
   


   山笑ふ準備完了那須連山   弁人


 「雪いっぱいあるのに、これじゃ、
  ジャリジャリで遊べないね」
  

 さて、下山した後、この日の遊び場は
  「どうぶつ王国」です
  
   

 やっぱり餌やりが面白い。
  虎ほど怖くないし
  
   
    

 ラクダと馬にまたがって
  サイコーな気分
  
  


   麗らかに砂漠と馬場の匂ひかな   弁人


 初めから最後まで全部楽しかった那須旅行も終わってしまい、帰るのは寂しいけれど、

 新幹線E5系に乗れるので
  「まあいいか」
  

 明石が故郷のKAZU君、東海道山陽新幹線はお馴染みだし、熊本のおばあちゃんの所へ行く時に何回か九州新幹線も乗りました。でも、大宮に来て以来、北のほうへ出かけることがなかったので、家の窓からやニューシャトルのホームからいつも見ているのに、北陸新幹線のE7系はもちろん、子どもに人気のE5系「はやぶさ」とE6系「こまち」が合体した列車なんぞにも乗ったことがありませんでした。
 今回は乗車時間の短い「なすの」号でしたが、行きは「こまち」と同じE6系、帰りは「はやぶさ」と同じE5系に乗れて大満足の新幹線旅になりました。



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お江戸の桜を満喫-「目黒川」

2017-04-13 23:02:41 | お出かけ・散策
4月13日(木)

 新学期が始まり、我が家にも大人?いや老夫婦だけののんびりとした時間が戻ってきました。

 ゆっくりできる自分の時間、できれば気ままに散歩にでもと思っていたところ、お天気が今一つで家に閉じ籠りがちでしたが、昨日12日はカーテンの脇から朝日が射し込んできて眼を覚ましました。

 やっぱりお花見でしょう。鎌倉の桜はちょうど満開のようですが、どうせなら、まだ足を運んだことがなくて一度行ってみたいと思っていた所へと、前日の悪天候で見頃を過ぎていることを覚悟の上で電車に乗りました。

 頭に浮かんでいたのは目黒川の桜並木です。どうも中目黒付近が見所の中心らしいのですが、いずれ川に沿って歩くことになりそうなので、それなら上流からと、田園都市線の池尻大橋駅へ向かいました。

 駅から歩いてすぐ。
  さあ、スタートです
  

 花びらがかなり舞っていますが、まだまだ
  十分に満開の域
  


   おめかしか川面鏡に咲く桜   弁人


 上流のこの辺りは川幅も狭く提灯も粋で、お花見情緒たっぷりです。まぶしく咲く花の下を少し歩いて行くと山手通りにぶつかります。ここは信号を渡って、また桜並木の道に。
 青空の下、日を浴びて輝く桜も鮮やかですが、両サイド所々にビルがあるので、

 お日様が遮られて翳っている花との
  コントラストも一興
  

 この後、次々と現れる橋を右に行ったり左に行ったり、「けっこう歩いたな」と思っていると、前方に電車が見えました。日比谷線の車輛、ようやく中目黒付近です。

 この辺りから
  川幅が広くなります
  

 東横線の線路をくぐると、まもなく駒沢通り。ここは歩道橋を渡らなければなりません。歩道橋を下りて右岸の道に入りましたが、100mほどで通行止め。仕方なく駒沢通りに戻って左岸の道に。
 ところで、下流へ向かうといっても高低差はそんなにはないようで、

 咲き具合、散り具合に
  変化はありません
  

 橋を渡ろうとすると、
  清掃工場の煙突が見えました
  

 その煙突の
  下の辺りへ
  

 あと2~3日で水面全体がピンクに染まりそうな
  花筏
  


   何急ぐ刻々と春流れ行く   弁人


 ずいぶん歩きました。ようやくたどり着いた目黒通りの信号を渡ると、ちょっと趣を異にした八重桜が咲き始めていましたが、

 その中、枝垂れ桜も
  川の流れを覗き込んでいました
  

 下流のほうに目を遣ると、まだまだ桜並木は続いています。さすがに河口の天王洲は遠過ぎますが、もう少し行ってみようと気合を入れると、再び現れるソメイヨシノの並木。どうも雅叙園の裏らしき所、そこを通り過ぎると、やがて東急目黒線のガードをくぐります。
 ガード脇の橋を渡れば「不動前駅」がありそう。この辺でそろそろかなと橋を渡りかけ、今日の仕上げの一枚をと、

 歩いて来たほうの桜並木を
  カメラに収めましたが、
  

 東急に乗っても、自由が丘で東横線に乗り換えるか目黒駅に一駅戻るかで、少々かったるい。それならもう少し歩こうかと五反田駅まで頑張ってJRで帰って来ました。

 川べりのお花見、はたしてどのくらい歩いたのでしょうか。ジグザグに何回も橋を渡りながら目黒の先の駅までがんばったので、延べ7~8㎞くらいになるのかもしれませんが、そのぶん春の楽しみを十分堪能でき、歩きがいがありました。


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桜も満開の中、雨上がりの大宮を歩く

2017-04-10 16:34:31 | お出かけ・散策
4月10日(月)

 さいたま市の小学校は、もしかすると夏休みが短いのか、春休みが少々長めで今日10日が始業式です。
 その春休みの後半を逗子で過ごしていたKAZU君、一昨日の8日の土曜日に大宮の家に帰りました。ちょうどその日は私も東京へ行く用事があったので、大宮の家まで同行することになりました。
 あいにくこの日は朝から雨がかなり強く降っていましたが、前日から「お昼までには着きたいね」と話していたので、多少濡れても仕方ないかと雨の中駅へ向かいました。

 どうもこの日の雨は南岸沿いのほうに偏っていたようで、多摩川を渡るあたりは雨脚も弱く、上野から北のほうはほとんど降っていませんでした。
 上空はどんよりとした厚い雲に覆われていましたが、車窓からは満開の桜が至るところに見えていました。

 ソメイヨシノについて言えば、やはり湘南より東京のほうが早いのかもしれません。逗子や鎌倉、北鎌倉の桜なんかも、まだ開いていないつぼみが見えていましたから。
 電車が荒川を越えて埼玉に入ってからも、十分に満開の状態の桜が見えていて、そんな光景を前にすると、なんとなく気が急くような心持ちになってしまうのが不思議です。

 そんな気分もあって、KAZU君を送り届けた後、ニューシャトルの最寄り駅とは反対方向の、歩いて30分くらいはかかる東大宮駅のほうに自然と足が向いてしまいました。

 小学校・中学校・保育園・高校と学校が並んでいる所まではソメイヨシノの木がありませんが、そこへ向かう途中に、

 紅白咲分けの
  源平桃が咲いています
  

 高校の近くに来ると、グランドから野球のシートノックの最中でしょうか、威勢のいい掛け声が響いてきます。グランドの向こうの東北本線の引き込み線を渡る橋を上って行くと、

 満開の桜の向こうで
  試合が始まっていました
  

 春の県大会の時期なので、そういう大会かなと思いましたが、どうも練習試合のようでした。とはいえ、野球好きはつい見入ってしまいます。しばし欄干にもたれて10分ほど道草をしてしまいました。


   満開のさくら吸ひ込む打球音   弁人


 跨線橋を渡ると北区から見沼区に入りますが、渡り終えた所の目の前に東大宮親水公園があります。

 ちょうど満開。思わず、
  しばし休憩
  

 色の濃い枝垂れ桜も
  なかなかのコントラストに
  

 すぐ近くにある
  見沼小学校の桜も満開
  

 小学校のすぐ前にも公園があって、ここは桜の前に白木蓮の木が並んでいます。

 モクレンの花はかなり散っていますが、
  白との対比も趣があります
  


   人けなく桜に染まる通学路   弁人


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思いっきりペダルを踏んだ「KAZU君の春休み」

2017-04-09 18:50:04 | KAZU君
4月9日(日)

 3日の日にKANA君と荒川の公園で遊んだKAZU君。久しぶりで自転車を乗り回したのが楽しかったようで、帰りの電車の中で、
「もうちょっと自転車に乗りたかったな。おじいちゃん、逗子にも自転車乗れる公園ある? なかったら、また今日の公園に連れてって」
と、少々困ったことを言い出しました。

 逗子の家に着くと、おばあちゃんのママチャリにまたがって、
「サドル低くしてくれれば乗れるよね。明日はおじいちゃんとサイクリングだね」と意気揚々。

 乗れたとしても所詮大人の自転車。天下の公道を走るのは無謀です。どうしたものかとインターネットで調べ、翌日は京急に乗って北久里浜駅で下り、「根岸交通公園」に行ってみました。

 春爛漫の日和。桜の花のもと
  自転車にまたがりました
  

 ちゃんとした信号機があって、
  踏み切りもあります
  
  

 一時停止で
  左右を確認
  

 ゴーカートにも
  乗りました
  


   春爛漫ペダル漕ぐ子の赤ら顔   弁人


 私は桜を眺めながら日溜まりのベンチに陣取っていましたが、ここ横須賀の小学校はどうも翌日が始業式らしく、「明日から学校か」という溜め息まじりの声や「また同じクラスだといいね」とかけ合う声が耳に入ってきます。
 そんな公園の空気を知ってか知らずか、KAZU君、「楽しかった」を連発しながら家路に就きました。

 その翌日は、近くの桜山公園でお花見をして、夜はおじいちゃんの誕生日のお祝いで盛り上がり、一夜明けた6日。
 天気は下り坂へ向かいつつありましたが、なんとかもう一日持ちそうな気配です。

「また北久里浜へ行きたいな」
「同じ所でもいいんだけど、どうももう一ヶ所自転車に乗れる公園がありそうなんだ。行ってみないとわからないんだけど、行ってみるかい」
と誘って向かったのは「辻堂海浜公園」。

 なかなか広大な敷地の公園で、西のエリアに「交通公園」があります。

 自転車ありました。
 「そこは信号だよ。注意してね」
  

 今までの二ヶ所の公園より長めの周回コース。坂の上り下りもあって爽快なのですが、混雑した時のためでしょうか、一回2週というルールがあって、その都度必ず一回ピットに戻ることになります。
 ところが、コースが長めといっても、2周するのにものの数分もかかりません。そのうえ、この日は学校が始まった日ということもあって、自転車を乗りに来る小学生なんかいるはずもなく事実上乗り放題。そんな中、数分毎に「もう一回、もう一回」と繰り返しても、なかなか時計の針は進んでくれません。

 もちろん、
  ゴーカートもありましたが
  

 こちらの周回コースは短くて、一回1周。やっぱりすぐに戻って来てしまいます。

 これは有料ですが、ペダルを踏むのは同じ
  「スカイサイクル」
  
  

 有料といっても子どもは100円で、一回10分くらいでしょうか、何回か乗っても大した金額にはなりませんし、時計の針を進めるのには格好です。最初は二人で乗りましたが、「3年生以上は一人でも可」ということで、KAZU君一人で5、6回乗りました。

 ほかに、
  こんな遊び場もあって
  

 ここも滑り放題。きっと休日なんかは子どもたちの喚声が響き渡っているのでしょう。


   湘南に春の風舞ひ弾ける子   弁人


 ところで、この日は「びっくり仰天」信じられないようなことがありました。

 KAZU君(緑のシャツ)をはさんで
  3人で遊んでいますが、
  

 向こう側の男の子、なんとアムステルダム日本人学校で7月まで同級生だったお友だちです。
 「KAZU君だよね、どうしてここにいるの?」と声をかけられて、KAZU君もびっくり。
 お母さんのお話では、春休みを利用して一時帰国中とのこと。KAZU君は関西に帰ったと聞いていたので、まさか湘南の公園にいるとは思えず、わが子が「KAZU君みたい」と言っても、初めは信じなかったそうです。

 日本で初めて春休みを過ごすKAZU君。思い出は「自転車に乗れる公園におじいちゃんと行ったな」ということになりそうでしたが、こんな偶然の出会いもその思い出の中に刻まれることになりました。


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靖国神社の桜だけ早い?「KAZU君とお花見」

2017-04-07 15:45:30 | 逗子風物
4月7日(金)

 お花見シーズンたけなわの候ですが、今年は3月の気温が低かったのでしょうか、湘南逗子の桜はまだ満開には至っていません。

 東京の標本木、靖国神社の桜の開花が発表されたのは3月21日。たしかに、その直前のお彼岸の連休はぽかぽか陽気だったとはいえ、逗子近辺の桜はまだ固いつぼみのままでした。

 その後、3月下旬も冷え込んだ日が多かったので、今年のお花見はちょっと遅くなりそうかなと思っていると、4月2日、気象庁から「東京の桜満開」の宣言が出されました。 「本当?」と思いながら、前回の記事のとおり、翌3日の日に荒川の公園に行きましたが、やっぱり、見た目まだ二~三分咲きという感じでした。

 実際に靖国神社へ行って確かめたわけではないので真偽のほどはさておき、あの境内だけ特に気候が温暖ということはありえませんから、つい、標本木がせっかちな性格なのだろうかとか、早くお花見がしたいという庶民のはやる気持ちを察した上でのサービス精神からなのかとか、うがった見方をしたくなってしまいます。
 自然に考えれば、「満開」というのは(ほとんど?)全ての花が開いた状態を言うのだろうと思いますが、それはどうも素人考えなのかもしれません。
 ある人から「七~八分咲きをもって『満開』と呼ぶんだ」と聞き、なるほどとも思いましたが、実は、日本気象協会のHPを覗くと、
「『サクラの満開日』とは、標本木で80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日をいいます」
とあって、「なーんだ、やっぱり我々が字面通り解釈した状態ではなかったんだ」といちおう納得した次第です。

 それはさておき、咲き始めた以上、天気が良ければじっとしていられないのがこの時期の日本人の心情。

 ということで、一昨日の5日、春休みの後半を逗子で過ごしているKAZU君を誘ってお花見に出かけました。

 家からちょっと歩いた所の、
  丘陵の上の高校へ向かう坂道です
  

 数日前は、ちらほら咲いているなという感じでしたが、あっという間に満開に近い、と言うより、気象協会の定義では十分に満開の状態になっていました。
 丘の上に上がれば斜面に沿って階段状に下って行く「桜山公園」があります。

 坂の下ほど満開じゃないけど、
  「さあ、お花見だあ」
  

 実際は、まだ
  つぼみの多い木がほとんどです
  

 昨年は4月6日に地鎮祭を行い、その後明石へ戻る前にここに来たのですが、あの時はもう春風に桜吹雪が舞っていましたから、今年はやはり一週間ほど遅れている感じです。

 公園の斜面は
  ほんのりと淡いピンク色に
  


   いちめんに待ちに待ったりさくら色   弁人


 でも、「やっぱり、ボクは花より
  遊びだな」
  

 斜面の下を覗くと、
  桜咲く緑の芝生
  

 階段を下りると、
  なるほど穏やかな春の世界
  

 「お弁当、トンビに
  さらわれないようにしないとね」
  


   目の前がみなご馳走のピクニック   弁人


 「お花見って、ピクニックと同じっていうことなの?」
 「お外でお弁当食べるのがピクニックだよね」
 「お弁当食べたら帰るの? また上に行って遊んでからにしたいな」
 いろいろおしゃべりした後、階段を上がって

 たくさん遊んでから
  山を下りました。
  

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咲き始めの桜の下で遊ぶ孫二人

2017-04-05 16:22:34 | KAZU君&KANA君と妹君
4月5日(水)

 KAZU君の春休み。埼玉の小学校は来週月曜の10日が始業式とかで少々長めです。
 ただ、楽しそうな長期休業といっても、お母さんはお仕事があるので大宮にいると昼間は学童に行くことになります。

 もちろん学童で過ごすのも大事なのですが、逗子の家に行けば、おじいちゃんやおばあちゃんがどこかへ遊びに連れて行ってくれそうと思うのが子ども心。本当は逗子の家に行きたいところでしたが、3月は二回にわたって5泊もしていることもあって、3月中の春休み前半は大宮で過ごし、4月に入ってすぐの1日の土曜日に逗子にやって来ました。

 日曜日はおばあちゃんと鎌倉へ散歩としゃれ込んだ後の翌3日の月曜日のことです。

 いつも「KANA君に会いたいな。一緒に遊びたいな」と言っているKAZU君。KANA君のパパが仕事の都合をつけてくれて、その願いが叶いました。
 この日はCHUMUちゃんが保育園初登園の日で、CHUMUちゃんとママには会えませんでしたが、保育園の前で待っていると、入園式を終えたパパとKANA君がご登場。

 都電三ノ輪橋駅へ向かい、みんなで
  オレンジの電車に乗りました
  

 町屋駅で下りてお昼ご飯を調達。向かったのは荒川自然公園です。この公園には北のエリアに「交通園」という施設があって、自転車を練習中のKANA君にとっても、ふだん自転車を乗り回せないKAZU君にとっても格好の場所ではないかと思ったのです。
 ということで、咲き始めた桜の下でのお弁当タイムもそそくさと、さっそく自転車にまたがったのでしたが、

 KANA君は
  補助輪付き専用の場所
  

 KAZU君は普通の自転車の
  周回コースへと
  
 やっぱり、4才と8才の二人が仲良く走り回るというのは難しいのです。

 ひとしきりペダルを漕いで楽しんだ後、この公園によく来るKANA君が、「あっちにアスレチックあるから行こうよ」と誘うと、

 二人、走るように
  南側のエリアへ
    

 仲良く、めいっぱい
  遊びました
  
  
  

   
   


   風光り走って登ってぶら下がり   弁人


 でも楽しい時間は瞬く間。気がつけばもう夕方です。

 帰りは、南エリアに近い
  荒川二丁目駅へ
  

 「桜咲いて来たね、
  また遊ぼうね」
   

 都電を下りてお別れする時のKANA君も寂しそうでしたが、「上野・東京からの電車がラッシュで混まないうちに」と急かされたKAZU君も「もっと遊びたかった」と少々ぶつぶつ言いながら上野駅からの電車に乗りました。
 とはいえやはり遊び疲れでしょう、間もなく夢見心地の状態になっていました。


   永き日や家路の子らの不満顔   弁人


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