チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

いよいよ決勝戦、大詰めの甲子園

2010-08-21 08:47:35 | スポーツ観戦等
8月21日(土)

 決勝戦を前に。

 春夏連覇に向けて、沖縄の興南高校がなかなか強い。
 準々決勝の聖光学院戦、3点先行された後の攻撃で、手堅く送りバントで1点を取りに行った作戦、トータルでは勝ちますという自信が見えました。
 準決勝でも、報徳学園に序盤5点先行されてもあわてずに6-5の逆転勝ち。終盤からゲームセットまで、ここぞという場面をストレート勝負で貫いた島袋投手は、かつての松坂投手の姿を彷彿とさせる気合いの投球でした。

 一方の東海大相模。よく決勝まで来たものです。さすが激戦地の神奈川を勝ち抜いた洗練されたチーム。でもエース一二三君の制球が今一つで、特に左バッターの多い報徳学園などと当たったらとても勝ち目はないと思っていました。昨日の準決勝の相手の成田高校も強いチームでしたが、中川投手がやや疲れ気味で、打撃で上回ることができ決勝戦に駒を進めました。もしかしたら組み合わせに恵まれたのかもしれません。

 さて、今日の決勝戦。両エースとも連投で苦しい投球になりそうですが、失点を覚悟して最後に勝利するという点では興南高校に分がありそうな感じです。


 それにしても、ここ数年、甲子園にやって来る観衆が増えました。今夏は5回球場に行きましたが、12日の木曜日と15日の日曜日は、それなりに計算して到着したものの、外野席に入るのがやっとでした。

 というわけで、プロ注目の有原投手擁する広島の広陵高校が聖光学院に0-1で負けた試合も遠くから眺めているだけで、痛恨のワイルドピッチによる振り逃げの場面もよく見えない状態で臨場感なく眺めていました。

 16日はお盆の休み明けだったのでしょうか、3回戦で東海大相模が持ち味どおり1安打完封でスマートに勝った試合はなんとかネット裏で見ることができました。

  プレイボール8時半。試合時間90分の最短試合
  

  聖光学院が履正社を下した試合も好ゲーム
  


 ところで、数年前から球児たちの間で蔓延しているヘンテコな帽子の被り方、つばを強く三角に折り曲げ、おでこの上を極端にへこませて、ちょこんと軽く頭に乗せる被り方です。かっこよさを追い求めるのは若者らしいのかもしれませんが、ひたむきさや爽やかさというものとは反対の雰囲気が感じられて妙に気になっていました。
 高校球児たちは憧れのプロ野球を見る時間がないのでしょうか、ルックスを気にしないわけがないプロ選手でも、あんなみっともない帽子の被り方を目にしたことはありません。
 まあ、風潮というか、一種の流行りなのでしょうが、今年は一見して見苦しいという被り方が少なくなってホッとしました。東海大相模の選手もそうですが、そんなものには関係なく普通に被っているチームがいくつもあり、そういうチームがテレビに登場すると、つい応援したくなってしまいました。


 それにしても、今日の決勝戦はどんな試合になるのでしょう。連日の猛暑の中、二人の投手は相当疲れきっているに違いありませんが、やはり、春を制して連覇がかかっている島袋君の気合がちょっとまさっているのでしょうか。どうも、東海の一二三投手の気持ちの持ち方次第で試合が決まるような気がしてなりません。

 まあ、沖縄県勢初の夏の優勝と春夏連覇も良し、東海大相模の40年ぶりの全国制覇でも良し、結果はどうあれ、できれば接戦で終盤にもつれ込む展開になってほしいとわくわくしています。

 今日はテレビ観戦。横浜高校の渡辺監督の名解説を楽しみにして、冷蔵庫のビールも準備万端、12時30分に茹でる予定の枝豆もキッチンで出番を待っています。


    そろそろか熱さ暑さの締めくくり   弁人



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