チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

「山陽大動脈-列車風景」その5 山電特急で明石へ行こう

2010-08-18 16:27:02 | 鉄道
8月18日(水)

 山陽電鉄と阪神電鉄が相互に乗り入れている「梅田-姫路」間の直通特急。

  山陽電鉄の特急電車
  
 どの電車にも正面に丸くて青いワッペンが付いています。どうも日本列島の絵のようです。

  駅で近くから見ると
  
 東経135°の子午線の図で「明石」を宣伝していました。

 神戸と姫路を結ぶ山陽電鉄の本社は神戸市の長田にあります。沿線には明石のほかにも、神戸はもちろん、風光明媚な須磨や国宝の姫路城など観光地には事欠かないのに、なぜ明石の宣伝なのでしょうか。

 明石観光協会の話では「市から依頼したとか宣伝費を出しているということはありません」とのことです。どうも路線の中央に位置する明石に乗客が集まることが収益増につながるという会社の判断のようなのです。

 ところで、宣伝は特急のワッペンだけではありません。

  時々こんな電車が通ります。
    

  これも駅で間近に拝見
  
 側面に他の特急のワッペンと同じ「時のまち、あかしへ行こう! 阪神・山陽直通特急で!」の文字。子午線のほかに、天文科学館の時計台や星座がイラストになっていました。

 実は、このラッピング電車は一編成だけで、梅田と姫路間を一日5往復しています。
 今のところ日によって運行時間が異なるので、この前、明石駅で小一時間ほど待っていましたが、現れてくれませんでした。インターネットで調べたら、なぁーんだ、運行表が載っていました。

 この電車には、ドアーの脇にも明石紹介のイラストが描かれてます。数えてみたら5種類ありました。

 「時のまち」の絵はもちろん日本標準時の時計塔
 

   「海のまち」は明石海峡大橋
   

     「食のまち」と言えば、鯛とタコと、あとヒラメの絵でしょうか
     

       「歴史のまち」として明石城の櫓
       

         「ロマンのまち」、そう「源氏物語-明石の巻」
         
 

 やはり、市から電鉄会社へお礼をしたほうがよさそうですね。「観光宣伝費」にどのくらいの予算が計上されているのか知りませんが。



    八月の特急電車に明石の香   弁人




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