5月24日(火)
3年前の出雲駅伝で優勝した国学院大学。その冬の2020年の箱根駅伝でも総合3位に入って、かなり注目されるようになったのに、ご多分にもれず、この世界もコロナウイルスの荒波に見舞われ、応援もままならなくなっていました。
その駅伝、今年の戦力がうかがえるかもしれない5月の関東インカレ。今年は3年ぶりの有観客、それも国立競技場ということで観に行かないわけにはまいりません。
先週19日の木曜日が初日で、夕方に10000mのレースがありました。
オリンピックで新装なった国立競技場に
初めて見参
お目当ての2部10000m。
いざ、スタート
国学院、4月からユニフォーム変わりまして戸惑いました。濃い紫なのですが(後日、テレビ画面で確認したところ、上下黒地に上半身上のほう、まだらの赤のグラデーションでした)、夕方の競技場ではほぼ黒っぽく見えて、今までのひと目でわかる黒地に赤のユニフォームに比べると全く目立ちません。
走っているのは、島崎君とキャプテンの中西君。それに立川のハーフで優勝した平林君の3人なんですが、集団がばらけるまでは位置確認が難しく目が疲れます。
今やエース格にのし上がった2年の平林君、さすがです。ケニアの留学生に臆せず終始先頭争い。先頭を日本薬科大のキブリモ君と入れ代わる展開に。
レース中盤、ただ今先頭
その平林君、ラスト一周の鐘が鳴ったところでも先頭をキープしていましたが、他の選手も強い。次々と抜かれ、最後はチームメートの中西君にも抜かれ、
6番目でゴ-ル
結果、中西君が5位、6位に平林君。島崎君は13位でした。それでも、平林君健闘したのです。
自己ベストでしたから
続く1部のレースは、順天堂大学の伊豫田君が勝ちましたが、タイムは28分42秒85で、2部のタイムに比べるとやや低調でした。
そして、中二日ほど空けた22日の最終日。早起きをして朝8時前に駆けつけたのは
絵画館前の周回道路
そう、ハーフマラソンです。8時15分競技場スタート。絵画館前の道路(1000mちょっと)を19周して競技場に戻ります。
5周目。トップ東京国際ムセンビ君。続くは青山学院勢。国学院は3人とも
先頭集団にいます
競技場の一般入場口は北側一ヶ所で、チケットはスマホ内蔵で操作が難しく、メインスタンドまで行くのに時間がけっこうかかりそう。
ということで、10周ちょっとのところで競技場へ。
中に入ると、スクリーンにトップを快走する国学院の3年生
伊地知(いぢち)君
伊地知君は昨年の伊勢駅伝最終8区で区間賞に輝いた選手で、箱根駅伝でも花の2区を走っています。
戻って来ました。2位の駒沢大花尾君に
30mほどの差をつけて
ガッツポーズでゴール。
1時間02分50秒
あとの二人、4年の坂本君は10位で、2年の鶴君が8位入賞を果たしました。
続く1部のレースは、競技場内でのスクリーン観戦となりましたが、
スタート直後から飛び出したのが
日体大の藤本君
そのまま先頭を譲らず、トラックに戻って来て、タイム1時間02分20秒の
大会新記録で優勝
2位は東海大の梅崎君で3位は中央大の山平君。山平君のタイムが02分48秒ということで、ここまでが伊地知君のタイムを上回ったことになりますが、まあ別レースですからね、一緒に走っていたらどうなっていたかはわかりませんので。
とにもかくにも優勝です。2位駒沢大花尾君と3位青学西久保君の中央に立って、
あっぱれ!表彰台
お昼を済ませて、午後の注目は5000m。国学院は2年生二人と1年生一人が予選に出場したものの、決勝に進んだのは2年の山本君一人でした。
結果は残念、惜しくも9位で入賞を逃しましたが、その後に行なわれた1部の決勝が圧巻でした。
スタートから終始先頭に立っていた順天堂大の
オリンピアン三浦君
残り800mで法政大の松永君がスパート。一時は40mほど離れましたが、ラスト一周でギアを入れ換えた三浦君、楽々追い抜いて、
ぶっちぎりで優勝
昨年の東京オリンピック3000m障害で7位入賞。さすがですね。今年まだ3年生ですよ。空席が目立つスタンドでしたが、観る人、皆、思わず「ウオーッ」と割れんばかりのどよめきでしたから。
薫風を裂きて韋駄天駆け抜けり 弁人
3年前の出雲駅伝で優勝した国学院大学。その冬の2020年の箱根駅伝でも総合3位に入って、かなり注目されるようになったのに、ご多分にもれず、この世界もコロナウイルスの荒波に見舞われ、応援もままならなくなっていました。
その駅伝、今年の戦力がうかがえるかもしれない5月の関東インカレ。今年は3年ぶりの有観客、それも国立競技場ということで観に行かないわけにはまいりません。
先週19日の木曜日が初日で、夕方に10000mのレースがありました。
オリンピックで新装なった国立競技場に
初めて見参
お目当ての2部10000m。
いざ、スタート
国学院、4月からユニフォーム変わりまして戸惑いました。濃い紫なのですが(後日、テレビ画面で確認したところ、上下黒地に上半身上のほう、まだらの赤のグラデーションでした)、夕方の競技場ではほぼ黒っぽく見えて、今までのひと目でわかる黒地に赤のユニフォームに比べると全く目立ちません。
走っているのは、島崎君とキャプテンの中西君。それに立川のハーフで優勝した平林君の3人なんですが、集団がばらけるまでは位置確認が難しく目が疲れます。
今やエース格にのし上がった2年の平林君、さすがです。ケニアの留学生に臆せず終始先頭争い。先頭を日本薬科大のキブリモ君と入れ代わる展開に。
レース中盤、ただ今先頭
その平林君、ラスト一周の鐘が鳴ったところでも先頭をキープしていましたが、他の選手も強い。次々と抜かれ、最後はチームメートの中西君にも抜かれ、
6番目でゴ-ル
結果、中西君が5位、6位に平林君。島崎君は13位でした。それでも、平林君健闘したのです。
自己ベストでしたから
続く1部のレースは、順天堂大学の伊豫田君が勝ちましたが、タイムは28分42秒85で、2部のタイムに比べるとやや低調でした。
そして、中二日ほど空けた22日の最終日。早起きをして朝8時前に駆けつけたのは
絵画館前の周回道路
そう、ハーフマラソンです。8時15分競技場スタート。絵画館前の道路(1000mちょっと)を19周して競技場に戻ります。
5周目。トップ東京国際ムセンビ君。続くは青山学院勢。国学院は3人とも
先頭集団にいます
競技場の一般入場口は北側一ヶ所で、チケットはスマホ内蔵で操作が難しく、メインスタンドまで行くのに時間がけっこうかかりそう。
ということで、10周ちょっとのところで競技場へ。
中に入ると、スクリーンにトップを快走する国学院の3年生
伊地知(いぢち)君
伊地知君は昨年の伊勢駅伝最終8区で区間賞に輝いた選手で、箱根駅伝でも花の2区を走っています。
戻って来ました。2位の駒沢大花尾君に
30mほどの差をつけて
ガッツポーズでゴール。
1時間02分50秒
あとの二人、4年の坂本君は10位で、2年の鶴君が8位入賞を果たしました。
続く1部のレースは、競技場内でのスクリーン観戦となりましたが、
スタート直後から飛び出したのが
日体大の藤本君
そのまま先頭を譲らず、トラックに戻って来て、タイム1時間02分20秒の
大会新記録で優勝
2位は東海大の梅崎君で3位は中央大の山平君。山平君のタイムが02分48秒ということで、ここまでが伊地知君のタイムを上回ったことになりますが、まあ別レースですからね、一緒に走っていたらどうなっていたかはわかりませんので。
とにもかくにも優勝です。2位駒沢大花尾君と3位青学西久保君の中央に立って、
あっぱれ!表彰台
お昼を済ませて、午後の注目は5000m。国学院は2年生二人と1年生一人が予選に出場したものの、決勝に進んだのは2年の山本君一人でした。
結果は残念、惜しくも9位で入賞を逃しましたが、その後に行なわれた1部の決勝が圧巻でした。
スタートから終始先頭に立っていた順天堂大の
オリンピアン三浦君
残り800mで法政大の松永君がスパート。一時は40mほど離れましたが、ラスト一周でギアを入れ換えた三浦君、楽々追い抜いて、
ぶっちぎりで優勝
昨年の東京オリンピック3000m障害で7位入賞。さすがですね。今年まだ3年生ですよ。空席が目立つスタンドでしたが、観る人、皆、思わず「ウオーッ」と割れんばかりのどよめきでしたから。
薫風を裂きて韋駄天駆け抜けり 弁人