閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

クレコマ・その1

2018-01-18 22:36:10 | 日々

きょうは暖かいので、皮の薄いコマ吉もお外に出てきた。

 

ちょっと緊張気味か、尻尾がふくらんでます。

 

コマちゃん、畑まで来たのは初めてだね。

 

今年の冬野菜は、種まきと天候のタイミングが合わず、さんざんな出来。
収穫できたものといったら、中途半端なブロッコリが両手に2杯と、アスパラ菜数本だけ。
失敗の少ない大根でさえ、いつまで待っても使えるほどの太さにはならず、このまま花が咲いてしまいそうな気配。
ほとんどあきらめて草もとらずに放置しているため、このへんはあんまり写したくないんですが(笑)

 

コマティキ、わくわく探検隊気分。

 

と、いつのまにかクレ兄ィが!

 

んっ?

 

じーーっと見てる見てる。

(つづく)

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土鍋問題

2018-01-17 15:17:55 | 日々

ここ一週間くらい、「土鍋でごはん」にはまっております。

通販でお買い物をしたら、小さい土鍋がおまけについてきた。
見た目は土鍋というかココットというか、ガスの直火でもオーブンレンジでもOKで、グラタンなども作れて、米なら1合炊けるという。
標準サイズの土鍋はすでにあるし、グラタンはグラタン皿で、ごはんは電気炊飯器で間に合ってるし、こんなのもらってもねえ…と一旦は押し入れにしまったが、お正月に酔猫さんちで大きな土鍋の炊き込み御飯をいただいて、それがすごォく美味しかったので、うちでもいっぺん土鍋で炊いてみようかな、と。

わが家はどちらかといえば和風のおかずが多いけれど、米はそれほど食べない。
いつも夜だけ、1合だけ炊いて、ふたりで食べて余るくらい。
土鍋ごはんは美味しいと話には聞いていたけれど、大きな土鍋では持て余してしまう。
そうか、ミニ土鍋なら1合でも炊けるんだ。
ということで、炊いてみました。
書いてあるとおり、タイマーできっちり計って、湯気が上がってから強火4分、とろ火8分、むらし10分。
どきどきしながらふたをあける。
おお、炊けてる、炊けてる。
そして…
うわ~、美味しいじゃないの。ごはんつぶが甘い! おこげが香ばしい!

子どものころから白いごはんを美味しいと思ったことがなかった。
父親が柔らかいごはんを嫌ったので、ややかために炊くことになっており、おかずをのっけるのは「行儀が悪い」、お汁をかけるのは「噛まないから消化に悪い」、ふりかけや佃煮の類は原則「おかずがなくなってから」と決まっていた。
味のないご飯を口に入れて噛んで飲み込むのはなかなか苦痛である。
厚手のアルミ鍋でガス火で炊いていたから、炊きたてならそれなりに美味しかったんだろうと思う。
ところが、母はそれを夕方早い時間に炊きあげ、そっくり電気保温ジャーに移してしまうのだ。
昔ながらの釜で炊いておひつに移す感覚で、まずごはんを先に炊き、ガスこんろの空いたところでおかずを作りにかかる。
食卓につくときには、ごはんはすっかり保温ジャーの味になっているし、残ったぶんは(必ず残るよう多めに炊くので)そのまま保温されて翌日も出てくるのだった。
まだ電子レンジというものがなかったころ、いつ誰が帰ってきてもあたたかいごはんがある家というのは、恵まれた環境だったと思う。
だけど、子どもの興味はどうしてもおかずのほうに集中してしまい、申し訳ないけど白いごはんのありがたみはさっぱりわからなかった。
結婚したとき、食べたいときに食べるぶんだけ炊けばよくなったのが、なんとも嬉しかった。
少量から炊ける小型の炊飯器、これまで何度買い替えたやら。
そして、こんどは土鍋です。
スイッチひとつでほっといても炊けるというわけにはいかないし、保温機能もないけれど、手間をかけても美味しいなあ、これは。もう炊飯器には戻れなくなるかな。

問題が2つある。
ひとつは、鍋が小さいこと。
白米1合がぎりぎりのミニサイズなので、炊き込みごはんができない。
もう一回り大きいのを買ってもいいんじゃない?とMが言い出した。
う~ん。
かさばって重い土鍋が増えるとなると、収納場所をどうにかせねばならん。
で、もうひとつは、当然ながら、食べ過ぎちゃうことですね。
底にひっついたおこげも美味しいので、お汁をいれて雑炊にしたり、ついつい食べてしまう。
これまで4分の1から3分の1くらいは残って冷凍庫行きになることが多かったのに、ぜんぜん残らない。
じわじわと体重が心配になってまいりました。

ところで、ごはん炊きになくてはならないのがキッチンタイマーです。
前のが壊れたので買い替えたら、1か月ともたずに液晶が薄れて読めなくなった。
タイマー機能自体は壊れてないらしく、時間がくれば「ピピッピピッ」と鳴ることは鳴るけれど、セットした時間も残り時間も確認できないというのは不便だし不安だ。
デジタルの隣に昔ながらのぜんまい式のを売っていたので、こんどはそれを買ってきた。
ぎりぎりっとダイヤルを回すと「チッチッチッチッ」とせわしないカウントが始まる。
制限時間内に正しく解除しないとバクハツする…ような緊迫感がある。
ダイヤルがゼロまで戻ると「ジリリリリン!」とベルが鳴る。
昔の黒電話のベルと、自転車のベルの中間くらいの音だ。
懐かしすぎて、どきっとする。
そうか、ぜんまいって、電池がいらないのね。
電池なしで動いて音まで出る器具というのは、いまや新鮮な驚きである。

 

こちらも電池は入ってません。
バードウォッチング中のコマちゃん。

 

 

 

見るだけ!

 

コマ吉や、外の世界は広いんだよ。

「駒吉」では芸者さんみたいで…とか言ってたけど、結局のところコマキチで落ち着いた模様。
ときどき「コマティキ」「コマテケ」と語尾変化もあり。
昨日はクレ兄ィと初めてちょっとだけ遊びました。

 

 

本日の「いいね!」

「ネコはありのままで完璧だった」

そうでしょう、そうでしょうとも。

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30センチ

2018-01-14 15:28:31 | 日々

すうすう 

 

 

しゅるしゅる  

 

 

縄跳び。

 

 

魔女ツリーことカラスザンショウ。
この日がラストショットになりました。

 

 

たくさん遊んでくれてありがとう。

ちなみに、このカラスザンショウという木、うんと太い幹以外はすべて鋭いトゲにおおわれている。
立っているうちは良いけれど、いったん倒してしまうと、そのあと片付けるのも移動するのも容易ではないので、切らなくてすむ場所ならなるべく切らないことをおすすめします。
タラノキ、ハリギリも同じ。
 

さて、念願の…

クレコマ、ツーショット!
しかし、その30センチの距離が縮まらないんだな。

 

クレは立派な猫になりました。
体重ではまだ半分のフライ級コマ吉。
そしてこのカメラ(るみちゃん)は、クレをばっちり顔認識して、コマ吉はなぜか無視…(笑

 

本日の「いいね!」

BBC記者vs飛び交うキツネザル

ワオ!

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ろれっくす

2018-01-12 21:14:32 | 日々

Tさんによると、コマ吉のおでこのマークは「ロレックス」なんだそうで、

 

ロレックスって、こういうの?

 

ろれっくす?

 

バードウォッチング。

 

獲物に忍び寄る…

 

練習。

練習だけにしといてね。

 

本日の「いいね!」

Adriaen Coenen’s Fish Book (1580)

オランダの老漁師エイドリアン・コーネンが、1577年から3年がかりで海や魚に関するさまざまな事柄を集めて書いた本。
オトナの自由研究。楽しい。

 

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狐と狸

2018-01-11 18:07:56 | 日々

まいごの小さな子狐は…

 

狸の養子になりました(笑)

 

左・狸の母 右・狐の子 

 

しっくりしている。

 

居場所がほぼ一定で、あまりうろうろ動かないきなちゃんは、コマ吉からみれば「安心じるしのホットカーペット」だ。
きななにとっては、コマ吉は気まぐれな移動性湯たんぽのようなもの。
ぜんぜんあてにはならないが、くっつけばあったかいので、拒む理由はない。

 

こんなんなってることもある。

 

少しずつ行動範囲が広がってきたぞ。

 

登頂に成功。

 

本日の「いいね!」
2016年のイベントですが

ダリ能

ダリはダリでも黄泉のダリ。

メイキングはこちら

ダリ能秘話 

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寝るクレ

2018-01-09 18:08:23 | 日々

この春には3歳になるクレ兄ちゃんです。
新入りのコマ吉を特に嫌う様子はなく、ちょこっとあいさつもするけれど、遠慮なく寄ってこられると困ったようにすっと離れる。
クレが小さいときは、さんちゃんに熱心について回り、さんちゃんもそれとなく遊びにつきあってくれたり、見守るような位置にいてくれた。
そのさんちゃんが子猫のときは、こだまじいちゃんに面倒をみてもらった。
コマ吉にはそういう「せんぱいねこ」がいない。
こういうのは偶然のタイミングなのか、性格なのか、それとも猫同士の相性なのか。
ちびさんを見守るには、クレは若すぎ、さんちゃんは年が離れすぎている、ということだろうか。

 

くーすー。

 

えーと、右からクレ、真鈴、さんちゃん(の背中)?
といっても、何がどうなっているのかサッパリわかりませんが(笑

 

全体はこんな感じ。ひとつの椅子に3匹がぎゅうぎゅうです。

 

おいおい、親方のアタマ踏んでるよ!

 

結局クレがひとりじめだ。
ひなたバンザイだ~。

 

本棚の上にのると、どの猫もすごくえらそうに見える。

 

本日の「いいね!」


AEROGROOVE
いいね、っていうか、大変だねこれは。
サンパウロ、ブラジル。

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しゃりしゃり・その2

2018-01-07 10:37:21 | 日々

こおり水玉がたくさん拾えたので、おすそわけです。
要らない? まあまあ遠慮なさらず(笑

 

ハゴロモジャスミン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スイカズラ。

 

あちこちキラキラしているので、どこ見ていいかわからない。

 

ついでにコイツもおすそわけ。

コマ吉や、あんよが冷たかろ?

 

「へいきだよ」

 

本日の「いいね!」(?)


物流にAIを

お正月から耳について離れなくなってしまった大和ハウスのCM。
誰かにうつそうと思ってここに貼っときます。

 

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しゃりしゃり

2018-01-06 23:01:42 | 日々

この冬いちばんの冷え込み。
布団の上に猫3匹(計15kg)乗っていて、なかなか起きられず。

猫どもは、このあいだ買ってきたもこもこのフリース掛布団が大好きだ。
ラズベリーの入ったザッハートルテみたいな色をしている。
わたしはいつもの癖でさっさとカバーをかけてしまったけれど、猫はきっとカバーがないほうがいいのだろう。
それにしても、いまの布団って昔とぜんぜん違うんですね。
中も外もポリエステルで、ふわんふわんで、すごく軽い。
ひろげると、実物大の熊のぬいぐるみが作れそうだ。
わたしは子どものとき、重たい掛布団が好きで、わざわざうちじゅうでいちばん重いのをもらって、毎晩漬け物みたいになって寝ていた。
いつも押し入れの中で冷え切っているぶあつい布団は、あたたまるのに時間がかかったが、肩口がすうすうしたり、裾がめくれたりすることもなく、しっかり包まれているという安心感がよかった。
あんなずっしりした掛布団、もうどこを探してもないだろう。
そういえば、畳も昔と違う、ということも、つい最近知ったばかり。

 

ピラカンサも、しゃりしゃり。

 

やっと色づいてきた金柑も。

 

シオデの実は、落ちないでつるについたまま。

 

ホオノキの実。種子はもう落ちたあと。

 

 

 

オレガノ。

 

車の屋根は雪原になっているし、

 

フロントガラスはウィリアム・モリスの壁紙みたい。

 

こおってる、こおってる。

 

こおり水玉(おまけ付き)発見。

 

 

日があたり始めると、ぱしゃぱしゃ音を立てて溶けていく。


 

本日の「いいね!」

2018年賀はがきの秘密

ほ~ん~と~だ~~

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2018年のごあいさつ

2018-01-04 17:48:10 | 日々

あけましておめでとうございます。
本年も相変わらずの閑猫堂をよろしくお願いいたします。

年が変わって2時間後にはさっそく猫系トラブル(飼い猫あるある)に見舞われ、元旦から大洗濯をした閑猫。
それでも元気で伊達巻とお餅が食べられて、めでたい。
あんず入り黒豆も美味しくできました。
(でもこれはおせちの黒豆じゃないな、ただの煮豆だ)

千両。
仙寥、あるいは仙霊とも書くそうだ。
仙の字がつくと急に薬効がありそうに見える。
中国名は草珊瑚。
赤い実がぜんぶ珊瑚玉なら、たしかに千両はするかも。
(って、円に換算するといくらなの?)


こちらは千両箱みたいにぎっしり入っている干柿。
お隣の酔猫さんの力作。

 

コマ吉は二千両…いやいや、プライスレス。

 

今年も猫や植物や空とたくさん遊びましょう。

 

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