閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

2013-01-15 21:44:45 | 日々

 

雪は降りませんでしたが、薄氷がはっていました。

これは、外に置いてある一輪車(人が乗るのではなーい!)に
たまった雨水がこおったもの。
厚さは昔の窓ガラスくらいかな。
北国では珍しくもないと思いますが、うちでは真冬でも
毎日見られるものではないので。


 

不思議な模様が描いてある。
割ったら、模様のところから薄くはがれた。

 

空の青がうつっています。

 

 

きらっきらだ。
(手が冷たいので、これ以上持っていられません・・)

 

フィー、フィーと、口笛を吹くように鳴き交わす鳥の声がする。
ぱらぱらと木から木へわたってきたのは、イカルではなく、ウソだ。
喉元がピンクのオスと、やや地味なメスと、8~10羽ほどのグループ。
毎年、春先にやってくる。
今年はちょっと早いかな。
桜の木に舞い降り、枝にとまって、ゆっくり食事をしている。



この中に3羽いる・・はず・・だよね、りこちゃん?(笑

 

ぽってりした体型、つやのある羽、太いくちばし。
なんとなく桜文鳥に似ている。

 


桜のつぼみはまだまだ小さいです。 

 

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2013-01-14 22:19:06 | 日々


ちょっと久しぶりの雨で地面がうるおう。
雪だった地方の皆さまは、どうぞ足元に気をつけて!

(画像は本日のではなく、ありあわせです。
雨が降ってる最中はレンズに水玉ついちゃうから駄目~)


 

植物レンズ。きれいに三角。

 

しずく、きらりん。

 

 

隠れているブロッコリーと・・

 

カリフラワー。どちらもまだ小さい。

 

霜柱を写すと「くずきり」に見える謎。

 

これはいつだったかなあ。見事な夕焼けでした。

 

本日のゲスト。

ヤマガラさん、真下から失礼。

 

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練習

2013-01-13 11:51:41 | 日々

巳年にふさわしく長ーい雲が出ました。

 

そして、また羽を拾う。

長さ約60ミリ。
グレイの濃淡、先端にちらっと明るい茶色。
拾った場所は畑。
ヒヨドリかな。
いつも今頃からの季節、白菜やほうれん草の葉先は
ヒヨドリにかじられてぎざぎざになる。

 

 

 

 

 

 同じ1枚の羽でも、写し方によって
ずいぶん変わるものなんだなあと・・

(あ、きょうは、それだけです。すみません)

 

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ある日のマドリ

2013-01-12 11:58:46 | 日々

悩みはありませんが、ときどき疑問はあります。
ボクの影はどうしてカーブしているのだろう、とか・・

 

どうしてまっすぐなのだろう、とか・・

 

どうしてどうしてボクより太っているんだろう、とか。
いや、べつに、気にしてませんけどね。
うーん。なんでかなぁ・・。



そういえば、一時期やたらと食べていたマドリ、
急に太ってエチゼンクラゲになってしまい、
歩くのも「よちよち」という感じだったのですが、
このところやや落ち着き、ふつうの体型に戻りつつあるようです。
(「えー、そうかァ?」とMは言ってる・・)

 

そして、ますます見分けにくくなってきたサバ猫ズ。
左がマドリ、右がすもも。
マドリンはシッポ長い。ちゅもちゃんは短い。

猫嫌いのすもも姉さんに、うまく近づく方法があるらしい。
背中のシッポ側からそーっと接近し、すももが「んっ?」と振り向く寸前に
ぴたっと止まり、脇腹の毛皮しか目に入らないようにする。
すももは、自分のと似たような色柄だし、もふもふあったかいし、
まあいいか、と、またアッチ向いて寝てしまう。
そこから、そろそろと180°回転して落ち着いたのが、上の構図。
顔をつき合わせないのが秘訣のようだ。
家猫の暮らしの知恵。
マドリはノーテンキな奴ですが、こういうことは妙に巧み。




いえいえ。これもひとえにお姉さまがたの
厳しいご指導のタマモノです。なあんて、ね?
(に~んまり)

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1℃

2013-01-11 14:11:04 | 日々


小さい温度計を買ってきて縁側に置いてある。
霜の降りた朝の気温は1℃。
帽子と手袋で出かけましょう。
お外には「クリスタルシュガーのリーフパイ」がいっぱいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

気の早いカレンジュラも、さむさむ。

 

アスパラ菜の花も、しゃりしゃり。

 

もうすぐお日さまがあらわれ、みんなを解凍する。

 

本日のおやつ。

 

 

ほんのり甘いフルーツ茶。おいしくて、あったまります。
昨日のと同じ、漢方スタイリストたまさんの作品。

 

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蝋梅

2013-01-10 15:50:28 | 日々


ロウバイがもう咲き始めている。
半透明な薄黄色の花。
そうか、この木、ロウバイだったんだっけ・・と、
毎年、花を見て気づく。
蝋梅と書くけれど、梅や桜の仲間ではない。
その違いは葉の時期のほうがよくわかる。
寒い中、少しずつ春に近づいていく。

 

レンギョウも、ひとつふたつ。

 

ミツマタも、ちらほらと。
小さい蜂の巣のようなつぼみのかたまりが
外側からひとつずつ開いていき、
しだいにまあるく手毬のようになる。
ほこほこした白と黄は、どことなく和菓子っぽい。

 

シュウメイギクの綿毛、ほわほわ!

 

本日のゲスト。

メジロさん、熟し柿食べ放題に、連日ペアでご来店。

 

メジロの正面顔ってカワイイ。

横顔はけっこうとんがってるんですけどね。

ひと口ふた口食べては、右見て左見て右見て、
またひと口食べては、右見て左見て、いっときもじっとしていない。
2羽のうち右の子のほうがきょろきょろする回数が多く、
左の子はわりと落ち着いて食べていた(ような気が・・)。

この餌台(果物用)にはヒヨドリもよく来るけれど、
ヒヨはメジロより用心深く、すぐ逃げるので写すことができない。

 

本日の「いいね!」

ふたたび、たまさん秘伝の薬膳茶。
お花と葉っぱと実と・・いろいろ入って、優しいお味。

 

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きなこもち

2013-01-09 14:43:06 | きなな日記


きょうはあったかいので、お外で運動をしました。
きななのとくいな、きなこもち体操です。

 

つきたてのおもちを、うにゅーんとのばし・・

 

あっちころがし・・

 

こっちころがし・・

 

あっちころがし・・

 

こっちころがし・・

 

「食べていい?」
「だめー」

 

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羽いろいろ

2013-01-08 16:11:11 | 日々

長さ約25ミリ。
グレイで、先端がレモンイエロー。
いわゆる「羽根」のイメージとはやや違う形だ。
たぶん、アオジ。
これは胸のあたりの羽らしい。

アオジのアオも、アオゲラ同様、ブルーではなく黄緑色のこと。
いわゆる「青い鳥」の青は、日本語では「ルリ」になるらしい。
しかし、アオサギのアオはブルーグレイだし、
真っ黒い馬のこともアオと言ったりするから、日本語は複雑。

 

こちらはフェザーでなくダウンかな。ふわっふわです。
長さ約30ミリ。
ちょっと手を動かした風でも飛んでしまう。

 

 

長さ約30ミリ。軸がしっかりしている。純白で先端がグレイ。
大晦日に拾った白い羽根と、同じ鳥のような気もする。
拾った場所はぜんぜん違う。

霜柱の地面で濡れてくちゃくちゃになっていたので、
だめかなと思いながら、いちおうポケットに入れた。
何時間かたってから思い出し、見てみたら
見違えるようにふんわりきれいになっていたので驚いた。


そして、もうひとつ・・

 

長さ約12ミリ。とても小さい。
先端近くに鮮やかな空色の帯があり、日光にあたると輝いて、
なんともいえず美しいのですが(iridescent)、
これが、構造色っていうのか、どうしても写真にうつらない!
さんざん手こずり、どうにか5割再現できたのが上の画像。

何の鳥かはまったく不明。
日本の鳥とは限らない。
というのも、採集場所が「Mのアトリエ」だからで、
このヒトがまたいろんなものをいろんなところから拾ってくるので・・(笑)




本日のゲスト。

お、ピント合った。
ヤマガラのうしろでシジュウカラ2羽が順番待ち。 
この周囲に少なくともあと4羽はいます。

 

こらこら、きみは招待されてませんよ。

 

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冬の虹

2013-01-07 14:07:01 | 日々


なんとなく、彩雲が出そうな空、というのがある。
出るかなあと思って見ていると、出るのであります。

 

ホオノキの梢が「ほら」と指さす、あのあたりに、うっすらと。

写真にはうつらないが、こういうときは、空全体が
ほんのり虹のような輝きを含んでいて、とてもまぶしい。
もしかしたら、あれも出るんじゃないかなあと思っていると、

 

出ました。
白虹(日暈)ですね。
カメラのせいで暗くなっていますが、晴れた午前中の空。

 

こらこら、、君たち、雲で綱引きなんかしていないで。

 

半欠けお月さんが逃げてくぞ。

 

 

本日のゲスト。

ヤマガラさん。
窓にぶつかってしばらくボーッとしていました。
(そうでないと、動きが速くてなかなか撮れないのです・・)

 

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みのむし

2013-01-06 09:00:33 | 日々


モクレンの枝先に何かぶらさがっている。
まるまった枯れ葉の中から白い綿のようなものがのぞいている。
これは何でしょうか。

 

モクレンの葉かと思ったが、どうも違うようだ。
別の木の葉をくるりと巻いて、クモの糸に似たものでくっつけ、
枝先の一点にしっかりとめてある。
(ひっかかっているのではなく、糸で固定してある)
その中にふんわり綿を詰めてある・・ように見える。

高さは地上2メートルちょっと。
ベンチの上に乗ると写真を撮ることはできる。
中をよく見ることはむずかしい。
誰か住んでいるのかなあ。
ぶらさがり方はミノムシのようだけれど、木の葉一枚だけ、
くるりと巻いただけ、それに綿というのが、あまりミノムシらしない。
ミノムシにしては大きいような気がする。
どなたかご存じの方は教えてください。

 

<追記>

ミノムシではなく、クモ(ジョロウグモ?)の卵嚢ではないか・・
という情報をいただきました。
このふわふわの中に卵が隠してあるのですね。
うわー、春になるのがたのしみ(・・っていうか何ていうか!)

 

こちらはヤナギの枝でみつけたミノムシ。
夏のころ、さんざん葉を食い荒らしていたと思ったら、おやまあ。
こんなところにふたつ、仲良く並んでぶらさがっている。
大きさも形もそっくりだけれど、衣装のディティールに個性がうかがえます。

ミノムシの蓑の中には黒っぽい幼虫が入っている。
ちょうどカタツムリのように、蓑を背負って枝から枝へ移動する。
蓑をぬがして、箱にいれ、こまかく切った色紙や毛糸をあたえると、
幼虫はせっせとそれらをあつめて身にまとい、カラフルな蓑をこしらえる。
そんな遊びを、子どもの頃にした。
ほら、きれいになった!と、よろこぶのは子どもの身勝手で、
ミノムシさんにはいい迷惑だったでしょう。ごめんなさい。

ミノムシは卵からかえると風にのってあちこちへ飛んでいき、
それから7回脱皮して大きくなるそうだ。
ときどき2階のベランダのてすりにちっちゃいのがいるのは、
わざわざのぼったのではなく飛ばされてきてしまったのだろう。
晩秋に葉が落ちる頃、こんなふうに蓑の口をとじて枝にくくりつけ、
そのまま冬を越す。
冬のミノムシはもう動かず、遊び相手にもなってくれない。

(ふと気になってミノムシの英語名を調べてみたら、bagwormというらしい。
袋に入っているのと、蓑を着ているのでは、ずいぶん感じが違う。
蓑は稲わらでこしらえた雨具だが、稲作地帯以外の人は
雨の日に何を着ていたのだろう・・と、あらたな疑問がうまれる)

そういえば、この冬は、テントウ虫がいないのだ。
毎年、晩秋のお天気の良い日に、ナミテントウが何百匹も飛んできて、
窓やドアを閉めておいても隙間からどんどん入り込んでくる。
そして北側の天井の隅などにかたまって寝てしまう。
春になるとそれがまた一斉に目覚め、出口をさがして右往左往する。
多少迷惑といえば迷惑だけれど、とくに害はないし、
年中行事のようなものとしてずっと見慣れていた。

そのナミテントウが、この秋は、1匹も来なかった。
多い年、少ない年はあっても、1匹も来ないのは初めてだ。
いつも同時に見かけるウリハムシ、オオトビサシガメもいない。
こういう虫たちが突然絶滅するような何かが起こったとしたら、
もっと他の生き物や植物にだって変化があらわれているはずだ。
どこか他にもっと良い越冬場所をみつけたのかな。
それならいいけど。




あ、こちらはミノムシではありません。
本日の仲良しにゃんこ。
きなな(左)とマドリ(右)。
このあと、すももさんも入って、ぎゅうぎゅうになって越冬中。


 

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