閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ゲンノショウコ

2012-10-20 17:19:18 | 日々


現之証拠・・と漢字で書くと大げさだ。
日本古来の薬草として知られる。
といっても、うちではお世話になったことはないけれど。
熟した実がはじけたところは、
なんとなくアンティークの燭台のような趣がある。

 

はじける前(左)と、はじけたあと(右)。
下から持ちあがるように開くところが面白い。

 

 

サルスベリが紅葉しはじめていた。

 

 

コスモスの花もそろそろ終わりだね。

 

 

エンジェルトランペットは、これから咲くらしい。

 

 

狂い咲きのプラムの花のひとひらを、
マジシャンがすかさずキャッチ。
(この時期にちらほら咲いてしまっている、ということは、
来年もプラムは採れないのかなあ・・)

 

 

コシオガマ。
以前はあちこちで見かけたのに、だんだん少なくなり、
今年はもうこれ1本きりしかみつからない。

 

 

駐車違反キップ・・ではないよね??
(いちおう、うちの庭ですが)


 

 本日のにゃんこ。

どっちが影だ?

 

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しずく拾い

2012-10-19 21:13:44 | 日々


雨がやんだので、しずく水玉を拾いにでかける。
妖怪「あずきとぎ」の親戚に「くもつり」と「しずくひろい」って、
・・いなかったっけ?

 

トレニアもそろそろ終わり。
こまかい種がたくさん散った。
また来年遊びましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ねむの木。
あまり高木にはならないが、なかなか葉の上面を見ることはできない。
これは前に切った切り株から芽が出てきたもの。
水玉拾うなら、いまがチャンス。

 

 

アシタバの花。

 

ジェット機みたいなヒイラギの葉。

 

 

本日のにゃんこ。

影と落ち葉がいっぱいだねー。

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そらいろ・その2

2012-10-17 22:52:32 | 日々

 

夕焼けの時間帯が夕食の支度と重なりやすく、
ときどき忙しいことになる。
ガスの火を消し、鍋、フライパン、その他に手早くふたをして
(抜け目のない猫におかずをとられないように!)
カメラをつかんでばたばたと走っていく。
間に合うこともあり、間に合わないこともある。
それで何か得をする、というわけではないけれど、
見逃したらもったいなさすぎる。

 

お気に入りの額縁まで、走って10秒。

 

 


水彩・その1。

 

 

水彩・その2。

 

 

 

ある日の、楽しい雲。一列になって行進していく。

 

 

散るのが早い桜の葉。

 

 

 

銀に輝く大きな大きな雲。

 

 

本日のゲスト。

行きたいところがあるらしい。

 

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「もりのプレゼント」

2012-10-16 16:16:05 | お知らせ(新刊)

「もりのプレゼント」ひかりのくにオールリクエスト2012年11月号

新作ではありません。1992年作の再使用。
絵は末崎茂樹さん。
『ちびねずみのひっこし』(教育画劇1989年)でも描いていただきましたが、
自然の風景、とくに「樹木」が素敵。
(上の画像は、タイトルにちなんで「森っぽく」撮ってみようとして
いまひとつ成功していない例・・)

月刊誌のお仕事はだいぶ前からしていません。
内容的に制約が多かったり、締切があったり、ということに、
わたしの頭がついていけなくなったためです。
(締切に間に合わない、のではなく・・年間12冊とにかくきちんと
出さなきゃいけないという世界で、絵本という「製品」のひとつをつくる、
という状況に過剰にストレスを感じるようになったため・・)
少子化の影響で、かつてはたくさんあった月刊保育絵本も
数が減ったのではないかと思いますが、
こうして「忘れたころ」にまた使っていただけるのは嬉しいものです。

 

おーっと、それはタマゴタケじゃない、猛毒のベニテングタケだ!
子うさぎポコの運命やいかに・・。


(これは絵本の文章ではありませんよ~)

 

定期購読の月刊誌なので市販はされていません。
ご入用の方は・・メッセージかメールでこそっとお知らせくださいませ。


 

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そらいろ

2012-10-14 20:46:23 | 日々

<試しにスケッチブックを広げて、そのまま待っていると、
空は静かに静かに降りてきた。
私は、白い紙に空の色がうつるまで、じっと動かないでいた。
それから注意深くスケッチブックを閉じて、空の色をぴったりはさみこんだ。
大きな青い花びらを押し花にするような具合に。>

「青い空」(『風町通信』より)


・・できるんだ、そういうこと、ほんとに(笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風町通信
 
偕成社
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金平糖

2012-10-13 11:39:42 | 日々


毎年、見るたびに、「あ、コンペイトウ」と思うミゾソバの花。
溝蕎麦・・と、漢字で書くと、変ですね、これは(笑

 

花びらの先だけピンクでとても可愛い。

 

シダの類。裏の胞子が透けてみえる。

 

はい、これが裏側。

 

くるくるとねじれながら咲くチヂミザサの花。

 


イヌタデ(いわゆる「赤まんま」)より色が薄く、花つきもまばら。
ハナタデ、というのかな?

 

「♪こぎつねこんこん やまのなか・・」
木琴の音が聞こえてくるような秋の空。

 

本日の・・現場。

猪父さん大活躍。
一夜のうちに大きな穴をあっちにもこっちにも。
(シャベルは、猪が使ったわけではありません。
あとで人が埋め戻すため!)

 

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とりどり

2012-10-12 10:40:54 | 日々

 

萩の花。
ひとつだけだと、ぜんぜん萩らしく見えないなあ。

 

ベニバナノボロギク。
紅花・野・襤褸菊。
下向いているので、まだつぼみかと思うけれど、これが花。
キク科の植物は多い中、色が個性的なので間違えることがない。


 

「♪山には山の愁いあり 海には海の悲しみや・・」と
大昔の歌が口をついて出るのが、われながら不思議。
じつは歌詞はここまでしか知らないのですが。

「あざみの歌」は亡父の好きだった歌。といっても、
自分で歌ったり、レコードを聴いたりしていたわけではなく、
これが好きだと、一度言ったことがあるのを、わたしが記憶しているだけで、
その記憶もいまや非常にあいまいになりつつあり・・。
本物のあざみがどういう花か、父は知らなかったかもしれません。

秋の野には風情のある花だけれど、
このトゲトゲ、チクチクは半端でなく、とても摘むどころではない。
『クマのプーさん』ではロバのイーヨーの好物ということになっている。
本当にロバはこんなものを食べるのでしょうか。
信じられない。

 

アメリカセンダングサ。
じっとこちらを見つめている。
花はかわいい。花のうちは、ね。

 

 

ホトトギス。
この斑点が、鳥のホトトギスの胸の模様に似ているから、と。
昔の人の観察力には感心する。
胸の模様なんて、わたしは図鑑でしか知らない。
ホトトギスは、間近でじっくり眺められるような鳥ではないし、
渡り鳥だから、この花が咲く時期にはとっくに日本にいない。
置きみやげ、としての命名なのだろうか。

 


真っ赤な傘にオレンジ色の柄。
見るからに毒キノコっぽいですが、これが食べられるタマゴタケ。
この色と形で、どうしてタマゴかっていうと・・


 

卵から生まれるからです!(・・笑)

このあたりは山とはいっても暖地なので、
食用にするキノコは意外と少ない。
このタマゴタケと、ムラサキシメジをたまに見るくらい。
地元の人はあまり食べないかも。
焼いて、カボスとお醤油でいただきました。

(真っ赤な傘のキノコには、ベニテングタケという猛毒のもあるので、
見分け方を知らない人は絶対食べてはいけませんよ!)

 

本日のにゃんこ(?)

『ジャムくんのおてつだい』(鈴木まもる絵・偕成社1985年)より。

どうしてこんな古い絵本をひっぱり出してきたかというと、
例の「ケロミン」、なにか記憶にひっかかるものがあると思ったら、
このカエルのパペットだったのです。

これは実際にうちにあったもので、
(あ、この猫もうちのですが、メトロノームは、なかったですよ)
わたしは「カエルのカーミット」だと思っていたのですが、
あらためてこの絵を見ると、ちょっと違うような・・。

もちろん、このカーミット君は、お歌はうたえない子で・・

こういうふうに使うモノだったのね(笑)。

 

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しらたま

2012-10-11 09:50:27 | 日々


水玉の拾いやすい季節の到来。
少したまったので、まとめてupです。

 

 

 

水玉三人兄弟。おかあさんがみています。

 

 

チカラシバの穂。
(あれ? この写真は逆さまかな??)

 

 

 

 

おしろい花も盛りを過ぎた。
いつまでも咲いているけれど、少し寂しい雰囲気になった。

 


地面すれすれの、とても小さい草の中。
あやとりしているような水玉。

 

 

朝いちばんの、きらきらです。

 

 

 

夕方、ピョーと鳴きながらノスリが飛んでいく。

 

 

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いろは

2012-10-10 09:54:57 | 日々

 

ホオノキの大きな落ち葉。
日に透かすとステンドグラス。

 

これもホオノキ。
同じ木から落ちた葉でも、1枚ずつ微妙に色が違う。
灰色のは古いのかな。

 

 

桜。赤くなる葉と・・

 

 

黄色くなる葉。
これは木によって違うらしい。

 

 

草むらで1枚光っているのを遠くからみつけた。

 

 

おっと、マジシャン、その仕掛けには穴があるよ。

 

 

本日のにゃんこ。

うわ! 真鈴ちゃんが、黒タヌキになってる!

 

ああ、茶々さんを追いかけていたのね。
(走るとなぜか全身ふくらんでしまう真鈴ちゃん・・笑)

 

 

うう・・黒タヌキ・・やだっ。

 

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ぴいすけとぷうすけ

2012-10-08 10:44:19 | 日々

 

ある朝、お隣へ行く道。
キンモクセイの花が散る中に、ごろごろと大きな石が。

 

 

これ、持ち上げるのが大変なくらい重い石ですが、
元あった場所から2メートル近く移動して・・

 

ぱかっと割れている!

 

 

こちらはもっと大きい石。約80cm横に移動しております。

じつは、3日に1度は目撃されるこの超常現象(すでに日常現象)
屋外型ポルターガイストか、宇宙人のしわざか
・・ではなくて、猪のお父さん。
力持ちとは聞いているけれど、手も道具も使えない猪が、
どうやって動かしてるの、これ。
その瞬間を、ぜひ一度見てみたいものです。

(だけど、遊びやスポーツでやっているわけではないので、ね。
これだけの労力に見合う食物がとれているんだろうか・・
石の下に、いったい何が??)

 

家の前で。
先日の子どもと同じかな。
中型犬くらいの大きさです。
2匹でかさこそと斜面を走っていきました。

 

最初に見たときは、バクの子だ!と思ってしまいました。
バクの子なんて動物園でも見たことがないのに。


本日のタイトルは、10年ほど前に出した童話の
主役のイノシシきょうだいの名前です。
ちょうどそのあとぐらいから、日本中のあちこちで、
熊、鹿、猪などによる各種トラブルが急速に深刻化し、
こういうものが出てくる話はとっても書きにくくなってしまいました。

ある程度、距離をおいているからこそ、想像の余地もあるので・・
こんなにはっきり「害獣」扱いされるようになってしまってはね。
うーん。残念だ。
かわいいのに。

 

ぴいすけとぷうすけのおはなし
(よみきかせぶっく)
竹下文子・作 土田義晴・絵
あかね書房

(国語教科書にのった「のはらのシーソー」が入っています。
絶版になってしまったので・・読んでみたい方は
中古でお求めくださいませ)

 

私信 >時鳥さん

深夜に「ケロミン」の動画をあれこれみてしまいました。
そうか、使うには両手が必要なんだ・・。
単音しか出せないから、2匹以上いたほうが楽しそうですね。
マトリョミンと混声4部合唱とか、やらせてみたい感じ。

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