閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

えんどう豆の謎

2024-04-28 14:44:48 | 日々

本日の収穫。
スナップえんどう? 絹さや??

 

秋にまいた豆は、嵐で折れたり曲がったりもしながら、何本かは育ち、花が咲いた。と思ったら、ぜんぶ赤紫の花だ。
これまでずっと、スナップえんどうの花は白で、グリンピースの花も白で、赤いのは絹さやの花だと思っていた。絹さやは、うちでは一度も作ったことがない。
種を間違えて買ったのかと、袋をたしかめたら、「つるあり大さやスナック」「肉厚でものすごく甘い」、そして「白花」と、はっきり書いてあるじゃないの。
(「スナック」は「スナップ」と同じもの。商品名の違いだけ)
わざわざ白と書いてあるのに、咲いたのは赤。これ、同じものを買った人は、みんな「あれえ?」と首をかしげているのではないかしら。

 



採れたお豆は、いつものスナップではない。絹さやでもない。さやの色は濃くてつやがあり、やや太っちょの絹さやと、あまりふくらまないスナップの中間というところ。
お味は…ものすごォく甘いとは言い難いけれど、採りたてをすぐ茹でれば、まあ普通に美味しいです。(「普通に」の使い方あってる?)

そういえば昨年も、一昨年も、スナップをまいてもらったはずなのに、そのうち何本かは明らかにグリンピース(さやが食べられない)で、おかしいなあと思ったのだった。
スナップもグリンピースも絹さやも、みんな「えんどう豆」だから、種屋さんで袋詰めするときうっかり他のが混ざっても気づかないかもしれない。
そもそも、畑で花が咲いた時点で、隣の畑の花粉が混ざる可能性だってある。その豆をまけば、予期せぬものができる。
予期せぬものが、ひとつもできないほうが不思議なんじゃないかと、いま気がつきました。
 

カマツカの花。下から。

 

期間限定「なんちゃってガーデン」その1。
毎年生えるものと、勝手に生えるものたち。
ビオラがそろそろ終わりのところを、オキザリスがにぎやかにしてくれている。

 

その2。
根でもよく増えるバビアナ。この一群は種から育ったもの。切り花でも重宝している。

 

その3。
フレンチラベンダー。朝日があたる場所でご機嫌。

 

本日の鳥さん。

朝から日暮れまで、よく鳴くオオルリ。小雨の中でも鳴いていた。

 

どう撮っても逆光になるけど、この角度なら胸の白がわかる。

 

…と、エナガちゃん(遠い! 速い! しかも後ろ向き!・笑)
数羽のグループで来たけど、巣立ちっ子かな。
山桜の枝に若い実がたくさんついている。これからしばらくは、アトリエの屋根にばらばらと実が落ちる音が聞こえる。

***

ところで、しばらく前に巣箱の前で「ちゅん! ちゅん!」と言っていたスズメは、その後ふっつり姿を消し、やめたのかなと思っていたところ、昨日と今日、近くでシジュウカラペアとけんかをしているところを目撃しました。
結局、誰が巣箱を使うことになったのか(使っているのか、いないのか)よくわからない。ややこしいトラブルが発生しなければいいけれど。

ベランダの柵の端っこは、巣箱の取り付けが楽でいいのだが、場所としてはいまいちだった。
ときどき気になって、寝室の出窓からのぞいてしまうんだけど、そうすると鳥と同じ高さで目が合う。鳥さんとしては、人家に近いのはいいが、人間に近いのは好ましくない。なるべく人の頭の上(手が届かない高さ)で巣作りしたいと思うはず。
もうひとつまずい点は、巣作り期間中(7月いっぱい、もしかしたら8月まで)ベランダに布団が干せないということで、これは最初に考えておくべきだったなあ。

 

本日の「いいね!」

Vincent van Gecko

インドの西ガーツ山脈で発見された新種のヤモリに、ゴッホの「星月夜」にちなんだ名前がつけられたというニュース。生物学者、なかなかセンスが良い。
(和名はどうなるの?)

日本語記事はこちら。

新種のヤモリを発見、ゴッホの名画「星月夜」にちなんで命名

コメント
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