閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

漢字ドリルについて

2021-05-16 11:04:17 | Q&A

コウさんからご質問いただきました。

小学生のころに出会って以来ずっとずっとサンゴロウが大好きです。
最近サンゴロウやおてつだいねこを読み返していてふと思い出したのですが、挿絵を描かれている鈴木まもる先生は、もしかして昔漢字ドリルの挿絵も描いていたりしないでしょうか。
記憶に微かに残る優しい絵のタッチが挿絵に描かれる登場人物たちと重なってどうしても気になってしまい……

わあ~、素晴らしい記憶力ですね。
たしかに、むかしむかし「あかねこ漢字スキル」っていう小学校用教材のイラストを頼まれて描いたことがあるそうです。
(わたしはなんとなく見た覚えがあり、本人は記憶がなかったけど、半日くらいして「そういえば描いたね」と)

この会社のドリルは、どういうわけか伝統的に猫のキャラクターと決まっていて、たぶん今でも代替わりして続いていると思いますが…。
日常的に子どもの目にふれるものは、良くも悪くも、柔らかい脳にしみこんであとあとまで残るのだから、小さなカットひとつでも決してオロソカにしてはいけないということですね。
コウさん、ありがとうございました。

(ドリルの見本が残ってないかと探してもらったけど、見つからないようで、もし出てきたらここに画像を貼っておきます)


…と書いた3日後に、おなじくサンゴロウファンの光(ひかり)さんからメッセージいただきました。

私もその漢字ドリルのことを覚えています。
そのドリルのイラストを一目見た瞬間に鈴木まもる先生の絵だと確信し、教室で静かに大興奮していたことを昨日のことのように覚えています。
残念ながら「あかねこ漢字スキル」そのものは残っておらず、かろうじて表紙のイラスト部分のみを切り抜いてファイリングしたものが3点、その教材についていたシールの一部も取ってありましたので、当時のままのものを写真でお送りします。

ということで、なんとなんと、小学生時代のドリルの表紙を、おかあさんになられた現在まで大切にしていてくださったとは! 物持ちの良いことで有名な閑猫もびっくりです。
光さん、ありがとうございます。数年後には、ぜひお子さんたちと一緒に、サンゴロウの世界を楽しんでいただけますように。

では、お言葉に甘えて、その画像を。

 

 

 

最後のが付録のシール。
教材のキャラクターという性格上、輪郭くっきり、色は濃い目にとか、いろいろ注文が多かったのではないかしら。

この絵柄からサンゴロウを連想するのはかなり難易度高いと思いますが…

このへんとか…

 

このあたりとかは…

 

同じだよねえ。

 

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コメント
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