閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

古道具

2020-04-18 22:58:33 | 日々

イブキジャコウソウが元気に咲き出した。今年もこっそりゲリラ的に増やそう。

前回の記事の写真で、糸切ばさみの握りに色糸が巻いてあるのが懐かしいとおっしゃる方があり、現在売られているのは違うということがわかった。
たしか小学校の家庭科でそろえたセットに入っていたものだ。裁ちばさみは買い直したけれど、糸切はそのままだから、かれこれ50年以上は使っていることになる。こういう単純なしくみの道具はめったに壊れないから、失くしさえしなければ、とても長もちする。

調子にのって、もっと古いものはないかしらと、裁縫箱の中を探した結果が、上の写真。
ひょっとしたらわたしが生まれる前からあるかもしれないものたち。
今はめったに見ることのなくなった木の糸巻き。スナップをとめてある台紙も相当に古い。
チョーク(人物印)や縫い糸(駒印)のブランドは、意外と現在も変わらず続いていたりする。

 

メジャーの目盛りは、表がセンチで、裏がインチ。
へらは、何かの骨で出来ているようだ。
この2つは、たぶん母のお下がりでしょう。

そして、ミシンでカタカタ(というほど軽やかではない)こしらえたマスクというのは、

これです。(雑なので、拡大して見ちゃだめよ)
最初に作ったプリーツマスク(上)は、ワイヤーの取り出し口や、フィルターを入れるポケットまでついていて手間がかかり、そのわりにたいしたことがなかったので、2枚目は簡略バージョン(下)に。フィット感はこちらでも十分な気がする。

外科医っぽい立体マスクと、遠目には市販マスクに見える(かもしれない?)白の4本プリーツ。
花柄とか猫柄とか、カワイイのだったら写真うつりも良いし、縫うのも楽しいだろうけど、あいにく需要がありませんので(笑)

わたしはもともとが「在宅ワーク」だし、昔から「そーしゃるディスタンシング」も徹底しているから、マスクは買い物用として2枚もあれば足りる。もうどこへ行ってもマスクをしていない人はほとんどいない。
スーパーのレジにもシールドが設置され、見るからに異常事態だ。必要なものは手に入るけれど、お菓子などぜいたく品は買ってはいけないような雰囲気なので、早々に帰ってきてしまう。「欲しがりません勝つまでは」というスローガンが頭の斜め上のほうにちらちらする。

古いミシンは、古い説明書を見ながら、あちこち開けて油をさしたりしてみたけれど、いっこうにご機嫌は良くならず、ガーゼとゴム紐も在庫が尽きたので、ひとまずここでおしまいです。

 

本日のにゃんズ。

雨の日スペシャル盛り合わせ。
お外遊びの大好きなコマは雨だとしょんぼり。

 

反対側から見たところ。
黒猫2匹は見分けがつきにくいけれど、片手を前にのばして寝るのはさんちゃんだから、そうじゃないほうが真鈴さん。

 

本日の「いいね!」


Yellow Submarine (Buddhist monk cover)

これほど木魚に合う曲はないね。仏様はキョトンとしておられることでしょう。

コメント
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