立冬を過ぎたけれど、まだ紅葉というほどではない。
これからゆっくりと色づいていきます。
木の向うに電柱があるんだけど、全然そうは見えないでしょう?
ノコンギク。この一帯だけ、毎年ひときわ色が濃い。
ほら、こっちの花は白。
桔梗の実。
黒く光る小さい種が詰まっている。
お仕事先の出版社から、書類が送られてきた。
マイナンバー(個人番号)を届け出るようにとのこと。
これで6回目くらいか。
必要事項を記入し、個人番号と本人証明のコピーをつけて返送する。
かかわりのある出版社はけっこう多い。
実際に本を出すなどのお仕事をしているところはそんなに多くない。
ただ、わたしの場合、いくつかの作品が教科書に載っている関係で、
教材やテストの会社から著作権使用料というのが入る。
大半は、年に1000円とか2000円とか。
だけど、そういうのが全部で40社近くあるわけで…
これすべて個別に書類を出さなきゃいけないの?
各社の送ってくる書類の形式がじつにまちまちだ。
コピーを同封するだけでいいものと、切り取って貼るもの、
ホチキスで留めろというのもあれば、ホチキス不可のもある。
テープも不可で糊で貼れとか、コピーの紙はA4に限るとか。
いろいろ違うので、毎回いちおう隅から隅まで読まねばならない。
同じことをするのに、どうして統一フォーマットを作れないのだろう。
こんなのを「表現の自由」にされては困る。
返送用封筒が簡易書留か特定記録郵便になっているため、
ポスト投函できず、郵便局に行って窓口で出さねばならない。
(たまに普通郵便で返送するのもある。それはそれで、
書留じゃなくてもいいのかと不安になったりする)
送料はあちら持ちとはいえ、郵便局は徒歩圏内にない。
バスで行けば往復940円かかる。
幸いにしてうちには車があり、コピー機もあるけれど、
もしなかったら、最寄りのコンビニまでバスで往復1300円!
コピー代1枚50円だっけ?
しかもコピー機にカードを置き忘れるリスクつきで。
Mのと合わせて5通を窓口で出し、帰ってきて郵便受けをみたら、
あらたに2通の書類が届いていた。
出版関係以外に、保険会社などからも来ているし、
これから年末にかけてもっと来るんだろうか。
マイナンバーカードを作ったので、何か便利になるのかと思ったら、
ぜんぜんならない。
コピーをはさみで切って糊で貼るというアナログ作業の繰り返し。
カードを申請し交付してもらうのに2か月以上かかったけど、
有効期間が5年なんて知らなかった。
本格稼働する頃には期限切れになっていそうだから、
もっとあとでもよかった。
あらたに来た書類のひとつには、スマートフォンのアプリでも
申請できます、みたいなことが書いてある。
アプリ、ね。(←やや警戒気味)
じつはわたくしも先月スマートフォンに替えたのですが、
画面が大きくなって、メールも電話もしやすくなった…
というだけで月々の料金が3倍って、なんだかなあ。
曲亭馬琴の本に出てくる熱田神宮の霊薬売りの話を思い出す。
いや、関係ないんだけど、なんとなく。
なぁんとなく、ね。
<追記>
訂正。
有効期間、カード本体は10年で、データが5年、だそうです。
どっちにしてもよくわからない。データって、何のデータ?
「5年たったらどうすればいいんですか」と聞いたら、
役所の窓口の人も先のことは全然わからないようで、
「また連絡が行くと思います」とのことでした。
<さらに追記>
問題は、バス代コピー代がどうのこうのじゃなくてね。
なんか効率の悪い、まわりくどい方法に思えるということです。
書類の行ったり来たりで、郵便局の増収にはなってると思う。
10件目が来た。あー、プリンタのインクがないっ。
ストーブの薪も用意できたぞ。
(さんちゃんが割ったんじゃないけどね)
クレは、大きくなったけど…
まだまだ…
ちいさいよ。
おうち帰ろ。
昼間の青い空はまぶしい。
目に負担をかけないよう、雲の写真は夕方だけに。
本日の「いいね!」
11月14日、70年ぶりのすごいスーパームーンがやってくる
月の出は6時15分、入りは5時19分(東京)だそうです。
お月さまが真上に来るのは…えーと、真夜中ごろ?
(誰か計算してください)
つきが いちばん ちかづく よる | |
竹下 文子・文 植田 真・絵 |
|
岩崎書店 2014年 |