閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ラムネとサイダー

2009-09-26 10:10:50 | 日々
用があって町の土産物屋に立ち寄ったら、
わさびラムネ、カレーラムネ、杏仁ラムネ、
それにトマトサイダーとかいうのが一列に並んでいた。
あ、これが噂の…と思って、じいっと見る。

個人的に、杏仁以外は、名前もデザインも、
飲んでみるのにかなり抵抗がある。
しかも、この店には冷蔵設備が皆無である。
つまり、まったく冷えていない。
お土産に持ち帰るにはそのほうがいいかもしれないが、
冷えていない、乾いた棚のラムネというのは、
残念ながら、ちっとも魅力的に見えない。

ラムネという商品の価値の半分は「冷たいこと」で、
残りの大半を「びん」と「タイミング」が占める。
サイダーとの違いは、ラムネ玉があるかないか、だろうか。
サイダーは家庭の冷蔵庫にも入っていたりするが、
ラムネは外の屋台などで、あけてその場で飲むものだ。
わたしはからから鳴るラムネ玉が気になってしょうがなく、
空きびんを置いて行かねばならないのが心残りだった。
それはラムネが1本10円くらいだった頃の話…。

トマトサイダーはぼんやりと赤い色をしている。
透明と不透明の境目くらいの赤だ。
本当にトマトが入っているのか、
入っていなくて色だけそれらしくつけてあるのか、
どっちにしてもかなり奇妙な飲み物に見える。
トマトジュースを使ったカクテルなどは昔からあるわけで、
よく考えたら別に変ではないのかもしれない。
でも、こういうものを考えて作ったメーカーは
「え? 何これ!」という話題性を狙っているのだから、
やっぱり変だと思うのが正しい反応かもしれない。
(ごちゃごちゃ言ってないで飲んでみれば?
そうね、でも、うーん、冷えてなかったし…)


ところで、時鳥さん。
当県にはワニノボリとカツオノボリがあります。
どちらも烏賊・凧の仲間ではなく、コイノボリの変種のようです。
コメント
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