閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

猫の頭の中(前編)

2007-08-24 10:38:03 | 日々

昨日の「三者面談」の件とか…
先週の「またバス乗り遅れたっ!」の件とか…
いろいろと書きたいことあるんですが、
セキュリティ上の理由から(?…笑)そっち方面のネタが
全面禁止されてしまいましたので、猫ネタでいきます。


こだまは、アルミサッシの引き戸の窓を
器用に開けることのできる猫でした。
たいてい人が見ていないとき。
すきまにツメをかけて「ぐいっ」とやるらしく、
猫穴のない裏の窓などが、よく15センチほど開いていました。
(もちろん閉めない。閉めたら化け猫。っていうか
閉めてあったら誰も気づかないので…)

「窓開け」は、前にいたジャム太という猫も得意で、
人みたいに「がらっ」と大きな音をたてて
「いま帰ったぞー」と偉そうに入ってきました。
前足の力が強いオス猫だからできたのかな。
いまいる4匹の猫たちは誰もできません。

猫どうしで教えたり習ったり、ということはないので、
各猫各様に「開ける」技術を獲得するわけですが、
それにはまず動機(どうしても出たい・入りたい)と、
偶然のきっかけと、応用力プラス経験が必要です。

猫にゴハンをあげるのは台所で、
ここのドアは丸いノブがついています。
お茶々は「これをさわるとここが開く」ということを理解し、
開けたい(=入りたい=ゴハンが欲しい)ときは
後足で立ち、にゅーんと背伸びしてノブにタッチします。
もちろん猫の手ではノブをにぎって回すことができないので、
これは人に対しての「ここ開けてちょうだい」のアピールです。

これを習得したお茶々は、他の部屋に入りたいときも
「ドアの前で伸び伸び~」を応用します。
2階の1室だけ
開ける向きが左右逆で、
はじめは間違えて蝶番側で背伸びしていましたが、
(その状態で開けてもらうと壁とドアにはさまってしまう)
その後、ちゃんとノブ側でやるようになりました。

さて、この方式で実際にドアを開けたのが、
こだまの兄だったのぞみという猫…
(ああ、こういう話はきりがないな。次回につづきます)

コメント
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