レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

休館中。

2023-04-06 13:52:40 | 
 きのうから図書館は蔵書点検のため1週間休館。4月の恒例。年末年始とは違って内部では動いているので、新着図書もはいるし、ポストに返却すれば処理される。
 「マイライブラリー」では現在借りている本・予約本の状況が確認できるのだが、予約していて次が私の番になっていた『鷗外『舞姫』徹底解読』が「回送中」である。取りに行けない状態で「取り置き済」になるのはいやだなあ。休館する前日に市外からの取り寄せ依頼した本が「回送中」になっているのは驚いた。これまでの例では、市外の本の場合、「回送中」という段階なしでいきなり「取り置き済み」になるのが常だったのに?#
 ところでその市外からの本は、そもそもは市内にあった本なのである。予約者がいなくなるのを待っていたのだが、なくなっていた。こういうことはたまにある。市内でまた購入ということもあるのだが。点検して発見されたりすれば嬉しいけど。#
 そういえば(?)『グリム兄弟とアンデルセン』と言う本、文庫版が地元図書館にあって、返却されたら借りようと思っていた、しかしいつまでも戻らない。しびれをきらして単行本のほうを借りて済ませた。ダメな借り手がいるのだろうか。
 
 ふだんよりも貸し出し期間が延びる機会には、持ち歩きに向かない全集本なんて借りるのにいい機会である。
 一般的な世界文学の古典名作集がここの館には5種類ある、中央公論、集英社、河出、筑摩その他。同じようなラインナップでもどれを選ぶか。装丁もポイントの一つ。登場人物紹介や人物相関図があるというのもけっこうありがたい。
 そういえば、清水義範が『主な登場人物』でネタにしていたけど、「主な登場人物」、ミステリー、広くはエンタメには当たりまえのようにあるけど、古典・純文学ではそうでもない、なぜなんだろうか。
 
#13日に付記。
 その本は探したら発見されたそうだ、それはよかった。
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