レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

まぎらわしいタイトル、ヘンなナンバリング

2023-10-04 13:48:22 | 
 
あまり本の話題ではないけど、まえに書いたぶんとのつながりでこのカテにしておく。
 
よしながふみ『大奥』は、いくつかの映画化のほか、NHKで連続ドラマ化されている。目下第2シーズンが放映中。
 私はその番組のナンバーのつけ方に文句を言いたい。
   大奥(新)医療編(11)
と、先日ぶん。
 「新」を入れる場所はまあおいとくとして、
医療編(11)  はないだろう、この (11) は、『大奥』のあとに置くべきだろう!!
 前からそうだった、第1回目が
 
大奥 八代将軍吉宗・水野祐之進編(1)
 
 となっている時にはまだ感じなかったが、その次が
 
大奥 三代将軍家光・万里小路有功編(2)
 
 「2」を置くところが違うだろうが~~~~っ!
と思った。
 
 同じ番組表の中で目についたのが(全く見たことないけど)
 
世界サブカルチャー史3 (19)日本 逆説の60-90s  90年代 第1回
 
 ・・・で、これは結局第何回目なんだろうな。
<A href=シリーズ全体ラインナップ - 世界サブカルチャー史 欲望の系譜 - NHK>「世界サブカルチャー史」</FONT></A>わざわざ宣伝したいわけでもないけど貼っておく。
 
 ↑で見ると、「1」が19回、「2」が4回。「3」の「日本編」は、元来は4回(90分)のものを「Eテレ版」ではそれぞれ3回に分けて全12回ということのようだ。それだと「90年代」の1回目は10回目になりそうなんだが、「19」はなんなんだろう?
 
 本屋のレジに置いてある角川の『ランティエ』で少し読んだことのある、柴田よしきの時代小説のシリーズ。別に宣伝の意図も悪意もないけど。
  • お勝手のあん(2019年12月 ハルキ文庫)
  • あんの青春 春を待つころ お勝手のあん(2020年6月 ハルキ文庫)
  • あんの青春 若葉の季 お勝手のあん(2020年12月 ハルキ文庫)
  • あんのまごころ お勝手のあん(2021年6月 ハルキ文庫)
  • あんの夢 お勝手のあん(2021年12月 ハルキ文庫)
  • あんの信じるもの お勝手のあん(2022年6月 ハルキ文庫)
  • あんの明日 お勝手のあん(2022年12月 ハルキ文庫)
  • あんとほうき星 お勝手のあん(2023年6月 ハルキ文庫)
 主人公の名前は「おやす」で、「あん」ではない。ウィキペディアによると、『赤毛のアン』を意識したかもという部分はあるらしい。まあそれをおいといても、このタイトル、2巻目と3巻目、なんとかしろ~~!と言いたくなる紛らわしさ。
 まあ、完結したあとならば全体の構造が見えるけど、続けられるかどうかわからん状態で題をつけるならば迷いもあるだろうとは思うけどな。
 
 タイトルとナンバーついでにもっと言えば、
 
『映像の世紀』は、これまでは「第〇集」と番号がついていたが、「バタフライエフェクト」にはそれがない。ディスクに入れておく際に私は勝手に1,2,とつけていたのだが、「スぺシャル」が出てきたのでそれをどうしたものか迷いが生じた。結局いまはNoはつけるのをやめている。
 『美の壺』、ふだんは番号があるけど時々ある「スペシャル」だとそれがないのもちょっと不都合である。
 
 なつかしの『炎の蜃気楼』は、5巻と6巻の間の『最愛のあなたへ』はナンバーでなく「断章」とついていて、でもストーリーのうえでは外せない内容なのであとから思えばけっこう不適切だった。「5.5巻」とも称した。
 ほかにも番外の巻があるし、本編はいちおう40巻で終わったが実際にはそれより数冊多い。
 
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